~ならしのの風に乗って~

二人三脚で綴る夫婦の気ままな日記

娘に聞かれて知ったエルガーの素敵な曲「ニムロッド」?

2011-05-21 07:29:36 | 音楽
私(おじさん)の音楽日記です。

今日も『のだめカンタービレ』最終楽章からの音楽を紹介します。

この映画をテレビから録画してよく観ているのですが、
娘が「前編」のある場面で「お父さん、この曲なんて曲? ヨーロッパ編でも出てきているよ。私この曲大好き!」と聞いてきたのです。

確かに素敵なメロディですが、私はこの曲を知らなかったのです。
オリジナルかな?と思ったのですが、それにしては出来がいいのです。
「じゃー調べておくよ」とその場を切り抜けて調べてみました。

このメロディ。
最終楽章の「前編」では、ルー・マルレ・オーケストラのオーボエ奏者の子供が千秋にお父さんも仕事をしながら物凄く練習しているよと言い、団員が皆それぞれ陰で練習している姿が映される場面から(いい場面ですよね!涙が滲んできます)、千秋とのだめがベンチで”ムジクス”や”カントル”などの話している場面で流れます。
また、ヨーロッパ編では、千秋のコンクール本選での演奏後から、第1位だった結果発表の場面で流れます。

 
何ていう曲なのかを調べてみると、何とエルガーの曲だと言うのです。

私はそれは無いだろうと更に調べました。
私のエルガーのイメージは、行進曲「威風堂々」そして「チェロ協奏曲」から、何か勇ましい堂々とした曲調、それからチェロ協奏曲の方は何か気難しい曲に感じていたのです。

でも確かにエルガーの曲らしい。。
曲名は「エニグマ変奏曲」op36より第9変奏「ニムロッド」ということが分かったのです。
そう言われると確かにエルガーには「愛の挨拶」というロマンチックな曲もありますね。
「威風堂々」だって綺麗な曲ですよね。(失礼しました!)

でもメロディを確かめなくてはいけません。
Web上の音楽ショップの”試聴”では短すぎてよく分かりませんでした。

それで、まさか自分の音楽ライブラリーには無いだろうと思いながら、
データベースを検索してみたところ、何とこの曲が検索されたのです。


 (1)シベリウス 交響詩「大洋の女神」op73
 (2)シベリウス ヴァイオリン協奏曲ニ短調op47
 (3)ストラヴィンスキー バレエ音楽「火の鳥」(1910年版)
 (4)エルガー  変奏曲「なぞ」から 第9変奏「ニムロッド」
       独奏:庄司紗矢香(vn)
       指揮:コリン・デイヴィス
       演奏:ロンドン交響楽団


コリン・デイヴィスさんの2004年3月9日の演奏会のアンコールで演奏していたのです。

私は、以前この演奏会の庄司紗矢香さんの「シベリウス ヴァイオリン協奏曲」の演奏を紹介していました。
そうなのです。庄司さんの演奏は良く聴いていたのです。

そして、最後のアンコール曲は「ああいい曲だな」ぐらいにしか認識していなかったのです。




『のだめカンタービレ』で映像付きのBGMとして聴くとこんなに素敵な曲だったんだとビックリです。

 
エニグマとは、「謎」「なぞなぞ」「パズル」を意味する言葉だそうです。
そして、『エニグマ変奏曲』(『謎の変奏曲』)op36は、エドワード・エルガーが作曲したオーケストラのための変奏曲です。

私の音楽ライブラリには、この変奏曲のうち第9変奏「ニムロッド」しかないのですが、娘に聞かれたエルガーのこの曲はなかなか素敵な曲でした。

色々素敵な曲を教えてくれる『のだめカンタービレ』。本当にいいですね。
そして娘にも感謝かな?


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