F.F.Art Gallery

FF釣行記&出張先での旅行記&グルメ情報を中心に発信しています。

銀杏の葉

2011年10月29日 17時55分51秒 | 海外

これは はるばると東洋から
わたしの庭に移された木の葉です
この葉には 賢者の心をよろこばせる
ふかい意味がふくまれています

これは もともと一枚の葉が
裂かれて二枚になったのでしょうか
それとも 二枚の葉が相手を見つけて
一枚になったのでしょうか

こうした問いに答えられる
ほんとうの意味がどうやらわかってきました
わたしの歌を読んであなたはお気づきになりませんか
わたしも一枚でありながら 
あなたとむすばれた二枚の葉であることが

『ゲーテ詩集』(井上正蔵訳、旺文社文庫、1968年)より


1815年作、『西東詩集』の「ズライカの書」に含まれる詩。
「ズライカの書」はズライカ(マリアンネ)とハーテム(ゲーテ)
の相聞歌の形式をとってふたりの恋愛を歌ったもの。
ゲーテは二枚の葉が割れて一枚につながっている銀杏の
葉を男女の愛の象徴とみて、ハイデルベルクの古城の庭
にあった一枚の銀杏の葉をマリアンネに贈った。

GOETHE HAUS


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

皿鉢料理

2011年10月02日 08時44分41秒 | 国内

皿鉢料理は、約40cmぐらいの大きな皿や鉢にいろいろ
な料理を盛りつけた一種のバイキング料理。起源は180
~190年前といわれ、当時は上流武士社会の料理であ
ったが、明治維新後急速に庶民の間に普及した。
皿鉢料理の基本的な献立は刺身、タタキ、寿し(サバの
姿寿し)、組み物の4種類で、これに、祝い事のときは
鯛の生け作りが付く習慣となっている。

「♪土佐の高知のはりまや橋で,坊さんかんざし買うを見た」
とよさこい節のフレーズにもなり,純信とお馬の恋物語でも
知られているはりまや橋。江戸時代に,堀川を挟んで商売を
行っていた「播磨屋」と「櫃屋」が,両者の往来のため私設
の橋を架けたことが「はりまや橋」の由来といわれています。
その後,何度か橋は架けかえられ,堀川も埋め立てられまし
たが,現在は,はりまや橋公園として整備され,川のせせら
ぎを再現。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする