太陽の塔の胎内にそびえ立つ大迫力の「生命の樹」。原生生物から哺乳類まで、生命の進化の過程をたどる33種292体の生物模型が取り付けられた独創的な樹です。
太陽の塔には、塔の頂部には金色に輝き未来を象徴する「黄金の顔」、現在を象徴する正面の「太陽の顔」、過去を象徴する背面の「黒い太陽」、神々の森の呪術師と言われる地下の「地底の太陽」の4つの顔があります。「地底の太陽」は、大阪万博閉幕後に行方不明になったものの巨大な太陽の仮面を復元したものです。
1970年に大阪で開催された日本万国博覧会のシンボルゾーンに「人類の進歩と調和」を表現するテーマ館の一部として建てられました。高さ約70mの「太陽の塔」。両腕を広げてそびえる斬新な像は、圧倒的迫力と存在感!大阪万博の際、芸術家・岡本太郎がパビリオンとしてデザインしたもので、当初は取り壊される予定でしたが、1975年に恒久保存が決まりました。