広州のベーカリーで依頼のあった、天使のリング。コピー作りに手を染めてしまいました。反省。
ベーカリーは開店から5年も経つと、売上が下がってきます。特に個人でベーカリーを開業した場合、アイデアが底を突き、商品も売り場も陳腐化してしまうことが多々あります。パン屋は現場に入りきりで、外が見えず、得る情報も少なくなり、季節の変化さえ感じなくなる。これで売上が伸びるはずありません。
経営者は外へ出て、同業他社(者)を良く観察することが大切です。同じ材料で良くここまで創り上げると、驚嘆する商品にも出会えるかも知れません。ただ、商売は味、品質だけで売上が決まるわけではありません。真っ黒に焦がしたコーヒー豆で、焦げ臭いコーヒーを入れ、たっぷりのミルクで割らなければ飲めないコーヒーを提供する、そんなカフェが店舗拡大していた時期もありました。コーヒーの命はその香りですから。
しかし、個人のベーカリーでは味とサービス、これで長くお付き合いしていただけるお客様を毎日迎える。ここに個人ベーカリーが存在する意味があり、さらに美味しいコーヒーが提供できれば鬼に金棒?
様は毎日の反省と改善、それに清掃。工場と売り場の清掃、磨き込みが出来ていないベーカリーが多いことに驚きます。
これまで、売り場の磨き込みだけで売上改善できた事例が多々あります。