クロワッサン、美味しいクロワッサンが無い、そこで美味しいクロワッサンを作ってしまいました。
実はこのクロワッサン配合・製法は、フランスで始めて食べたクロワッサンが余りにも美味しくて忘れられない味になっていました。フランスでの勤務中にこの味を再現しようと配合・製法をテストし、確立した物です。国産バターでも生産量の少ないあるメーカーのバターが不可欠です。
クロワッサンは本来リーンな生地とその生地に合うバターの選択。
口溶けの良い、シュワシュワと口の中で溶けるクロワッサン。
やっと撮影から開放され、久しぶりに完全休養日となりました。全く異なる業界、テレビドラマの制作に携わり楽しませていただき感謝いたしております。
次の大きな仕事は、中国でのベーカリー開店が７，８月に１店ずつあります。そのため７月初旬より１ヶ月半中国に滞在します。その間、既存店の商品入れ替えと商品構成及び売り場の改善にも携わる予定で、恐らく休み無く仕事に追われることになりそうです。
中国ではまだフランスパンが受け入れられていません。日本の昭和３０年代、バゲットがベーカリー店頭に現れた頃と同じ状況です。今売れる商品で商品構成の中心を占めることは当然ですが、今後の商品も提案し、何時でも店頭に出せるよう商品の幅を広げておきたいと考えています。
この１ヶ月、テレビ朝日水曜２１時、刑事ドラマ、新警視庁捜査１課９係の撮影に携わって参りました。池上の店、他のクライアントの店を訪れ、この２ヶ月休みも無く、撮影にも、ロケにも携わり疲れ切っていました。
しかし本日、女優 羽田 美智子さんの素顔に接しました。本当に爽やか、細やかな気使い、本物の笑顔を身近に感じ、女優としては勿論、人としての素晴らしさを実感しました。本当に癒されました。
撮影現場で、笑顔。撮影に携わる私、数時間、主演 渡瀬恒彦さんへのパン作り指導を待ち、撮影シーンのリハーサル、本番を繰り返す撮影現場、見かねた羽田さんが私に声を掛けてくださいました。お疲れでないですか？椅子をお持ちしましょうか。
女優、羽田 美智子さんから、こんな言葉を頂きました。
撮影中何度と無くすれ違い、その度に笑顔で会釈してくださる羽田さん、あらためてファンに成らざるを得ません。
桐生でのロケ、大泉学園 東映撮影所での撮影、全く異なる業界で楽しませていただきました。
東映テレビプロ、東京美工の皆様、本当に有難うございました。
クロワッサン
美味しいクロワッサンが無い。特に有名店に美味しいクロワッサンが無い。卵を配合したり、マーガリンを折り込んだり。マーガリンは融点が高く、口の中で溶けず上顎に張り付き、口の中が油でコーティングされてしまう。
配合は簡潔に
小麦粉１
小麦粉２
イースト
塩
砂糖
脱脂粉乳
バター
水
折込バター
配合は簡潔、折込バターの質と量、これがクロワッサンの全てを決定します。
バターの銘柄（国産）で口溶け、風味が決まります。
口の中で、シュワシュワと溶けるクロワッサン、作りませんか。
配合・マニュアルはお問い合わせください。