今日は、くらしき作陽大学で開催されたチボリジュニアサクソフォーンコンクールを聴きに出かけました。
娘Sの高校のクラスメートMちゃん(「ボ佐野ヴァ」仲間!)が出場し、Sがそのピアノ伴奏を引き受けているのです。
先週は毎晩、Mちゃんが私の実家に来て、Sと2人で夜10時ごろまで練習に励んでいたし…昨日はMちゃんのサックスのレッスンにSも同行し、東京芸大出の若い男の先生のレッスンを受けたのですが、Mちゃんに対する先生のあまりに厳しい言葉を聞いて、Sまでかなりビビッたらしい…(笑)
最近は演奏会やコンクールの前でも、かなりヘラヘラできるようになったSが、今回は伴奏者なのにものすごく緊張していて、「どうしよ~」「早く終わってほしい~」と、他にな~んにも手がつかない状態です…
しかたがないので、「あれだけMちゃんと一緒に合わせたんだから絶対大丈夫よ~!」とガラにもなく優しい言葉をかけてやる母なのでした…(笑)
演奏する曲目は
R.ブートリー作曲 「ディベルティメントより第2・3楽章」
ジャズっぽい現代音楽で、かなり高度な技術を必要とするサックスの難曲です。
ピアノの伴奏も、変則的なリズムに合わせるのが大変そうで、ソロ部分や速いパッセージもあり、Sがドキドキするのがよくわかります…
珍しく「お母さん、聴きに来て~!」と言うので、ビデオを抱え電車と徒歩で、くらしき作陽大学まで馳せ参じました!!
今日のこの「チボリジュニアサクソフォーンコンクール」は、くらしき作陽大学と倉敷チボリ公園の主催で、このコンクールの3位までの入賞者が、明日倉敷チボリ公園で開催される「倉敷チボリ公園サクソフォーンフェスティバル」の中で演奏発表をさせてもらえるようなのです。今日初めて知りました!
会場となった藤花楽堂はかなり大きなホールで、その広いステージにポツンとグランドピアノが置いてあります…
客席もシーンと静まり返っていて、ちょっと物音を立てるだけでもすごく気を遣います…
こんな緊張感あふれる舞台に立ち、ソロで演奏するなんて、私にはとてもできません!(笑)
午前中(10時から)「ソロ部門 中学生の部」と「アンサンブル部門」があったようなのですが、私が会場に着いたのは12時過ぎだったので、ちょうど13時からの「ソロ部門 小学生の部」と「ソロ部門 高校生の部」を聴くことができました。
出場者が比較的少ないので、あっという間にMちゃんの出番が来てしまいました。
必死にビデオを構え、こちらも緊張しながら見守ります。
2人で顔を見合わせて、にっこりお辞儀をし、少しリラックスした雰囲気で演奏が始まりました。
Mちゃんのサックスは、いつも通りはぎれよく思い切りよく響き渡り、SのピアノもMちゃんの音をよく聞いて合わせており、ミスタッチもなく終わったので、ホッとしました☆
あまり誉めてやることもない娘Sなのですが、いつも秘かに感心していることがあります…。それは……お友だちの歌やら打楽器やらサックスやら…いろんな伴奏を引き受けてくるのですが、必ずソロ奏者と一体になって本気で練習し、楽譜を暗譜して弾いていることです。
学校が大好きで、クラスの仲間が大好きで…
だから、大好きな友だちのために、自分のコンクールのときよりも緊張しながら伴奏に全力投球しているS… 青春なんですね!!!
結果は 第3位 でした
ものすごくレベルの高いコンクールだったと思いました!!!
(1位・2位の人は、鳥取や東京から来ていたそうです。)
今日のコンクールにはボランティアのスタッフの方たちが大勢おられたのですが(くらしき作陽大学のサックス専攻の学生さんたちかな??)、案内や誘導がとても親切で、安心できたとSが言っていました。
コンクールの後は入口付近のホールで、ジュースとお菓子の打ち上げもあり、MちゃんとSは、こわごわ審査員の先生に近寄っていき、お話をうかがっていました。
サックスを心から愛する人たちの気持ちがこもったコンクールでした!
さぁ~!明日はチボリ公園のステージで演奏です!!!
2人とも、今日で緊張はゆるんだようで、明日は演奏した後、ジェットコースターに乗ろうと企んでいます!
(チボリ公園で遊ぶのもこれが最後かも…。この12月で閉園ですからね…)
明日私は出勤するため聴きにいってやれないのですが、お客さんに楽しんでもらえる演奏ができますように…
がんばれよ~~!!!!!