goo blog サービス終了のお知らせ 

~ならしのの風に乗って~

二人三脚で綴る夫婦の気ままな日記

エーリッヒ・クライバーさんの「英雄」

2012-09-22 07:28:25 | 音楽
私(おじさん)の音楽日記です。

先日FM放送の「名演奏ライブラリー」という番組で、エーリッヒ・クライバーさんの特集をやりました。

エーリッヒ・クライバーさんは私の大好きなカルロス・クライバーさんのお父さんです。
とても興味のある大指揮者ですので、早速録音をしました。


私が以前書いたようにエーリッヒ・クライバーさんの「田園」は名盤の誉れ高いもので、私も「運命」とカップリングされたCDを持っています。

その他、エーリッヒ・クライバーさんが指揮した演奏としては、やはりFM放送から録音したベートーベンの交響曲第3番「英雄」と第7番をアムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団の演奏で持っています。

いずれの演奏も素晴らしいものだったので、今回録音した演奏も楽しみでした。

そして、このウィーン・フィルの「英雄」の演奏がなかなか良かったのです。

ベートーヴェン : 交響曲 第3番 変ホ長調 作品55 「英雄」
ベートーヴェン/交響曲第3番変ホ長調 作品55「英雄」
  指揮 :エーリッヒ・クライバー
  管弦楽:アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
  録音 :1950年5月


ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
ベートーヴェン/交響曲第3番変ホ長調 作品55「英雄」
  指揮 :エーリッヒ・クライバー
  管弦楽:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
  録音 :1953年4月?


コンセルトヘボウ盤は1950年に、またウィーン・フィル盤は1953年に録音されたものです。

録音が新しいせいでしょうか、ウィーン・フィルの演奏は音がずっとクリアです。
演奏もきびきびしているように聴こえます。


例えてみると、
コンセルトヘボウ盤は蒸気機関車が猛スピードで駆け抜けていく感じ。
ウィーン・フィル盤はディーゼル特急が駆け抜けていく感じと言ったらいいでしょうか。
共に1950年代のモノーラル録音ですので、少し古い列車で例えてみました。。(笑)

特急に例えましたが、エーリッヒ・クライバーさんの指揮は結構速いです。
特にコンセルトヘボウ盤は速いです。
録音が少し悪い割りには、すごく力強く聴こえます。

私はこのコンセルトヘボウ盤が好きでよく聴いていましたが、今回のウィーン・フィル盤もなかなかいいのです。
どちらの演奏も気に入りました。

これから何回も聴いていきたい演奏です!


それから話は変わりますが、息子のカルロス・クライバーさんは「英雄」を録音してくれませんでした。

このお父さんの演奏を聴くと、なんで「英雄」を録音してくれなかったんだと残念でなりません。

特に残してほしかった録音はこの「英雄」と「ブラ1」。
いまさら言っても仕方ないのですが。。

お父さんの「英雄」が良かっただけに残念です!
 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。