Peace of Mind を求めて…

悲しいことがあっても、必ず新しい朝は来るのですよね

一休み。。。

2010-11-23 16:38:06 | 

食欲がなく体重も減り続け、朝起きることができずに仕事を休む日も目立ってきた夫……

そんなしんどそうな姿を毎日目にしながらも、どうしてあげたらいいのかわからず…
私も苦しい思いを胸に抱え、暗い気持ちで日々を過ごしてきました。
今までもずっとこんな状態でやってきたので、なんとか凌いでいけば切り抜けられるのか…
それとももう限界なのか…

2年前、同じように体重が減り続けた際、見るに見かねた職場の健康管理センターの方が「お休みされたら…」と何度も声をかけてくださったのに、断固として拒否し、意地になって出勤したことがありました。。。休んだらもう復職できない…という思いがあったのでしょう。
このとき夫が「辞めるときは自分で決める!」とはっきり言ったので、私もそれ以上何も言いませんでした…

しかし、今回は少し様子が違い…

いつものように「こらーる岡山」へ2人で出かけ、山本先生の診察を受けている際…
夫が「少し休んでみようかと思っています…」とつぶやいたのでした。
前もって私に話してくれていなかったので、突然の夫の予想外の言葉に驚いたのですが、夫は今、本当にしんどい状態なんだなということを再認識したのでした…

このとき山本先生は、「薬を変えてみますから、もう少し待ってください」「診断書が必要なときはいつでも書きますから」と言われ、とりあえずその場で何かを決断することはせず、帰宅しました…

しかし、その後も朝起き上がれない日が続き…

私も精神的に追い詰められていきました…
なんとかしなければいけない!…でも…いつ、どこへ、どうやって、だれに、どう言いに行けばいいのか…

今までに2度も休職しているのに、どの面さげてまた休みをもらいにいけるのか…
前回復職する際も、総務部長から「4月から出勤できないなら依願退職してください」と厳しく言われたし…
最近就業規則も変わったし…休みをもらうこと自体、可能なのだろうか…

健康管理センターの方や以前総務課にいた同僚にそれとなく相談したら、事務局長に相談に行くのがいいのでは…と教えてくれ、いつ行こうか、どうやって会っていただこうか…と悩みに悩んでいたある日のこと…

思いもかけず、その機会がやってきました!
事務局長の方から突然「ちょっと局長室まで来てくれないか」と私に電話がかかってきたのです。。。

どうして呼ばれたのか???…不可解でしたが、話の内容は夫のことだという確信がありました。

局長室へ急いで出向くと、事務局長と局長代理が2人で座っておられ、机の上には夫の有給休暇簿が…
最近夫の休みが続いているのを有給休暇簿を見て気づき、様子を訊こうと私を呼んでくださったのでした…

体調はどうなのか、職場に何か問題があるのか、人間関係が問題なのか、どういう仕事が得意なのか…

私からは、職場に問題があるわけではなく、夫本人の問題であり、今までいろいろと配慮していただいてきたのに本当に申し訳ない…という気持ちをお伝えしました…

そして、まだ休みをいただくことが可能かどうか…一番気になっていたことを話すことができ、とりあえず有休がまだ十分残っているので、一ヶ月有休をいただくことを認めていただきました…

ものすごく緊張して出向いたのですが、お二人の口調はとても穏やかで優しく、役に立たない人間は辞めてもらおう!というような考えは垣間見えませんでした…

「そんな状態では、家の中も大変でしょう」…と逆に私を気遣ってくださる言葉もいただき…これまでずっと、夫の休職のことで、あちこちに頭を下げて回るばかりで、そんないたわりの言葉をかけていただいたことがなかったので、思わず涙がこぼれそうになりました…
(本当に、私もこれまでのことで10年は寿命が縮まったように思います。。。)

この日、夫の職場の上司にも有休をとることをお願いにいき、次の日には診断書と菓子折りを持って再度出向き、ようやく夫は晴れて休みをいただけることになりました。

ここまで急展開でしたが、一ヶ月の休みをもらえることになり、夫は心底ほっとしたようです。
今までボロボロになっていて、家では寝たきり状態でしたから。。。

今日で有休7日目……少しずつ食事の量も増えてきて、家族とも笑顔で話をしてくれるようになってきました。リンと居間のソファで一緒に昼寝したり、散歩に出かけたり…。大好きなAKB48のDVDもAmazonでたくさん注文し、楽しく観ているようです。(かなりのオタクさんです!) 今日は、ゴミだらけだった自分の部屋を少し片付けたみたい…。

このまま、少しずつ元気を取り戻していってほしい…
一ヵ月後にどうするかは、またそのとき夫と一緒に考えようと思います…