Peace of Mind を求めて…

悲しいことがあっても、必ず新しい朝は来るのですよね

弁当配達人

2012-03-15 21:40:23 | 
毎朝5時半に起きて3人分(夫・娘・自分)のお弁当を作るのは、私の日課になっていて、玄米ごはん、野菜がメインのお弁当が、7時過ぎには3個台所のカウンターに並びます。

その後私は愛犬リンの散歩に出かけるのですが、けさは散歩から帰宅すると、娘Tがちょうど自転車で合唱部の朝練に出かけるところでした。

「行ってらっしゃ~い!」と声をかけると、ヴァイオリンを背中にかつぎ、カバンやら体操服やら自転車のカゴにぎゅうぎゅうに詰め込んだ娘は、「遅刻する~!!!」と叫びながら、風のように走り去って行ったのでした。。。(笑)

お風呂場でリンの足を洗ってやり、台所へ戻ってみると。。。

ガ~ン!!!

カウンターの上に娘のお弁当が鎮座しているではないか………

どんなに遅く就寝しても眠いのを我慢して起き出し、栄養のバランスを考え、配色にも気を遣い、娘の喜ぶ顔を思い浮かべながら作り上げた、血と汗と涙の結晶が~~!!!(大げさ・笑)

我が家では、お弁当を忘れていくことは、市中引き回しの上貼り付け獄門!(こわっ)とまではいかなくても、百叩きの刑ぐらいには値する重大犯罪なのです!!!(笑)

ガックリと肩をおとし放心状態の母…

終わった。。。 と思われたそのとき。。。

すばやく娘の弁当箱をつかみ、足早に飛び出していく者が!!!

夫が、「追いつくかどうかわからんけど…」と言いながら、車で娘Tを追いかけて行ったのです!!!

…娘の高校は職場とは反対方向にあり、途中、開かずの踏み切りもあるため、忘れ物を届けているとこちらが遅刻する危険性が…

きっと夫も途中で引き返してくるだろう…と思いながら、あきらめの境地で私も出勤しました…

昼ごろ、娘Tから「お弁当食べた、ありがとう」のメールが…(夫が追いついたんだな、よかった~

帰宅して、娘Tに事の顛末をきくと…

朝のホームルームの際、担任の先生が娘Tの弁当箱を教室まで届けてくれたそうな。。。(夫は結局途中で娘に追いつけず、高校の事務室に預けたようです。先生、ありがとうございました

娘いわく、「メッチャ恥ずかしかった~~」自業自得じゃい

私自身も高校時代、母親がお弁当の箸を教室まで届けに来てくれたことがあり、友だちの手前、ひどく恥ずかしかったのを思い出しました。。。

親子代々、親バカです

……3日後…

リンの散歩から帰宅した私が、カウンターの上に見たものは…

「あ~!!!!! また忘れてる~!!!」

さすがの夫も、「もうしらん」…と小さくつぶやくと、振り向きもせず出て行ってしまったのでした。。。(笑)

「フクシマ」に想いをよせて

2012-03-11 22:49:05 | おでかけ
あれから1年…

岡山で「9.11」「12.11」のイベントにも参加しましたが、1年を迎えた今日、3.11「『フクシマ』に想いをよせて」というイベントに出かけてきました。
今回は横浜から帰省中の娘S、SのボーイフレンドのTちゃんも一緒に来てくれました。

今回のスケジュールは
10:00~有機生活マーケット    (下石井公園)
11:30~献花式典         (下石井公園)
12:30~祈りのサイレントパレード (下石井公園→桃太郎大通り→石山公園)
14:30~16:30 トーク&ライブ(石山公園)

カフェで見つけたチラシで今日のイベントのことを知り、詳しいことは何もわからないまま、とにかく10時すぎに下石井公園へ行ってみました。

たくさんのテントが並び、おいしそうな食べ物がいっぱいです!
無農薬野菜、天然酵母のパン…身体に優しい食べ物ばかりで、どれにしようか目移りしてしまいましたが…
娘SやTちゃんといろいろ買い込んで、手作りのケーキ、エスニックカレー、タコス、ベトナムのフォー、水餃子、おにぎり、乾燥いちじく…と次から次へ食べまくりました!!!(笑)おいしかった~!!!
いいなと思ったのは、これらの食器がすべて使い捨てされず、リユースされていたことです。食器を回収する場所があって、そこへ返却しました。

かわいらしい動物さんたちも参加していて、子どもたちに大人気でした☆
 

11時30分になると、公園の奥にある石段の前で、みんなで黙祷し、献花をしました。
私達もテントで売られていたお花をそれぞれ買い、献花しました。
 

12時30分になると、パレードに参加する人たちが道路側に集まり始めました。
私たちもその列に加わり、桃太郎通りから石山公園まで歩きました。
前回12.11のパレードの何倍もの方たちが参加されていました。

私たちは個人的な参加でしたが、組合系?のグループで歩いておられる方たちが目立っていたかな?
小さな子どもさんを連れ、親子で参加された方も多く、歩くスピードもゆっくりで…。車道の左端を歩きましたが、信号でたびたび列が分断され、立ち止まる時間も長く……普通に歩いたら、20分もかからない距離を結局1時間半近くかけて歩きました。拡声器の使用もなく、静かで穏やかなパレードでした。

石山公園では、「9.11」や「12.11」のときと同じように、野外ステージの準備がされていて、自然食の出店も…。
(ここで祝島のひじきを購入しました!)
ライブのリハーサルが始まり、いよいよこれからトーク&ライブ☆☆…と楽しみにしていたのですが。。。

今日はものすごく冷え込む日で、雨は降るは、強風はふきすさぶは…春の装いで参加していた娘Sはブルブルふるえていて…
これ以上の長居はちょっと無理…と判断し、残念でしたがここまでで帰宅することになりました。

娘たちと原発のこと、これからの生活のこと…いろんな話ができたことがうれしい1日でした。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

……最近この動画をYou Tubeで見つけ、改めて原子力ムラに対する嫌悪感、怒りを強くしました。多くの人にぜひ観てもらいたいです!

フクシマの嘘

豆皿だけのうつわ展

2012-03-10 23:41:17 | アート
アートスペース油亀で開催されている「豆皿だけのうつわ展」に行って来ました。


いつも土曜日は娘Tの習い事の送迎で半日つぶれてしまい、なかなか好きなことができないのですが、今日はレッスンが休みになり、自由な時間ができたのです!(やった~☆)ちょうど今日からうつわ展が開催されていることを思い出し、夫も誘って油亀へ出かけました。(珍しいことに、夫が誘いにのってくれたんですよ!)

アートスペース油亀は、築130年の古民家で、「亀さん」という方が油問屋を営んでいたことからこの名前がついたそうです。入口はこんな感じです。


さすが築130年! 土間で靴を脱いで上がりこむと、床がギシギシ音をたて、微妙に傾いているので、一足一足踏みしめながら歩きます(笑)。

いつも楽しい催しを開催してくれる油亀は、私の大好きなアート空間なのですが、今回のうつわ展はまたまた素晴らしい☆☆
壁に作り付けの棚にはズラリと小さな豆皿が並び、部屋の真ん中に置かれたテーブルにも、奥座敷に置かれた棚にも、ちんまりとした可愛らしい豆皿たちが勢ぞろい!!!

丸いもの、四角いもの、三角のもの、言葉で表わせない変な形のもの(笑)、無地のもの、絵の描かれたもの、ザラザラしたもの、つるつるしたもの……どの器も個性的で、見ているだけでワクワクしてきます☆

最初は「見るだけにしよう。。。」と思っていたのですが、夫が「何か買って帰ろう」と言ってくれたので、家族で毎日使えるお皿を選ぶことにしました。

おかずをのせると絵が見えなくなるから無地のシンプルなものがいいかな~?、シンプルで形がおもしろいのもいいな~…どれもこれも素敵で、こんなにたくさんのお宝の中から選び出すのは至難の業です!

私がう~んう~んと悩みぬいている間に、夫はいつのまにか1枚を選び出し、しっかりと手に握りしめています!
そのお皿を見せてもらうと…うん!なかなかいいかも!!

…ということで、夫が選んだ作家さんの作品を、たくさんある種類の中から4枚選びました☆


かわいいでしょう~!?
眺めていると、なんだか気持ちが明るくなるんですよ!私の一番のお気に入りは黒いバクさん☆
お皿の裏側の絵も素敵なんですよ☆


このお皿の作家は、広島在住の岡美希さんという方です。まだ20代の女性で、以前にもここ油亀で個展が開催され、私も見に来て、かわいらしいお茶碗やマグカップに魅了されたのですが、そのときは購入する勇気が出ませんでした。

今回は形が小さい分、お値段もお手ごろだったので、我が家の食卓を楽しくしてくれる器を購入することができ、るんるん気分で帰宅したのでした。

これから毎日、食卓に並びそうです

残骸。。。

2012-03-06 23:12:22 | 愛犬リン
いつものように帰宅したある夜のこと、玄関を入ったところで、ん??、今日はリンが吠えないな~、おかしいな~と思いながら居間の扉を開けたのでした(リンは家族にさえも、しっかり番犬の役目を果たして吠えまくるのです。トホホ)

すると、そこで見たものは…!!!
なっ、なんじゃ、これは~~!!!???


私の愛用の(百均で買った 笑)おしゃれな?スリッパが~~!!!見るも無残な姿になっているではありませんか~~!!!

犯人はだれだ~!!!。。。こんなことをするのはこの方しかいませ~ん

いつもは私が帰宅すると、走って近寄って来るのに、今日はなぜか自分からケージの中に逃げ込み、耳を後ろにしてちぢこまり、ブルブル怯えているのです。。。(笑)

そうです。自分が悪いことをしたということはちゃ~んとわかっていて、反省しながら震えているのです(笑)。

いえ、怒ったりたたいたりしたことはないんですよ。でも、過去に起きた同じ事件の際、家族みんなから「あ~!!!だれがこんなことしたの~!!!」という非難ごうごうの嵐にあい、「あれ、なんかいけないことしちゃったんだ」と、いたたまれない気持ちになったことを思い出したのかも…。

ボロボロにされたスリッパのことよりも、リンのこの情けない姿がおかしくて、家族みんなで笑ってしまったのでした

夫の現状

2012-03-03 22:25:21 | 
低空飛行のまま、なんとか毎日を凌いできた夫ですが…

年末ごろから、急に調子がよくなった時期がありました……

こらーる岡山の山本先生も、顔つきや会話がしっかりしてきて、明るい表情の夫の様子を見て喜んでくださり、薬の量も少しずつ減らしてくださることになりました…

ただ、ずっと早朝覚醒というのか…朝の3時くらいに起き出し、朝までずっとヘッドフォンをつけて、AKBやアニメのDVDを見続けていて…それが少し気になったのですが…夜は10時ごろには寝ているので、それほど気にする必要はないのかな…と思い、あまり心配せず、そのまま見守ってきました…

朝は3人分のお弁当作りから始まり、リンの散歩、家事全般、娘の土・日の習い事の送迎まですべて担っている私ですが、仕事の残業が続きだすと、これをすべてこなしていくのはかなりしんどく、毎日ギリギリの生活を送っていました…

そんなとき…元気を取り戻してきた夫が、突然夕食作りを担当してくれるようになったのです…

もともとかなりのオタクである夫は、AKB48やその姉妹グループ等、アイドル関係のDVDを大量に収集し、気に入ったテレビ番組(特に「銀魂」「ブリーチ」等のアニメ)はすべて録画し、DVDに焼き付けて棚一面にズラリと並べている人なので、料理についても、かなりのオタク度を発揮し始めました…

ネットで検索したレシピを山のように印刷してはファイリングし、レシピどおりの材料を買い込んできて毎日日替わりでいろいろな料理を作ってくれるようになったのです。

残業で帰宅が遅くなる私に代わって、高校生の娘に夕食を作ってくれるのは本当にありがたく助かるので、うれしく思っていたのですが…

もともと肉類が大好きな夫が作るおかずは、肉が山盛りで味付けも濃く…添加物がいっぱい含まれた素材も多くて…
ベジタリアンではないけれど、野菜中心の自然な食事を心がけてきた私にとっては少々しんどくて…

夫がせっかくたっぷりとおかずを盛り付けてくれても、私にはちょっと多いから…と断って量を減らしてもらって食べてみたり…(もちろん感謝の気持ちは表わしていたのですが…)。

せっかく一生懸命作ってくれているんだから文句は言うまいと思い、毎日の高カロリー食に耐えていた私ですが、だんだんと夕食が苦痛になってきました…

加えて、夫は夕食を作りながらビールをガブ飲みし(私が帰宅したときにはいつも500ml缶2本が既に空になっています)、台所のカウンターに置いたブルーレイディスクプレーヤーで「銀魂」「ブリーチ」やオダギリジョーの出ていた「カメンライダー」等を大きな音で観ているのですが、内容が攻撃的で闘いの場面が多く、その音声は疲れて帰宅した私の神経を逆なでするようになり…(夫が夢中になって観ているので、「DVDを消して」とはいいにくいのです…「音を小さくして」と頼んだだけでも一変に不機嫌になってしまったので…)

夕食時も、夫は既にお酒が入っていることもあり、よくしゃべるようになったのですが…その内容は、職場の上司の批判ばかり…。「無駄な仕事が多すぎて効率的でない、仕事を全くしない同僚に注意もせず、野放しにしており、職場で不満が鬱積している」と…。

でもね。。。1年前、どん底の状態で欠勤・早退を繰りしていた夫の仕事を、文句ひとつ言わず、代わりに引き受けてくれていたのは、夫が批判している、上司その人なのです…

1人でもくもくと仕事をする方で、役職者としての才能は少し欠けているかもしれないけれど、決して悪い人ではないのです。
夫がなんとか退職せずに仕事を続けてこられて、居場所を残してもらえたのは、この上司のおかげだと私は思っているのです。

自分の体調が良くなってきて、仕事もできるようになってきたからといって、過去にどれだけ周りの人に迷惑をかけたか、どれだけ多くの方に助けてもらったかを忘れてしまったかのような夫の言動に、不安と共に違和感を覚えていました…

このころのハイテンションの言動を思うと、ひょっとして夫は「うつ病」ではなくて「躁うつ病」なのだろうか…と思うこともあります…

こんな状態が2ヶ月ほど続き……言動は少し異様だけれど、それでもうつ病はだいぶ治ってきたのかも…と少し油断していたら…

やっぱり、うつ病歴8年は、そんなに軽い歴史ではなかったようです…

あっという間に体調が落ち込んできたのでした…(泣)

夕食作りは再び私の仕事になり、夫は家ではずっと寝込むようになり、会話もほとんど無くなりました…。

また、これからも淡々と日常をこなしながら、家族の生活を維持していくこと、娘が自分のやりたい道に進めるよう手助けしてやること…

まだまだこれから先も不安は消えることはありませんが…「がんばらないけどあきらめない」ですね☆