Peace of Mind を求めて…

悲しいことがあっても、必ず新しい朝は来るのですよね

12.11原発いらないパレード

2011-12-17 15:45:35 | 日記
福島第一原発事故から9ヶ月……原発事故で大量の放射性物質が放出され、人々の暮らし、人生をもメチャメチャにし、子どもたちの健康が脅かされています……

それなのに……私の住む岡山では、自分たちに直接の被害がなかったからか、震災のことも、原発の事も、どこか他人事としかとらえていない人がほとんどで…

家族にはまだしも、職場で原発の話なんてしようものなら、明らかに浮いてしまい……

岡山だって人ごとじゃないのに…

島根原発や伊方原発も近くにあるし…
スーパーには産地が記載されていない加工品が数多く並んでいるし…
ウクライナやベラルーシと比べて、あまりにもゆるい規制値により、汚染された食材が普通に出回っている現状…
岡山の子どもたちが食べる給食の食材だって、本当に大丈夫なのだろうか…

震災瓦礫の受け入れの是非が問われる中、積極的に瓦礫を受け入れた石原都知事を賞賛する声も多く、放射能に汚染されていない瓦礫は受け入れるべき…という意見もきこえてきます…
山積みされた瓦礫の処理をすることが復興への第一歩と考えるなら、それに協力したいという気持ちは誰しも持つと思うのです…

だけど…だけど…すべての瓦礫の放射能値を一体だれが正しく計ってくれるのか…絶対に放射能を含んだ瓦礫を拡散しないとだれが保障してくれるのか…いったん受け入れてしまったら、取り返しのつかないことになる可能性もあります…

11月に野呂美加さんのお話会『いま、子どもたちを守るために知っておきたい放射能のこと』に参加した際、野呂さんが力強く語られた言葉…「汚染されていない地域に住む者の使命は、汚染された地域に安全な野菜を送ってあげることですよ!」…これを聴いたときに、やはり(心苦しくても)瓦礫の受け入れは断固拒否していかなければならない!と確信したのでした。。。

といって、農家でもない私が今何ができるのか…せいぜい募金や署名することでしか今まで関われていません…でも、原発には絶対反対!!!…この気持ちを、たとえ微力ではあっても何か行動で表わさなければ!!!

…と思い、参加してきました!

「12.11原発いらないパレード…岡山もやばい!!」


岡山駅東口のビックカメラ前に集合し、桃太郎大通りの車道をみんなで石山公園(岡山市民会館横)まで歩きました。

パレードの前の方は「原発おえまぁ」コールやアルゴリズム体操の替え歌を唄いながらゆるゆると歩き、後ろの方は津山から来られた若者たちの手作りドラムバンドの力強いリズムに乗せて「原発反対!」をコールし…

老若男女、小さい子どもさんの手を引いたり、乳母車を押したりしながら参加しているお母さんたち…
車椅子の方、お坊さん、いろんなメッセージが描かれた色とりどりの旗を掲げて行進する、たくさんの人たち…

初めて参加した私には、どういうつながりで集まってこられている人たちなのかよくわかりませんでしたが、とにかくゆるゆると、でも何か清々しい気持ちで最後まで歩くことができました。

石山公園では、あったかくて美味しい豚汁をいただき、重箱に何十個もおにぎりを作ってきてくださったご夫婦のご好意に甘えて、おなか一杯になりました。

このパレードを主催してくださった「子ども未来・愛ネットワーク」では、震災後、岡山へ避難してくる方たちのために住居や就職情報を紹介したり、避難してきた方たちのための交流会やイベントを開催したり…本当に頭が下がります。

これからも自分にできること、協力できることを探していかねば…と思っています。