今日は仕事帰りにガソリンスタンドへ立ち寄りました。
いつもあと少しでガス欠!というぎりぎりまでガソリンスタンドには行けないのですが(通勤経路上にないため)、明日までもちそうにないので、帰宅時間が遅れるのを気にしながらも遠回りをして立ち寄りました。
セルフはやっぱりなじめなくて(めんどくさがり)、割高とは知りながら、まっ、埃だらけの窓を全部拭いてもらってるもんね~と言い訳し、金髪のお姉さんやイケメンのお兄さんがきびきびとよく動くガソリンスタンドでいつもお世話になっています。
今日もソロソロとガソリンスタンドに入っていくと、いつものお兄さんが「こんにちは~!」とにこやかに走り寄って来てくれました。
例によって「レギュラー満タンでお願いします☆」と言うと、「ハ~イ、わかりました~!」と元気な声!
そして…しばらくすると
「今日はレディースデーですので、お花をどうぞ!」と言って、開いている窓からビニール袋に入った黄色い水仙を笑顔で差し出してくれたのです。
そのときのほのかな水仙の香り…はっと目が覚めるような清楚な香り…
人生にちょっと疲れていた(笑)私は、イケメンのお兄さんが差し出してくれた、その水仙の可憐な姿と心地よい香りに、心の奥がぐ~っと広がって、なんだかほんとに救われたような気がして…じ~んとするくらい…心底うれしかったのでした!!
男性からお花をもらうって、ほんとうれしいもんですね~(ああ勘違い…)
一鉢の水仙が、私のすさんでいた心をほぐし、和らげ、そしてちょっと癒してくれたのでした。。。ありがとう
劇団MONOの第35回公演『なるべく派手な服を着る』を観に、友人Kと一緒に大阪のHEP HALLまで行って来た。
昨年3月に岡山で観た『地獄でございます』がとてもおもしろかったので、今回の公演のチケットも昨年12月からネットで購入して楽しみにしていた。
今朝は目覚めると外が雪景色 ちょっと心配だったけれどKと一緒に9時過ぎの在来線で出発した。
公演は15時からだったが、ここのところ元気が出なかった私はKにゆっくり話を聞いてもらいたかったこともあり、新幹線を使わず、時間のかかる在来線に乗り込んだ。
窓の外はまるで雪国のような銀世界☆…粉雪の舞う美しい情景☆…
ところが相生で乗り継ごうと思っていた電車が、雪の影響で大幅に遅れているとの車内放送があり、結局大事をとって新幹線に乗り換えた!
時間的には短くなったけれど、Kに、話を洗いざらい全部きいてもらい、たしなめられたり、共感されたり、別の考え方を示唆されたり…
おかげで、新しい気持ちで家族と向き合ってみよう!という殊勝な気持ちになれたよ!!☆
いつもながらKには感謝
MONOの芝居もおもしろかった!!前回と同じくリズム感のあるセリフ回し、絶妙な「間」。。。MONOのメンバー5人に加え、女性3人・男性1人の客演を迎え、交錯した微妙な人間関係が描かれていた。
6人兄弟の上4人が4つ子、6番目は養子…という兄弟の話だが、5番目の五男はその名前はおろか、存在さえも忘れられてしまうほど影が薄い…
それで「なるべく派手な服を着」ているのだが(赤いジャンパーと黄緑のズボン…だったっけ…?)、兄弟からも恋人からも全く省みられない…
今回の芝居のタイトルにもなっているし、真っ赤なジャンパーを着て舞台ではひときわ(色彩的に)目立だっているのに、全体を通してこの「派手な服」に関するセリフがただの一つもないのだ!!…(普通だったら「おまえ今日は派手な色のジャンパー着てるな~」くらいのセリフがあってもよさそうなものだけど…)
「派手な服」に対するコメントが一切なされない…ということでよりいっそう五男坊の存在感の無さが際立ってきて、ちょっとかわいそうな気持ちになってしまったくらい。。。
6人兄弟の位置関係が、病床の父親の告白によりひっくり返り、今まで仲のよかった兄弟、その妻たちの間に亀裂が生じてくる…
前回同様、テンポの良いセリフの応酬、センスのいいギャグにフフッと笑わされながらも、しだいに、とても深刻に冷静に五男坊を通して自分自身を見つめざるをえなくなる…
ただ笑わせてくれるだけの芝居ではなく、そんな、しんと冷えた空気も一瞬流れてくる舞台だった。
だから、最後になぜ五男以外の兄弟たちが五男の存在に対し、急に言及するようになったのか、なぜ急に恋人が優しい言葉をかけるに至ったのか…
最後の場面(希望のもてるシーンではあったけれど)がちょっと唐突すぎたような気もした…
見終わった後、どこか物悲しい気分にさせられたのは五男坊の立場を自分に置き換えてしまったからかな…?
先週からなんだか元気がでない…いつもにも増して気が滅入ってしまって、何にもやる気がでない…
原因は明確だ…夫の具合がまた悪くなっているからだ…
残業して帰宅が遅くなる日が続いている私が、家族の夕食を気にしながら玄関に飛び込み、急いで居間に入って一番に目にするのは、力なく横たわる夫の姿だ…
生気のない暗い表情…うつろな目…
こんな状態がもう4年続いている…来る日も来る日も、ときには苦虫を噛み潰したような、ときには般若のような、ときには認知症の老人のような…そんな表情しか見せなくなった夫…昔の優しかった笑顔はどこにもない…
一時期、少し笑ってくれた時期があり、これからどんどんよくなるのかも!!…と喜んだのも束の間…また落ち込んでしまった…
夫婦の会話もない…
家族で食卓を囲んでも、あまりに暗い夫の雰囲気に負けてお通夜のようになってしまう…それほど夫の負の力は強大だ…
夫が私を見る目が恐いと感じるときもある…
何か私に対してうらんでいるのだろうか…と思うときもある…
先日、どうしようもなく気が滅入ったので、夕食後、実家の母に話を聞いてもらいに出かけた…
でも母は
「あんたが(夫に)何かを求めようとするからいけない」「あんたが(夫や子どもに)精一杯与えてあげなさい」「あんたはみんなから一番可愛がられて育ったんだから、これからはあんたがみんなに与えてあげなければいけない」と言い…
挙句の果てには
「(夫の)病気が治らないのは、あんたのせいじゃないの?」「あんたは平気でキツイことを言うときがあるからな」とのたまい、20年以上前の出来事を蒸し返して私を責めた…
さすがに私もムッとなり、不愉快な気分のまま早々に帰宅した…
話を聞いてもらうどころではなく、ますます落ち込んでしまった…
確かに私にも気をつけなければいけないところがあるのはわかっているけれど、今のような気持ちのままでは心も身体もついていかない…
仕事を終えて車に乗り込むとき、それまで忘れていた現実(家庭)が心と身体に呼び戻され、深呼吸をしても胸がどきどきして苦しくなる…
私がこれからも努力して家庭を支えていかなければならないのは分かっている…
でも、ちょっと疲れた…
☆『たとえ世界が終わっても』(監督:野口照夫)
死んだ母親と同じ病気にかかっていることを知って生きる気力を失い、自殺サイトを通じて集団自殺に参加したはずのヒロイン真奈美(芦名星)が、サイトの管理人・妙田(大森南朋)に導かれるまま、肺がんで余命いくばくもない売れないカメラマン長田(安田顕)と偽装結婚し、彼の実家へ2人で赴くことになる。そこで長田とその両親との15年ぶりの再会に立ち会い、親子の深い愛情に心動かされ…。
また長田との間に静かで温かい気持ちを通わせるようになり、生きていく希望を見出したかに見えた真奈美だったが…
出だしから映像の色や音声があまりに素人っぽくて、自主制作だったけ~と思ってしまいましたが、全体を通してみれば、温かい優しさに満ちた作品だったように思います☆
ヒロインの芦名星さん、透き通るような美しさで見とれてしまいました☆
長田役の安田顕さんは、演劇ユニットTEAM NACS の人気役者さんだそうですが、芦名さんとの組み合わせはちょっと微妙だったかな…。。。(あまりに地味すぎて存在感が…)
一番感動させられらのは、長田の両親役の平泉成さんと白川和子さんの演技です!! 特に白川和子さんの息子を思う切ないまでの愛情、真奈美をいとおしそうに見つめる優しい眼差しにほろりとしました。。。
音響とか、もう少しセンスのいい音楽を使えば、もっと印象的な作品になったのでは…??
☆『ペルセポリス』(監督:マルジャン・サトラビ)
イラン出身で現在パリ在住の女性監督が、自らの半生を描いたグラフィックノベルを映画化したアニメーション作品☆
今まで観た『運動靴と赤い金魚』や『友達のうちはどこ?』などのイラン映画では、貧しい生活の中でも健気に愛情豊かに暮らす子ども達の姿を通してイランという国を垣間見ていたけれど、この作品では1970~1990年代の混乱したイラン国内で、どんなに理不尽で過酷で、痛ましい出来事が起こっていたのか…主人公マルジの成長と共にその歴史を辿ることになる…
前述のイラン映画に出てくる貧しい子ども達とは異なり、この映画の主人公マルジは、イランの裕福な知識階級の両親とおしゃれで粋なおばあちゃんのもと、のびのび腕白に育っていた。。。
その幸せな生活がイラン革命と同時にどんどん不穏な空気に流されていく…
大好きな叔父さんが投獄され処刑されたり(処刑前、獄中の叔父さんにマルジが1人で会いに行くシーンはものすごく切ない…)、知り合いのおじさんが匿っていた共産主義者の女性がはずかしめられて処刑されたり、おじさんも国境を越えて逃亡しなければならなくなったり…
すぐ身近で死を感じるような圧迫された生活の中でも、マルジはロックやパンク、おしゃれに目覚め、その大胆な行動で両親をはらはらさせ…結局両親は14才のマルジを自由の地ウィーンへ留学させる…
ウィーンでは異邦人としての自分の居場所を求め続け、マリファナやヘロインにも手を出し…(映画ではこのあたりは省いてあったがコミックの中では詳しく書かれている。)
恋もしたがあっけなく裏切られ、その痛手で下宿を飛び出した挙句、誰一人頼れる人もないまま2ヶ月も野宿し、ついに道端で倒れて病院へ運ばれる…
そして傷心のまま「ウィーンでのことは何も聞かない」と約束してくれた両親のもとへ4年ぶりに戻ることになる…
テヘランへ戻ってからも、母国がイラン・イラク戦争で多数の犠牲者を出していたころ自分はウィーンで不届きな生活をしていたことに対する後ろめたさ、結局誰にも愛されなかったという苦しみから逃れられず、うつ状態に…
それでも常に愛情をもって見守ってくれる家族の支えで元気を取り戻し、自分の進むべき道を模索し、美大に入学し…新しい恋人にも出会い結婚する…
結局、結婚生活は破綻し(このときのおばあちゃんのマルジへの励ましの言葉「最初の結婚は2回目の予行演習」には笑った!)、「今のイランはあなたのいる場所じゃない」という両親の願いもあって、マルジはフランスへ旅立つことになる…
とにかく絵が個性的で素晴らしい!! 日本のアニメも世界的な人気を誇っているけれど、悪く言えば画風がどれも似通っているように思っていたので、このエキゾチックでモノクロの、太い線で描かれる簡潔な画はとても新鮮に感じられた。
この映画の中で2箇所「日本」が登場する☆…「ゴジラ」と「おしん」だ(笑)
マルジとおばあちゃんがテヘランで映画「ゴジラ」を観にいく場面がある。
そこでおばあちゃんは映画にケチをつけた後、「まったく日本人ときたら、切腹するか怪獣映画を作ってばかり!!」とつぶやくのだ(爆笑!)
もう1箇所は、うつ状態になったマルジが毎日見ていたテレビドラマが「おしん」だった!映画の中ではほんの数秒流れただけだったけれど、あの着物はどう見ても中国風だった(笑)
…イランの恵まれた階級に育ったちょっと鼻っぱしの強い女性の成長記…ととられるかもしれないが、革命と共に激変し時代を逆行してしまったイランという国を、また、苦悩し、道に迷い、過ちも犯した自分自身を客観的に、ときにはユーモラスに、これだけの表現力で描ききったマルジャン・サトラビという女性は只者ではない!!と思ったのだった。
その後バタバタ急いでスポーツクラブへ出かけ、11時15分からの「ピラティス」というプログラムに参加してみた。どんな内容なのかわからずに参加してみたら、腹筋を中心に筋力をつけることに重点を置いたとっても疲れるトレーニングで、あんまり楽しくなかった!!
音楽に合わせて踊るエアロビクスの方が、鈍くてついていけなくても楽しいなぁ~と実感!!
12時15分に終わると同時に上着をひっかけ家に直行
休日は1日3回家族の食事作りに追われる…
雁首そろえて私の帰りを待っている家族のために超特急でスパゲッティをゆでる…
食欲のない夫が少しでもたくさん食べてくれるように、できるだけ夫の好きなメニューを考える…
メタボだった夫はうつ病になってから体重が20キロ減り、今も油断すると1ヶ月に1キロぐらいずつ減ってしまう…夫は毎日、朝晩体重を計り、それを壁にかけたカレンダーに書き込んでいる…その数字が減っていくのを見るたびに私の気分も落ち込む…(私がごはん食べさせてないみたいじゃないか~)
昼食を急いですませ、14時からのヴァイオリンコンサートを聴きにシンフォニーホール内のイベントホールへ…
今日のコンサートはヤマハがヴァイオリン展示会に合わせて開催したもので、岡山・福山で活躍する小・中・高校生のヴァイオリニストたちがその腕前を披露してくれた。
出演者たちはいずれも、倉敷児童音楽コンクール、山陽学生音楽コンクール、日本クラシック音楽コンクール等の上位受賞者で、見事な腕前に、立ち見も出た満員の観客は大いに魅了された。
特に小学校2年生のちっちゃい男の子がちっちゃいヴァイオリンで奏でた大人顔負けの迫力ある「チゴイネルワイゼン」には拍手喝采!!
この男の子の演奏は2年前の倉敷児童音楽コンクールでも聴かせてもらい、そのときからすでに只者ではない演奏技術で「天才少年現る!!」と驚愕したのだが、さらに磨きがかかっていて、ただただ感嘆した☆ 一体どんな指導を受け、どんな練習を積み重ねているのだろう…??
どの出演者も、これからどんな風に成長していかれるのか楽しみな方ばかり…またその成長振りを折々聴かせてもらえたらうれしいなぁ~☆
今日の演奏会には夫も行きたいというので、娘Tも含め3人で一緒にでかけた。
連休中も調子が悪く、ずっと寝ていた夫なので案の定表情が恐ろしく暗く、動きも鈍く、見るからに怪しい風貌… おまけに「全然似あわないよ~!」と私がいくら言っても「気に入ってるから」と言い、20年以上前に着ていたと思われる刑事コロンボみたいなヨレヨレのコートを羽織ってきた
演奏終了後は、知り合いに遭わないよう、早々に退散した
今日は朝起きたらボタン雪が降っていて、なんとなく掃除をする気分になれず…(土曜の朝はいつもは大掃除の時間なのですが…)
夫も子ども達も居間のガスストーブの前に座り込んで動こうとせず…(我が家の特等席!)
娘Tは朝から不機嫌で、姉にさんざん悪態をついたのち、午後からのヴァイオリンのレッスンに備えて練習を始めたのはいいけれど、私がちょっとリズムの間違いを指摘するとふてくされ、ますますご機嫌ななめ…(近頃、反抗期!)
娘Sはおなかが痛いと言ってダラダラし、夫はいつものように暗~い顔で起きてきて、居間に「く」の字に横たわってしまった…(近頃また不調…もう一生このままなのかな…と思うこともある…)
寒い日は家族全員がガスストーブのある狭い居間に集結し、だらだらごろごろするので、とぉ~っても うっとおしい…
「家族団らん」なんていうあったかい響きの言葉とは無縁の我が家なのである…
それでも午後から、うまく弾けなくてふてくされ、口をきかない娘Tをなんとか車に押し込み、ヴァイオリンのレッスンへ…
いつも優しく励ましながら教えてくださる先生に感謝しながらも、いつものようにレッスン中居眠りしてしまう母…(恥ずかしい!)
…そんな日常の土曜日が淡々と過ぎていくのですが、今日は夕食の準備をするまでに2時間あまり自分の時間ができたので、久しぶりに古本屋へ行ってきました。
本屋とレンタルビデオ屋に行くと時間が経つのを忘れ、何時間でも居座ってしまう私…。今日も気がついたら2時間半が過ぎていて…あわてて帰宅しました!
今日の戦利品は
『ペルセポリスⅡ マルジ、故郷に帰る』(マルジャン・サトラピ 著、園田恵子 訳)
『方舟さくら丸』(阿部公房)
『バブリング創世記』(筒井康隆)
『回転木馬のデッド・ヒート』(村上春樹)
『せつない話』(山田詠美 編)
『魚が見た夢』(柳 美里)
全部で1,320円なり☆
今話題の、よしながふみや武富健治のマンガも買おうかな~と立ち読みしてみたら、内容が結構強烈で、私的にはおもしろいなと思ったのですが、家族に見つかったらちょっと「やばい」と思い、立ち読みだけにしておきました~
今日の戦利品で、当分は現実を忘れて楽しく過ごせそうです☆
シンフォニーホールの中のイベントホールで声楽の発表会「Flugelein 発表会」があり、娘Sがクラスメートのお友達2人のピアノの伴奏をするからです。
少し早く着いたので、お友達2人にちっちゃな可愛い花束とクッキーの差し入れを買い、それからシンフォニーホールのすぐ裏にある「コンテンツカフェ」でランチを食べました。
写真の料理に飲み物と、小さなチーズケーキのデザートもつき、娘も私もニッコリ満足☆
発表会はアットホームな雰囲気で、司会の先生が1人1人の紹介をし、励まし、温かいコメントをされ、心和む会でした☆
「浜辺の歌」「夢路より」や「Caro mio ben」のような定番曲が演奏されたのですが、制服姿の、花開く前のつぼみのような女子高校生の、初々しく溌剌とした演奏を聴いていると、なぜだか胸がジーンとして、目頭が熱くなってしまいました…。
娘Sのピアノ伴奏は、ソフトペダルを踏んでいなかったので、他のプロの伴奏者の方と比べると、音が生々しくてちょっと耳障りでしたが、一生懸命演奏者に合わせようとしていたところはよかったかな…!?
第一部だけ聴いて会場を後にし、次は岡山市デジタルミュージアムで開催されている『インカ・マヤ・アステカ展』へ…
シンフォニーホールから駅前まで市電(MOMO)に乗りました。MOMOはホームと電車の入口との段差がなく、内部も広々ゆったりしていて(床面は木製です)とても快適でした!! 普段、車で移動することが多いのですが、バスや電車を乗り継ぐのも楽しいですね☆
岡山駅正面玄関から西口にあるデジタルミュージアムまで、屋根付きのメイン通路でつながっているので、折からの小雨にぬれることもなく、らくらくと会場に到着しました。
娘Tが前々から行きたいと楽しみにしていた今回の展覧会…今日は来館者もそれほど多くなく、15時前に入場して約2時間、くたくたになるまで見て歩きました。
とにかく展示品数が膨大でどれもこれも興味深い品ぞろい!!!
「インカ」「マヤ」「アステカ」の1つの文明だけでも充分な展示数だったと思うのですが、それが3つ揃っているのですから さー大変!!
最初の品から長時間ねばり、説明文のわからない語句を私に訊きまくってくる娘T!!(最初は勉強熱心でいいことだ…と丁寧に解説してやっていたわたくしも、しだいにうんざり…)
それにしても展覧会の説明文ってなんであんなに難解な言い回しなんでしょう???…わざわざわかりにくい語句を繋ぎ合わせて、ますますわかりにくくなっているような気がするのは私だけでしょうか???…娘に説明してやりながら、平易な言葉に置き換えるのに苦労しましたよ~!!
数々の展示品の中でやっぱり印象に残ってしまったのは、娘も私も(恐怖感を煽られた)生贄になった捕虜の頭蓋骨や親子のミイラ…それから生贄として葬られていた少女のミイラを発掘した際の映像!!
眠っているかのように生々しくきれいなままの(乾燥した土地柄なので、遺体が腐らないらしい)Tと同じくらいの年齢の少女の哀れな姿にはなんともいえない気持ちにさせられました
充実感と疲労感を抱えトボトボ…帰途に着くため再び岡山駅正面へ…
家で布団をかぶって1日中寝ている夫に何かおみやげをと2人で捜し回り、地下街でたこ焼きを買いました。(夫はまたまた不調の日々です…)
娘Tが今日のように一緒に出かけてくれるのも、あと何年だろう…?
中学になったら、お母さんよりお友達の方がよくなるのかな…??
姉Sのように反抗を繰り返し、親を泣かせるようになるのかな…??
もうしばらくの間、一緒に楽しくあちこち出かけたいなぁ~と、帰りのバスの中で眠りこけている娘Tの横顔を眺める母なのでした☆
先日、職場に現れた病気のタヌキの話を書きましたが、その後また食べ物をやろうとした学生が咬まれる!っといった事件が発生し、健康管理センターから再度注意を呼びかけるメールが流されました。
そんなある日、学内に注意を呼びかける新しいポスターが張り出されました。
前回は学生部の職員が作成したのですが、今回のものはタヌキの治療をしようと働きかけている某先生の研究室の学生さんが、実物のタヌキを撮影してきて作ったものです。
見たとたん、そのユニークさに吹き出してしまいました!!
前回のポスターは、ふつ~のまるまる元気なタヌキの写真を貼り付けてあったので、実物の、毛が抜け落ちて白い地肌が出ているやせ衰えたタヌキを見ても、タヌキとわからない学生さんもいて、「珍しい動物がいる~!」と携帯で写真を撮ったりしていたらしいのですが…
今回のポスターは、まず、「ワシ、咬むぞ!」という吹き出しに爆笑!
その下には次のような文字が…
通称:「ツルッパ」
特徴:病気で全身毛が抜け、一見、何の動物かわからないが、実はタヌキ
前科:2犯(エサをくれた学生の指をガブッ!)
病気で目も耳もほとんど効かないため、エサをやるとウッカリ咬みつくことがあります。近寄ってきてもエサを与えないでください。直接かかわらない限り、特に害はありません。
※現在、大学の構内では3頭のタヌキが確認されていますが、いずれも山へ戻すべく対処中です。そっと見守るだけにしてください。
ユーモアのセンスがあるし、優しさがあるところがいいですよね~!!
これ以上、学生さんに被害が出ないことを祈りつつ、タヌキの治療をしてくださる先生や研究室の学生さんたちの活躍を、陰ながら応援している毎日です。