F.F.Art Gallery

FF釣行記&出張先での旅行記&グルメ情報を中心に発信しています。

サクラマス

2006年04月22日 18時54分05秒 | 釣り

冬の間にふ化した稚魚は1年間、河川で過ごす。成長のよかった一部の雄は川に残り(河川残留型)、そのほかのものは海に下る(降海型)。河川残留型はヤマメと呼ばれ大きくならない※。海に下ったサクラマスはサケほど大きな回遊はせず、日本近海にとどまる。海でひと冬越した後、春に川に遡上し、秋に産卵する。産卵はふつうペアで行なわれるが、河川残留型の雄は、海で大きく成長した降海型のペアに割り込んで精子をかける。産卵後も生き残るものがいる。寿命は4~5年と考えられている。
※このほか陸封型もヤマメと呼ばれる。陸封型は高水温やダムなど物理的な理由により降海できず、一生を湖や河川で過ごすものをさす。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする