私(おじさん)の美術日記です。
私は西洋画では”印象派”の絵画が好きです。
今回のフランス旅行では美術館めぐりも楽しみでした。
今日は、エドゥアール・マネの「笛を吹く少年」を、思い出と共に紹介したいと思います。
エドゥアール・マネは”印象派”の先駆けといえる画家です。
そして、エドゥアール・マネといえば、最も有名な絵が「草上の昼食」そして「オランピア」あたりになるでしょうか。
でも、私の思い出と重なる有名な絵は「笛を吹く少年」なのです。
ここに挙げた絵画はいずれもパリのオルセー美術館に所蔵されています。
今回の旅行でもオルセー美術館は絶対に行く計画をしていて、これらの絵に会えることを楽しみにしていました。
でも、結果的には「草上の昼食」と「オランピア」は観ることが出来たのですが、「笛を吹く少年」は何故か観ることができなかったのです。
残念でした。。
この「笛を吹く少年」は、エドゥアール・マネが1866年にフランス近衛軍鼓笛隊の少年を描いたとされる絵です。
マネが賞賛していたというディエゴ・ベラスケスの背景のない人物画に触発されて描いた作品で、平坦で奥行きを感じさせない技法は日本の浮世絵の影響が強いといわれています。
この技法だと完全に人物に焦点が当たります。
影もないですよね。確かに浮世絵みたいです。
何故この絵に強く惹かれるかというと。。
私が大学に入って最初に帰省した時、亡父に初めてパチンコに連れて行ってもらい、少し玉が出て気分が良かったのか、その後スナックに連れて行ってもらったのです。
そのスナックの店名が”ピッコロ”といい、店内の壁に、このマネの「笛を吹く少年」の絵が描かれていたのです。
もちろんお酒は飲みませんでしたが、親父と初めてスナックに行ったことと、そのスナックに描かれていた絵がすごく印象に残ったのです。
それ以来、この絵を見るとその時のことを思い出します。
また、これをきっかけに、マネのこの絵が収録されている安価な美術全集の一冊を買いました。
お金がなかったので、980円という安価なものでしたが、結構ハードカバーのしっかりした全集でした。
その後、他の画家を少しずつ買い集めたのです。(収集途中で値上がりしましたが。。)
今でも、その全集は実家に置いてあります。
今回の旅行で観ることは出来なくて残念だったのですが、マネの「笛を吹く少年」は私にとって思い出深い大切な名画です。
私は西洋画では”印象派”の絵画が好きです。
今回のフランス旅行では美術館めぐりも楽しみでした。
今日は、エドゥアール・マネの「笛を吹く少年」を、思い出と共に紹介したいと思います。
エドゥアール・マネは”印象派”の先駆けといえる画家です。
そして、エドゥアール・マネといえば、最も有名な絵が「草上の昼食」そして「オランピア」あたりになるでしょうか。
でも、私の思い出と重なる有名な絵は「笛を吹く少年」なのです。
ここに挙げた絵画はいずれもパリのオルセー美術館に所蔵されています。
今回の旅行でもオルセー美術館は絶対に行く計画をしていて、これらの絵に会えることを楽しみにしていました。
でも、結果的には「草上の昼食」と「オランピア」は観ることが出来たのですが、「笛を吹く少年」は何故か観ることができなかったのです。
残念でした。。
この「笛を吹く少年」は、エドゥアール・マネが1866年にフランス近衛軍鼓笛隊の少年を描いたとされる絵です。
マネが賞賛していたというディエゴ・ベラスケスの背景のない人物画に触発されて描いた作品で、平坦で奥行きを感じさせない技法は日本の浮世絵の影響が強いといわれています。
この技法だと完全に人物に焦点が当たります。
影もないですよね。確かに浮世絵みたいです。
何故この絵に強く惹かれるかというと。。
私が大学に入って最初に帰省した時、亡父に初めてパチンコに連れて行ってもらい、少し玉が出て気分が良かったのか、その後スナックに連れて行ってもらったのです。
そのスナックの店名が”ピッコロ”といい、店内の壁に、このマネの「笛を吹く少年」の絵が描かれていたのです。
もちろんお酒は飲みませんでしたが、親父と初めてスナックに行ったことと、そのスナックに描かれていた絵がすごく印象に残ったのです。
それ以来、この絵を見るとその時のことを思い出します。
また、これをきっかけに、マネのこの絵が収録されている安価な美術全集の一冊を買いました。
お金がなかったので、980円という安価なものでしたが、結構ハードカバーのしっかりした全集でした。
その後、他の画家を少しずつ買い集めたのです。(収集途中で値上がりしましたが。。)
今でも、その全集は実家に置いてあります。
今回の旅行で観ることは出来なくて残念だったのですが、マネの「笛を吹く少年」は私にとって思い出深い大切な名画です。