私(おじさん)の音楽日記です。
先週、セルジュ・チェリビダッケのさんの”思い出のシンフォニー”を紹介しました。
今週は、”思い出のシンフォニー”の第1回目に放送されたヘルベルト・フォン・カラヤンさんとベルリン・フィルが初来日して演奏したベートーヴェンの交響曲第5番ハ短調op.67「運命」を紹介したいと思います。
番組のタイトルが
『カラヤン ベルリン・フィル
衝撃の初来日』
というものです。
ベートーヴェン/交響曲第5番ハ短調op.67「運命」
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
管弦楽:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
収録:1957年11月3日
会場:旧 NHKホール
カラヤンさんとベルリン・フィルがそろって来日したのは1957年ということですから、もちろん映像はモノクロです。
音声もモノラルと思いきや、なんとステレオで録音されていました。
すごいです。
しかも、左右の音声が最新の技術でクリアにされています。
もちろんテレビ録画の音声はモノラルです。
番組では、冒頭をステレオ音声で、そして、第一楽章の提示部の繰り返し部分をテレビのモノラル音声で、その後は再びステレオ音声で放送しました。
ですから、音を比較できます。
出だしのステレオ音声を聴いたとき、もちろん音質はひどいなと思いました。
繰り返し部分のテレビ録画のモノラル音声は昔懐かしいテレビの音、こもったようなもっとひどい音質でした。
で、ステレオの音声に戻ると、それがすごくいい音に聴こえます。
音質をクリアにする技術が”こんなにすごいんだ”ということがわかります。
最初は、何で全曲通してステレオ音声で放送してくれないのだと残念に思ったのですが、こんな比較はなかなかできません。
しばらく聴いていたら、このように放送してくれて却ってよかったと思うようになりました。
それから、ライブ映像については、出だしの部分のフィルムがどうしても見つからなかったということで、静止画像で放送していました。
これは仕方ないですね。
さて、この来日演奏はDVDで販売されています。
そのDVDの商品説明を見ると、どうもDVDでも冒頭の繰り返し部分はモノラル音声のようです。
わざとモノラル音声にしたのではなかったようです。
それから、映像については放送のときと同じようです。
番組では、この「運命」の後に、リヒャルト・シュトラウスの交響詩「ドン・ファン」の演奏が放送されました。
その演奏も面白かった!
私が子供の頃、友達も皆クラシック音楽にほとんど興味を持っていない人たちばかりでしたが、それでも皆”ヘルベルト・フォン・カラヤン”さんの名前だけは知っていました。
そのカラヤンさんが来日して本場物のクラシック音楽を聴かせたのですから、番組のタイトル通り、衝撃だったことは確かですね。
画質も音質もあまりよくないのですが、この番組を録画出来て本当によかったと思う、私の”お宝ビデオ”です。
先週、セルジュ・チェリビダッケのさんの”思い出のシンフォニー”を紹介しました。
今週は、”思い出のシンフォニー”の第1回目に放送されたヘルベルト・フォン・カラヤンさんとベルリン・フィルが初来日して演奏したベートーヴェンの交響曲第5番ハ短調op.67「運命」を紹介したいと思います。
番組のタイトルが
『カラヤン ベルリン・フィル
衝撃の初来日』
というものです。
ベートーヴェン/交響曲第5番ハ短調op.67「運命」
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
管弦楽:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
収録:1957年11月3日
会場:旧 NHKホール
カラヤンさんとベルリン・フィルがそろって来日したのは1957年ということですから、もちろん映像はモノクロです。
音声もモノラルと思いきや、なんとステレオで録音されていました。
すごいです。
しかも、左右の音声が最新の技術でクリアにされています。
もちろんテレビ録画の音声はモノラルです。
番組では、冒頭をステレオ音声で、そして、第一楽章の提示部の繰り返し部分をテレビのモノラル音声で、その後は再びステレオ音声で放送しました。
ですから、音を比較できます。
出だしのステレオ音声を聴いたとき、もちろん音質はひどいなと思いました。
繰り返し部分のテレビ録画のモノラル音声は昔懐かしいテレビの音、こもったようなもっとひどい音質でした。
で、ステレオの音声に戻ると、それがすごくいい音に聴こえます。
音質をクリアにする技術が”こんなにすごいんだ”ということがわかります。
最初は、何で全曲通してステレオ音声で放送してくれないのだと残念に思ったのですが、こんな比較はなかなかできません。
しばらく聴いていたら、このように放送してくれて却ってよかったと思うようになりました。
それから、ライブ映像については、出だしの部分のフィルムがどうしても見つからなかったということで、静止画像で放送していました。
これは仕方ないですね。
さて、この来日演奏はDVDで販売されています。
そのDVDの商品説明を見ると、どうもDVDでも冒頭の繰り返し部分はモノラル音声のようです。
わざとモノラル音声にしたのではなかったようです。
それから、映像については放送のときと同じようです。
番組では、この「運命」の後に、リヒャルト・シュトラウスの交響詩「ドン・ファン」の演奏が放送されました。
その演奏も面白かった!
私が子供の頃、友達も皆クラシック音楽にほとんど興味を持っていない人たちばかりでしたが、それでも皆”ヘルベルト・フォン・カラヤン”さんの名前だけは知っていました。
そのカラヤンさんが来日して本場物のクラシック音楽を聴かせたのですから、番組のタイトル通り、衝撃だったことは確かですね。
画質も音質もあまりよくないのですが、この番組を録画出来て本当によかったと思う、私の”お宝ビデオ”です。