私(おじさん)の音楽日記です。
今日、話題にするハンス・クナッパーツブッシュさんは、ワーグナーを指揮するために生まれた来たような指揮者と言われていて、その演奏記録は21世紀に残したい遺産と言われるくらい、名演奏が残っています。
以前、ウィーン・フィルとの名演集(こちら)の紹介をしました。
これは私が大好きなCDです。
ただ、今日紹介する「タンホイザー」序曲が収録されているハンス・クナッパーツブッシュさんの『ワーグナー管弦楽曲集』ⅠとⅡは、今までレコードもCDも持っていなかったのです。
評判がいい演奏だったので、ずっと欲しいなと思っていました。
時々、価格が高い設定で出ていた(記憶がある)のですが、廉価盤になってから買おうとその時は買わなかったのです。
結局、なかなか廉価盤として出なかったので、欲しいと思っていても購入しないまま何十年?も過ぎてしまいました。
ところが、先日(先月末です)、子供、孫たちが遊びに来て、ららぽーとへ行った時、”TOWER RECORD”で見つけたのです。
1枚1200円で。。。
どうも、タワーレコードの企画で作られたCDのようです。
嬉しくて、即、ⅠとⅡの2枚とも購入しました。
ワーグナー:管弦楽曲集Ⅰ
1.ワーグナー/楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲
2.ワーグナー/歌劇「タンホイザー」序曲
3.ワーグナー/楽劇「トリスタンとイゾルデ」前奏曲と愛の死
4.ワーグナー/楽劇「パルジファル」第1幕への前奏曲
指揮:ハンス・クナッパーツブッシュ
管弦楽:ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1962年11月
家で早速聴きました。
まず、1曲目の「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕前奏曲です。
おお!いいです。
私の一番好みのスピードで始まり、中盤まできました。
ところが後半どんどんテンポが落ちて行ったのです。
これには、”ん!これはどうだろう”という感じを起こさせました。
続いて「タンホイザー」序曲です。
これもいいテンポで進んでいたのですが、後半、ものすごく遅くなりました。
感じとしては、「マイスタージンガー」以上の遅さです。
じっくり進めるオットー・クレンペラーさんの演奏が好きな私ですが(こちら)、クレンペラーさんよりも、もっともっと、ものすごく遅いという感じがしました。
この遅さはついて行けない人も多いだろうなあ・・。
でも、この2曲を聴いただけでも、重厚な情感がみなぎる、すごい世界だと感じることが出来ます。
「クナ」好きには、たまらない世界でしょう。
(クナッパーツブッシュは、ドイツや日本で、「クナ」の愛称で親しまれています)
確かに私も、最初にこの演奏を聴いてワーグナーの管弦楽曲を好きになったら、もうこの世界から逃れられなかっただろうと・・・
そんなにすごい演奏です。
個人的には、ものすごく遅く感じても、もともとじっくりした演奏が好きなので、聴き込めばたまらなくなるのかも。。。
ということで、
結構速いテンポの演奏から、ものすごく遅いテンポの演奏まで、いろいろな「タンホイザー」序曲が揃ってきました。
ワーグナー、特に「タンホイザー」序曲が好きな私には、いろいろ比較しながら聴くのも楽しくなりそうです。
また、私の中で”ワーグナー・ブーム”になりそうかな・・・
(追記 2014年11月23日))
11月23日掲載の『ワーグナー:管弦楽曲集Ⅱ』で演奏時間を記載しました。
参考として、この記事に関連した演奏時間も追記しました。
◎楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲
【1】オットー・クレンペラー 10:53
【2】ハンス・クナッパーツブッシュ 10:48
【3】ヘルベルト・フォン・カラヤン 9:31
調べてみてビックリしました。
クナッパーツブッシュさんもクレンペラーさんもほとんど同じ演奏時間なんですね。
でも、後半から遅くなった感じは否めません。
◎歌劇「タンホイザー」序曲
【1】オットー・クレンペラー 14:39
【2】ハンス・クナッパーツブッシュ 16:04
今日、話題にするハンス・クナッパーツブッシュさんは、ワーグナーを指揮するために生まれた来たような指揮者と言われていて、その演奏記録は21世紀に残したい遺産と言われるくらい、名演奏が残っています。
以前、ウィーン・フィルとの名演集(こちら)の紹介をしました。
これは私が大好きなCDです。
ただ、今日紹介する「タンホイザー」序曲が収録されているハンス・クナッパーツブッシュさんの『ワーグナー管弦楽曲集』ⅠとⅡは、今までレコードもCDも持っていなかったのです。
評判がいい演奏だったので、ずっと欲しいなと思っていました。
時々、価格が高い設定で出ていた(記憶がある)のですが、廉価盤になってから買おうとその時は買わなかったのです。
結局、なかなか廉価盤として出なかったので、欲しいと思っていても購入しないまま何十年?も過ぎてしまいました。
ところが、先日(先月末です)、子供、孫たちが遊びに来て、ららぽーとへ行った時、”TOWER RECORD”で見つけたのです。
1枚1200円で。。。
どうも、タワーレコードの企画で作られたCDのようです。
嬉しくて、即、ⅠとⅡの2枚とも購入しました。
ワーグナー:管弦楽曲集Ⅰ
1.ワーグナー/楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲
2.ワーグナー/歌劇「タンホイザー」序曲
3.ワーグナー/楽劇「トリスタンとイゾルデ」前奏曲と愛の死
4.ワーグナー/楽劇「パルジファル」第1幕への前奏曲
指揮:ハンス・クナッパーツブッシュ
管弦楽:ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1962年11月
家で早速聴きました。
まず、1曲目の「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕前奏曲です。
おお!いいです。
私の一番好みのスピードで始まり、中盤まできました。
ところが後半どんどんテンポが落ちて行ったのです。
これには、”ん!これはどうだろう”という感じを起こさせました。
続いて「タンホイザー」序曲です。
これもいいテンポで進んでいたのですが、後半、ものすごく遅くなりました。
感じとしては、「マイスタージンガー」以上の遅さです。
じっくり進めるオットー・クレンペラーさんの演奏が好きな私ですが(こちら)、クレンペラーさんよりも、もっともっと、ものすごく遅いという感じがしました。
この遅さはついて行けない人も多いだろうなあ・・。
でも、この2曲を聴いただけでも、重厚な情感がみなぎる、すごい世界だと感じることが出来ます。
「クナ」好きには、たまらない世界でしょう。
(クナッパーツブッシュは、ドイツや日本で、「クナ」の愛称で親しまれています)
確かに私も、最初にこの演奏を聴いてワーグナーの管弦楽曲を好きになったら、もうこの世界から逃れられなかっただろうと・・・
そんなにすごい演奏です。
個人的には、ものすごく遅く感じても、もともとじっくりした演奏が好きなので、聴き込めばたまらなくなるのかも。。。
ということで、
結構速いテンポの演奏から、ものすごく遅いテンポの演奏まで、いろいろな「タンホイザー」序曲が揃ってきました。
ワーグナー、特に「タンホイザー」序曲が好きな私には、いろいろ比較しながら聴くのも楽しくなりそうです。
また、私の中で”ワーグナー・ブーム”になりそうかな・・・
(追記 2014年11月23日))
11月23日掲載の『ワーグナー:管弦楽曲集Ⅱ』で演奏時間を記載しました。
参考として、この記事に関連した演奏時間も追記しました。
◎楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲
【1】オットー・クレンペラー 10:53
【2】ハンス・クナッパーツブッシュ 10:48
【3】ヘルベルト・フォン・カラヤン 9:31
調べてみてビックリしました。
クナッパーツブッシュさんもクレンペラーさんもほとんど同じ演奏時間なんですね。
でも、後半から遅くなった感じは否めません。
◎歌劇「タンホイザー」序曲
【1】オットー・クレンペラー 14:39
【2】ハンス・クナッパーツブッシュ 16:04