上野東照宮のぼたん苑は、江戸の風情を今に残す回遊式牡丹庭苑。1月から2月にかけて、約40種・200株の冬牡丹のほかに、寒牡丹、ロウバイ、満作、早咲きの梅、フクジュソウなどが苑内を彩ります。牡丹には二期咲き(早春と初冬)の性質を持つ品種があり、冬咲きのものが寒牡丹と呼ばれています。寒牡丹にお正月の縁起花として技術を駆使して開花させた200株の冬牡丹が咲いています。霜よけの藁囲いに包まれて咲く冬の牡丹を、ゆっくりとご鑑賞ください。
コーヒー界のアップルともいわれているアメリカ・カリフォルニア州生まれの「ブルーボトルコーヒー」。ブルーボトルコーヒー初の関西店舗「ブルーボトルコーヒー 京都カフェ (BLUE BOTTLE COFFEE KYOTO)」は、スキーマ建築計画の長坂常氏とブルーボトルコーヒー両者により、築100年を超える京町家に新たな価値が加えられ、開放感を味わえる魅力的な空間に仕上がっています。
南禅寺参道に面した料庭八千代は、小川治兵衛のお庭を眺めながら南禅寺名物湯豆腐や京料理を楽しみいただける空間。京都・湯豆腐が有名な南禅寺。八千代は安土桃山時代に御所に出入りを許された魚問屋として始まりました。天正十六年(1588年)豊臣秀吉の頃、京都・聚楽第にあって盛宴をはるとき、ご用命を受けたと旧記に残っております。その頃より料亭としても、のれんをかかげ皆様に愛されておりました。第二次大戦の折り店を移す事となり、戦後まもなく先祖の家業を上田秋成、小川治兵衛ゆかりの南禅寺でと料亭と料理旅館を営むようになり、現在も京都の粋を守り続けています。
2019年の干支である「亥」は日本では猪ですが中国では「豚」だそうです。中国でイノシシは「野猪」「山猪」、「猪」は日本語ではイノシシですが、中国語ではブタを意味するそうです。中国から干支が伝わった当時は、日本では「豚」は馴染みがなかったため「猪」に変えたとも言われています。
中国には昔から「生在蘇州、穿在杭州、食在広州、死在柳州」ということわざがある。これは「子どもの生まれるのを喜び盛大なお祝いを行う蘇州で生を受け、杭州の上質な絹織物を身にまとい、広州の美味しい食事を食べ、柳州の豊かな材木によって作られた棺に入って死ぬという生き方が中国人にとって最高の人生である」と言う意味である。この中でも広東省・広州市について触れている、「食在広州=食は広州に在り」という言葉は一度は耳にしたことのある言葉ではないだろうか。しかし、これは単に、広州の食事が中国の中で最も美味しいという意味ではなく、広東人の食へ対する強い執着を表している。
コザは沖縄本島中部に位置する沖縄市中心地のこと。沖縄ミュージックシーンを牽引する「音楽の街」、そして沖縄伝統の「エイサーの街」として愛される沖縄市は、1974年にコザ市と美里村が合併してできました。現在でも市の中心地が「コザ」の愛称で呼ばれているのは、かつての名残からなのだとか。