fernhaven rd.

狭いベランダで育てているバラのこと、一緒に暮らす猫のこと、トールペイントのことなどなんてことない毎日を書いていきます。

Googleホームにかけてもらったアレサ.フランクリンのスカイラーク

2019-11-29 21:21:52 | Music
東京の娘宅に行ったときは、PCが使えないのでGoogleホームに音楽をかけてもらいます。

「OKグーグル、アレサフランクリンをかけて。」と言うと「プレイリストからアレサ.フランクリンをかけます。」とおかしなイントネーションで言った後に

次から次へと音楽をかけてくれます。

その中に素敵な曲があると「OKグーグル、この曲は何て言う曲?」と聞くと、流れている曲を中断して「これは○○です。」と教えてくれるのでありがたいです。

そんな時に見つけたこの曲『スカイラーク』

希望と絶望が混ざり合ったような不思議な、とても心惹かれる曲です。

それ以来大好きになり、家に帰ってからYouTubeでよく聴くようになりました。


Aretha Franklin-Skylark



アレサ.フランクリンの深く心を写し出すような声が、心地よくもあり孤独な気持ちにもなります。

誰が作った曲なんだろうか?

こう言う時は、ネットが本当に便利です。

『〈スカイラーク〉(Skylark) は、ジョニー・マーサーが作詞し、ホーギー・カーマイケルが作曲して1941年に発表された、アメリカ合衆国のポピュラー楽曲』(Wikipedia)だそうです。

もう少し調べて見ましたら

ジョニー.マーサーと言う人は、今世紀最大の作詞家、と言われている方だそうで

マーサーは30歳の時に当時18歳だったジュディ.ガーランドと恋に落ちます。

その時マーサーはすでに結婚していて、ジュディ.ガーランドは、〈オズの魔法使い〉で大人気になったこれから羽ばたこうとしている女優さん、

と言う事で周囲は誰もが反対。

もちろん世間も許すはずがなく、二人にとってはずいぶん苦しい恋だったようです。

一度は別れるものの再び仲が戻り、を繰り返した、と書いてありました。

Skylark
Have you anything to say to me?
Won't you tell me where my love can be?
Is there a meadow in the mist
Where someone's waiting to be kissed?


Skylark
Have you seen a valley green with spring?
Where my heart can go a journeying
Over the shadows and the rain
To a blossom covered lane


And in your lonely flight
Haven't you heard the music in the night?
Wonderful music, faint as a will o' the wisp
Crazy as a loon, sad as a gypsy serenading the moon


Oh skylark
I don't know if you can find these things
But my heart is riding on your wings
So if you see them anywhere
Won't you lead me there?


Oh skylark
I don't know if you can find these things
But my heart is riding on your wings
So if you see them anywhere
Won't you lead me there?

雲雀よ

僕に何か言いたいことがあるの?

僕の恋がどこにあるのか教えてくれないか

誰かが霧の中の草原で口づけを待っているのかな


雲雀よ

春に谷間の緑を見たことがあるかい?

僕の心はどこかに旅に出る

影そして雨の向こう

小さな花に覆われた小道まで


一人淋しく飛ぶ間に

夜に調べを聴いたことはあるかい?

それは素晴らしい調べ

かすかな鬼火のような

水鳥のように狂おしい、

月夜のジプシーの音楽みたいに哀しいんだ


雲雀よ

君がそれ見つけたのかどうか分からない

でも、僕の心は君の翼に乗っているんだよ

だからどうか

僕をそこに一緒に連れて行ってくれないか




意訳してみました、詩になっていませんが(スミマセン)とても美しい歌詞ですね。

この曲もですが、ジュディ.ガーランドを思っていくつも歌詞を書いたそうです。

そう思うとさらに胸に迫ってきますね。


さて、この前、娘宅に行ったときにこの曲をかけてもらおうと

「OKグーグル、アレサ.フランクリンのスカイラークをかけて。」と言ってみたのですが

「申し訳ありません、何をおっしゃっているのか分かりません。」と言われてしまいました、それも何度も。

そうか、発音がダメなのか、、と思ってラークのLとRをことさら強調してLは舌を上顎に付けてRは舌を巻いて発音して再び言ってみました。

そうしたら、やっとかけてくれたことはくれたのですが

「アレサ.フランクリンのスカイルラークですね。」と何故かスカイではなくスカイルと言いながら、かけてくれたのでした

それも何度言っても、スカイルと彼女は言うんですよ、そうGoogleホームは、女性の声なのでsheです。


この曲は、元々ジャズのスタンダードナンバーと言う事で、エラ.フィッツジェラルドなども歌っていますが、私はやっぱりアレサ.フランクリンのスカイラークが好きです。

(リンダ.ロンシュタットも歌っています。)

Ella Fitzgerald - Skylark


Linda Ronstadt : Skylark


この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 歯医者の検診は断った、今日... | トップ | お嫁さんへの誕生日プレゼン... »
最新の画像もっと見る