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Peace of Mind を求めて…

悲しいことがあっても、必ず新しい朝は来るのですよね

明日は映画撮影現場へ!!

2006-08-26 23:32:23 | 映画・テレビ

ある日、いつものように月刊「おかやま」の映画情報ページを熟読していたときのこと、『岡山で撮る!「安井祥二の映画制作日記』という小さな記事を発見!

それによると、岡山市出身の安井祥二さん(1982年生まれ)という方が、地元の岡山でこの夏、「海の上、屋上より下」という映画を制作すること、撮影場所に安井さんの母校、岡山理科大学付属高校を使うこと等が書かれていました。そして、只今、スタッフ&キャスト&何かしら協力者募集中」との文字が…

小学校の卒業文集に「将来の夢は映画監督」と書いて以来、映画の仕事にあこがれ続けている娘S…。NHKの朝の連続ドラマ「オードリー」で映画撮影現場に興味をもつようになったのがきっかけです。

実際の映画撮影現場に立ち会えるかもしれない!! これはまたとないチャンス!!…と察知した母(私です)は、さっそく厚かましくも安井さんに、「見学させてもらえませんか。何かお手伝いします」とメールを送ったのでした。

これに対して安井さんから「見学は全然かまいませんよ、娘さん、エキストラ出演してみませんか?」とのお返事をいただき、いよいよ明日がその撮影現場見学および娘Sのエキストラ初出演の日です。

(安井さんと何度かメールをやりとりしているうちに、家が近所だということも判明しました~!)

企画書や台本を送っていただき読みましたが、不幸な家庭に育ち、とても重いものを背負って生きている男女の若者が、それでもその過酷な状況を受け止め、希望を失わずに寄り添って生きていく…という非常に真摯な作品です。遊び半分の軽い気持ちで参加できる作品ではないのですよ~。わかってんのか~S!!

月刊おかやまの「安井祥二の映画制作日記」も第5回を迎え、主役とヒロインの演技リハーサルも進んでいるようです。明日はそのお二人にも会えるんだわ~!(急にミーハーになる母!)

とにかく邪魔にだけはならないよう気をつけたいと思います。明日のリポートをお楽しみに~!!


DVD 3本観ました

2006-08-18 01:29:13 | 映画・テレビ

TSUTAYAで借りてきて一昨日からDVDを3本観ました。

「THE有頂点ホテル」(監督:三谷幸喜)                            これだけの大人数の俳優さん達をうまくからませて、最後にはつじつまを合わせてハッピーエンドに持っていく脚本のうまさはさすがですね。登場人物の中で気になったのは筆耕係という地味な役をこなしていたオダギリジョー(!!)と腹話術師の榎木兵衛さん…オダギリジョーはいつもと違う三枚目な役でおもしろかったのだけど、榎木さんは一人だけ何か違った空気を漂わせておられました。初めて拝見したのでどういう方なのか知らないのですが…

三谷幸喜の映画はやっぱり「12人の優しい日本人」が好きですね~(「ラヂオの時間」や「みんなのいえ」はあんまり…)この映画で初めて豊川悦司を見てファンになりました。あと、舞台だとBSで「ショウマストゴーオン」「その場しのぎの男たち」「笑の大学」「君となら」等観たし、岡山で上演された「罠」も観にいきましたけど、一番好きなのは唐沢寿明、宮本信子、益岡徹、森口瑤子が出演した「出口なし!」ですね◎大阪まで観にいきました。シチュエイションコメディーもうまいけれど、「出口なし!」のような心にジーンと響く感動作もまた書いてほしいですね!

三谷さんはエッセーもすごくおもしろいです。奥さんと犬の「とび」、2匹の猫「オシマンベ」「おとっつあん」との小市民的日常生活、かなり笑えます。

「楽園-流されて-」(監督:亀井亨)                            なんの予備知識もなく借りてきてしまい、日活ロマンポルノみたいな(いぇ、日活ロマンポルノ観たことないんですが…)ハードなシーンに少々たじろぎながら観ました。でも主演の街田しおんさんのたくましさには脱帽しました。美人でスタイルもバツグンで、男に絶対媚びない強い女性を体当たりで演じていて、女の目から見てもホレボレしましたよ~

「シルク」(監督:下倉功)                                   この映画好きだわ~!癒されたわ~またまたオンブのシーンもあったし…

29歳のやり手女性が不倫発覚により左遷され、自暴自棄になる…そんなときふとしたことからゲイの男性(女性?)と知り合い、彼女を慕う気のいい会社の後輩も道連れに3人で、ゲイの男性が昔結婚していたときにもうけた息子を捜す旅に出る…

最初のうちは「ココニイルコト」と同じシチュエーション??と感じたけれど、父・娘、母・息子の愛するが故の葛藤、ゲイとして生きるため妻子を捨てざるをえなかった悲哀、赦し…等、丁寧に描かれていてとても美しい作品でした。

知っている俳優さんは一人もいなかったんだけれど、脇役(女性の父親・母親・兄等)も含めてみ~んな味があって素敵な方ばかり…とても好感が持てました。これはオススメですよ~◎

 


「隠された記憶」…

2006-08-16 01:06:06 | 映画・テレビ

今日から娘Tは夫の実家(兵庫県川西市)へお泊りに…。夫が元気なときは家族で帰省していたけれど今年はTの一人旅です。岡山発の新幹線のぞみは30分以上前から長蛇の列…なんとか中年女性の横にTの席を確保し、「新大阪まで行くのでよろしくお願いします」と頼み込み、下車しました。

娘Tを送り出した後、気になる映画隠された記憶を観にシネマクレールへ。ミヒャエル・ハネケ監督の作品は「ピアニスト」しか観ていませんが、風変わりな作品だったので今回も期待して…。ダニエル・オートゥイユとジュリエット・ビノシュの夫婦を見て、「う~ん、このカップルどこかで見たな~」と記憶を辿っていくと…そうそう、パトリス・ルコント監督の「サン・ピエールの未亡人」でも共演していましたっけ…。

今回の作品は、幸せな上流階級の一家に不気味な絵とビデオテープが送りつけられるところからずっと、「何かが起こる」という恐怖感にとりつかれ、怯えながら観ました。主人公ジョルジュの人種差別意識、親子・夫婦の葛藤があぶりだされてゆき、結果的に犯人たちにとっても予期しなかった悲劇的な結末を迎えてしまった…ということなのでしょうか…。

(衝撃のラストカット その真実の瞬間を見逃してはいけない)というキャッチフレーズでしたが、最後、息子の通う学校前の階段での長まわしのシーンで左下の方に疑惑の2人を発見!!…ああそういうことだったのか… とてもとてもさりげない映し方でしたが…

疑問に思ったのは、(息子ピエロは母親アンの不倫を疑って反抗的な態度をとっていたけれど、ホントにアンは浮気してたのかな? 息子の勘違いじゃないの?)(マジッドの息子はマジッドがあんな死に方をしたのにあんまり悲しそうじゃないのはどうして…?)ってことでした。

見る人によって、いろんな捉え方ができる作品のような気がしました。帰りのバスの中でも映画の中の様々なシーンが頭の中をかけめぐりました。う~ん、すごい映画でした。

話は変わって、

娘Tがいないと我が家はとても淋しい状況です。夕食が終わると、私も娘Sもそれぞれ2階へ上がってしまい、夫一人が居間に取り残されてしまいます。夫と一緒にお風呂に入ってくれるTがいないと、夫はいつまでも居間に横たわったまま動こうとしません。何度も声をかけてやっとお風呂へ入ってくれ、ベッドへ…

おーいTちゃん!!早く帰ってきてくれよぉ~!!


オダギリジョーは岡山出身!

2006-08-11 00:30:26 | 映画・テレビ

8月9日は水曜日…水曜日はシネマクレールのレディースデーで料金が1000円になる日です。この日、宿題ができないと言って私に頼りきり、甘えてしつこくからんでくる娘Tにウンザリし、お母さんはプチ家出をすることにしました。

といってもお母さんの家出はたいてい、夜中までTSUTAYA or 古本屋に入り浸るか、シネマクレールの最終上映に出かけるか…どちらかです。

せっかくの水曜日でもあるので、シネマクレールへ、21:00からのオダギリジョー主演「ビッグ・リバー」を観に出かけました。

オダギリジョーって岡山県出身なの、知ってました~? 津山の作陽高校の出身で、高知大学理工学部に合格したけど、映画監督を目指してアメリカ留学を選んだらしいです。本名は「小田切譲」っていうんですよ。

映画「アカルイミライ」「パッチギ!」も観たけどあまり印象に残っていません。「血と骨」では、たけしとの大乱闘シーンしか覚えていない…。(たけしの印象が強烈すぎて…) でも「メゾン・ド・ヒミコ」は美しかった! 色っぽかった! これぞオダギリジョー!というくらい魅力的だった!…だから期待して出かけました。

恐ろしいくらい雄大なアメリカ・アリゾナ州の風景…日本に住んでいると想像できないような広さです。あんな何にもない砂漠のような地を旅していて、途中でガソリンなくなったら死んでしまうじゃないか~と心配性の私は恐怖感を抱くくらい広いです。そんな地をバックパッカーの哲平(オダギリジョー)は旅しています…いきなり髪型ヘンです。モヒカン刈りっていうんでしょうか。私の美的感覚が古いのかもしれませんが、ちょっとひいてしまいます。英語しゃべってます。ジャ、ジャパニーズイングリッシュです。う~ん…演技はクールでアメリカ人と堂々と渡り合えるぜぃ!と頑張っているのですが、そのギャップが~。うまいことはうまいんですけど…。

「KYOKO」(村上龍監督)はこれまた私の大好きな映画の一つですが、この映画の高岡早紀のジャパニーズイングリッシュは素直でキュートで、とても好感がもてました。ジャパニーズイングリッシュでも、異国の地にうまく溶け込んでいて、違和感がありませんでした。この違いは何なんでしょうか? うまく説明できないのですけど…

アメリカ人美女サラとお互い惹かれあうのですが、どうも見ていて二人に感情移入できません。二人とも美男美女なのにしっくりきません。パキスタン人アリとの関係も…本当にこの3人に友情が??

オダギリジョーファンの方すみません! いや、私もファンなんですよ。

ということで、私はオダギリジョーの次の作品「ゆれる」に期待していま~す!!

 

 


「ゲド戦記」を観ました

2006-08-07 00:44:11 | 映画・テレビ

毎日暑いですねぇ! 今日は午前中、布団を干したり、カーテンや網戸を洗ったり、窓拭きをしたりして、汗だくになりました。

お昼ごはんを食べてから、娘Tと一緒に「ゲド戦記」を観にでかけました。Tは試写会にも行ったのですが、もう一度みたいといい、原作も読み始めたので私よりずっと「ゲド戦記」に詳しくなっています。

しょっぱなからいきなりアレンが父親を刺し殺すシーン…(なんで?父親はりっぱな国王なのに…)理由が語られないまま物語が進行してちょっと不安…後のほうで解明するのですけど…。「テルーの唄」の劇中での使われ方が不自然かな?…。菅原文太のゲドの声はちょっと素人っぽいかな? アレンの顔が、子ども達が大好きだったアニメ「ロミオの青い空」のアルフレドにそっくりだな~などといろいろ思いながら観ました。

黒澤明監督の晩年の映画もそうでしたが、映画のテーマを登場人物が長々としゃべるのはちょっとね…やっぱり映像で表現してほしい気がする…。壮大な物語の一部分なので原作も読んで、また観るとおもしろいのかも…今回の映画では、ゲドはほとんど活躍の場がなくて、アレンとテルーの物語でした。でも、ハラハラドキドキして最後まで楽しく観ましたよ~。帰りのバスの中でもTと、観てきた映画の話題で盛り上がりました。

娘たちと映画の話ができるようになって楽しいです♪


「ハチミツとクローバー」観てきました!

2006-07-29 01:14:33 | 映画・テレビ

シネマクレールの最終上映(20:45~)で「ハチミツとクローバー」を観てきました。今日はオープンキャンパス前の学内清掃で(ちなみに私は大学事務職員)炎天下、鎌で草を刈ったりゴミを拾ったり…ぐったり疲れていたのだけれど、せっかくの金曜日、無駄にしたくない!と思い、急いで夕食の支度をして家族に食べさせ、20時過ぎにダッシュ! 車で20分ほどでシネマクレールに到着。身近に大好きな映画館があって本当にシアワセ…♪

 「ハチミツとクローバー」は期待通り、切ないけれどすがすがしい青春映画で、登場人物たちも役にはまっていてとっても楽しく観ることができました。

「のだめカンタービレ」の音大生も最高だけど、「ハチミツとクローバー」の美大生もなんて楽しそうなんだろう!! できることならもう一度大学生にもどってみたい!(無理

竹本役の櫻井くんは不器用な純朴青年を好演していたし、はぐみ役の蒼井優は「花とアリス」のときにも感じたけれど笑顔がとても柔らかくてステキ! 真山役の加瀬亮はいつも精神不安定な変質者的な役柄が多いけれど今回はそれなりにさわやかだったし…森田役の伊勢谷友介も「雪に願うこと」のときよりず~っと輝いていた(実際、東京芸大卒だもんね!)…でも一番ステキだったのは山田役の関めぐみ★ 山崎まさよしと共演した「8月のクリスマス」は全然よくなくて、ハッキリ言ってミスキャストじゃないのぉ~と思っていたけれど、美大生役はピッタリで、片思いの真山くんに背負われて泣きながら告白するシーンはホント胸がいっぱいになった!

先日観た「疾走」(SABU監督)の中でも、主人公の手越祐也が事故で足が不自由になってしまった韓英恵をおんぶして走るシーンで号泣しそうになった……好きな人におんぶしてもらうって…なんかいいなぁ……

だれか おんぶして~!!