Peace of Mind を求めて…

悲しいことがあっても、必ず新しい朝は来るのですよね

まつげエクステやってみました☆

2010-08-24 23:10:31 | おでかけ

実は…恥ずかしながら…

この年になって初めて「まつげエクステ」なるものを体験しました。

横浜から帰省した大学2年生の娘Sが、「お母さん!一緒に行こうや~」「私がお金払ってあげるから~」「1回行ってみようや~」としつこく誘ってきて、インターネットで見つけた1時間4000円つけ放題!というサロンへ予約を入れたと言うので、まあ、一度くらい話のネタに行ってみてもいいかな~…と思い、2人で出かけることになりました。

子どもの頃からの逆まつげ…まつげが目に入るため、小学生の時には目医者さんでジョキッとハサミで切られた覚えもあります。短くて下向きのまつげは、ビューラーで持ち上げてもすぐに元にもどってしまうため、せっかくマスカラをつけても目の下に雀の足跡のようにくっついてしまい……おまけにはれぼったい一重まぶた…なので、目の周りのお化粧は、若いときからすっかりあきらめていました。

そんな過去をひきずりながらも、かすかな期待を胸に、夜10時の予約に合わせ車を走らせ、まつげエクステに向かったのでした☆ 

着いた先は、若いお姉さんが一人、こぢんまりしたコーポの一室で開業しているひなびたサロンでした。

さっそく娘からエクステ開始☆…連日の暑さでバテ気味の私は、待つ間椅子に座ったまま眠りに落ちてしまい、あっという間に1時間が過ぎ…

目が覚めると目の前には、バチバチのくるっくるまつげになった、(ちょっとケバい!)娘Sがいました。
鏡をのぞいて満足そうなS

でも私にちょっとコレは…なのでもっと本数を減らし、自然な感じにつけてもらうようお願いしました……

1時間後、できあがって鏡を見たら、自然だけど、目がくっきり若々しく見え、まずまずのできばえ

娘Sが料金を支払ってくれ、(アルバイトでかせいだお金を家族のためにいろいろ使ってくれるのです!)2人で仲良く帰宅しました。

心優しい下の娘Tが、「お母さん、5歳は若返ったな~」とほめてくれ、「そ~お~?」とまんざらでもない私

お化粧を落とすとき(手をチョキにしてまつげに触らないように洗う)、シャンプーするとき(頭を後ろにそらせて洗う)、ちょっと不便だな~と感じながらも、そ~っとそ~っと注意しながら、この日は寝るときも仰向けで眠りました。

次の日、職場の同僚(女性)に「な~な~ちょっと見て~!」と目をパチパチさせながら近づき、顔を突き出したのですが、同僚は「へっ?」という感じで全く気がついてくれず… でも同じ課の若い女性は「あれっ、なんか違いますね!」と言ってくれました。

しかし…1日たち、2日たち…だいたい1日に3本くらいずつ抜けていき…

目のあたりがパリパリして(のりでくっつけてますからね)目やにがくっついているような不快感があり…思い切り顔をブルブルっと洗えないストレスがだんだん大きくなっていき…

ついに5日目、せっかくつけてもらったまつげを全部ひっぱって取ってしまいました。
エクステ後、友だちと旅行に出かけていた娘Sも、帰ってきたらまつげが全部無くなっていました!

やっぱり、顔が自由に洗えないことが大きなストレスになったようです…

ちょっとだけ変身願望もあって初めてチャレンジしたまつげエクステでしたが…
やっぱりおしゃれには忍耐力が必要なんですね~

娘も私も、おしゃれより、顔をぶるぶるっと思い切り洗える方が気持ちよく、そちらを優先してしまったのでした!

ほんの束の間のシンデレラ体験??でした~ 
でも、もう2度とチャレンジすることはないような気がします。。。


カフェ  bird.

2010-08-16 22:14:01 | カフェ・レストラン
最近家の近くに、とても素敵なカフェを見つけました☆

岡山市原尾島の住宅街にある一軒家カフェ bird.です。


ひとつひとつのイスがどれも座り心地がよくゆったりでき、飾ってある小物もそれぞれセンスが良くて可愛らしい☆
置いてある本もナチュラル系?オーガニック系っていうんでしょうか?…


部屋の角にはアップライトのピアノも置いてあるし、お客の若者2人はオセロっぽいゲームを楽しんでいました。ゆっくりゆったり好きな時間を過ごせる雰囲気が漂っています。

今日いただいたランチ(野菜カレー)も心をこめて作ってくださったのが伝わってくる、お客さんが幸せな気持ちになれる一品でした。

このプレートにスープと飲み物がついて850円です。
飲み物も、自家製しそジュース、ゆずジュースやルイボスティなど、これまた心がこもったおいしさなのでした☆
写真を撮るのを忘れましたが、食後に100円追加して、くるみの入ったフワフワのスポンジケーキもいただきましたこれも最高

オーナーの女性は、私たちへのサーブが終わると、イスに座って何やらチクチク縫い物をされていましたよ! 店内にはこのオーナーさんが手作りされた帽子やピアスなど、かわいらしい小物も並んでいました。

店内に流れていた音楽がこれまたナチュラル系で、女性の声がとても美しくて癒されたので、帰り際に「だれのCDなんですか?」とお聞きしたら、「ハンバートハンバートっていう男女のグループなんですよ。とってもいいでしょう~」とのこと。

初めて聴いたこの曲☆ハンバートハンバートの「おなじ話」っていう曲です。不思議な魅力があって素敵です

夏休みのひととき、娘たちと気持ちの良い時を過ごす事ができました。

すっかり気に入ってしまったので、友だちを誘って絶対にまた来ようと思います。


リン☆おかえりなさい

2010-08-15 23:31:47 | 愛犬リン
我が家のリンが、初めての外泊をしました。
外泊先は行きつけの動物病院…1泊2日で避妊手術を受けたのです。

避妊手術をすることは、リンを保護してくださった動物保護団体の方と、譲渡にあたっての約束ごとだったので、必ず守ろうと思っていました。時期はいつにしたらいいかと迷っていたのですが、私が夏休みに入るこの時期に行うことにしました。

一般的にやっていることだし、そんなにたいした手術ではないと思っていたので、帰省したばかりの娘Sと2人で、相変わらず車に乗るのを怖がるリンを抱え、動物病院へ連れて行きました。昨夜から絶食し、今朝は水もやっていないので、少しかわいそうで気になりながら…

先生から手術の説明を受けた後、不安そうな顔で私たちを見つめるリンを残し、ちょっぴり後ろ髪を引かれる思いで帰宅しました。

リンがいない1日は、我が家にとってもポッカリ穴が空いたようで…
「リン、今ごろどうしてるかな~」「もう手術終わったかな~」「明日は早く迎えに行ってやろうね」と、リンの存在の大きさを改めて思うのでした。

次の日…
家族4人、雁首そろえてリンの迎えに出かけました(笑)
受付の窓口からリンが歩いてくる姿が見えたときのうれしかったこと!

先生から血液検査の結果がすべて正常だったこと、子宮がまだ未成熟で小さかったこと、抜糸の時期、手術跡をなめさせないこと…等の説明を受けた後、傷口がまだ生々しいリンをそ~っと大事に抱いて帰りました。(手術費用は全部で35,700円でした。)

傷口をなめたり、糸をかんだりしてはいけないので、ネッカー(別名エリザベス・カラー)と呼ばれるプラスチックの装具を首につけました。

なんだか間抜けな風貌で、見ていると笑えてくるのですが、リンがいつものリンでなく…
部屋中を駆け回ることもせず、靴下をさらってくることもせず、絨毯をガリガリひっかくこともせず…元気が無く物静かに伏せているばかりで食欲もない…みんなで「大丈夫かな~」と心配になりました。

心配でついつい甘やかし気味になり…
ドッグフードに豪華なササミのトッピングの特別食を作ってやったり、夜はリンと同じ部屋で一緒に寝てやったり…2日ほどこんな状態が続きました。。。

傷口から血がにじんできたり、縫い目から中の肉がはみ出てきたり…そんな様子を見ていると痛々しくて痛々しくて…当然の任務と思い、手術を受けさせたのですが、ほんの少しだけリンに対して申し訳ないような気持ちにもなりました。

それでも4日目にはすっかり元気を取り戻し、またまたこんなあられもない姿で寝るようになりました!!!(お腹の毛を剃ってしまっているので、傷口がちょっと生々しいですね!)


元気になったのはいいのですが…なんだか性格が不安定になってしまったみたい…
帰省した娘Sの友人やボーイフレンドが次々に我が家にやってくるのですが、そのたびに吠えて、うなったり…玄関のチャイムが鳴っても激しく吠え立てるし…あま咬みも前よりひどくなったような気がします…

リンにとって今回の手術は、知らない場所に預けられ、怖い思いをしたことで、少しずつ落ち着いてきていた不安感をまたまた増大させることになってしまったのかもしれません。でも、しかたありませんね。。。
これからまたゆっくり時間をかけ、ドッグトレーナーさんの力もお借りし、あせらずにリンとつきあってやろうと思います。

保科洋岡山大学交響楽団常任指揮者就任45周年記念演奏会

2010-08-14 23:42:47 | 音楽

メッチャ長い名前の演奏会に行ってきました。(笑)

岡大オケの演奏会はときどき聴きにいかせてもらい、そのレベルの高さにいつも感心しているのですが、その岡大オケを45年に渡って育ててこられたのが、この保科先生なんだそうです。(プログラムを写したら、心霊写真みたいになってしまいました。笑 ごめんなさい!)

私が大学時代に在籍したオケの先輩の息子さんが出演されるので、チケットをいただき、マーラーの大曲「復活」を生で聴くのは初めてなので、楽しみにして出かけました。

ブラームスの大学祝典序曲がそつなく演奏された後、20分の休憩があり、いよいよマーラーの交響曲第2番ハ短調「復活」です。

舞台後方には、4つの合唱団から成る合唱メンバー90名あまりがズラリと3列に並び、その前は全国から集まった200名以上の岡大OBと現役生とでビッシリ!!!…シンフォニーの舞台上にこれほど多くの出演者が並んだ光景を私は今までに見たことがありません。

ソプラノ独唱には保科先生の奥様、息子さん(ホルン)、娘さん(ヴィオラ)も参加されて家族ぐるみ、また家族同様に長年つきあってこられたOBたち、保科先生を慕うOBたちが一同に集結し、マーラーの大曲に挑む!…なんか、いいですね!

演奏も力強く、熱気が伝わってきて、素晴らしかったです。
マーラーの曲の中では比較的聴きやすい作品で、途中少し寝てしまったけれど(笑)1時間半の大曲を堪能させてもらいました。
奥様もだいぶお年のようだから、ソロ大丈夫かな…と少し心配しましたが、余計なお世話でした。おみかけしたとおりの清らかなお声で、心が温かくなるようでした。

これだけの人数をまとめた実行委員会の方たちのご苦労は大変なものだったと思います。岡大オケの団結力、層の厚さに感服した壮大な演奏会でした。

 


ワールドグランプリ2010岡山大会

2010-08-13 23:09:35 | おでかけ
バレーボール女子の国際大会「ワールドグランプリ2010岡山大会」を観に夫と出かけました。場所は桃太郎アリーナです。



岡山シーガルズの試合は今までに2度観に来たことがありますが、今回は「火の鳥NIPPON」とよばれる日本代表チームが世界の強豪チームと対戦する国際大会です。

第1試合 15:00~ チャイニーズタイペイ VS ポーランド
第2試合 18:00~ 日本 VS ドイツ 

の2試合を観戦しました。

第1試合は平均身長で10センチ上回るポーランドが、小柄な選手揃いのチャイニーズタイペイを力と技で圧倒し、3対0で圧勝!
「チャイニーズタイペイ」って。。。台湾のことだろうなとすぐに推測できましたが、なぜこの呼び名なのか???…きっと政治的な意図があるのでしょうね。(この呼び名は初めて知りました。)

続く第2試合!いよいよ日本選手の登場です☆


岡山シーガルズからは山口舞選手が出場しました!
結果は…第1セットはドイツに取られたけれど、続く第2・3・4セットは日本が奪い返し、3-1で快勝しました!!!

気持ちの良い、多彩な攻撃で攻める日本チームの技が決まるごとに会場は沸き返り、こんなに素晴らしい選手がそろっていたんだ!!!と本当にうれしく、頼もしく思いました。

平均身長ではドイツの方が8センチ高いし、セッターの竹下選手やリベロの佐野選手なんて159センチなんですよ!!!
それが……見るからに大きくて強そうなドイツ選手の力任せの恐ろしいスパイクを、佐野選手が野うさぎが跳ねるようにひょいひょいと軽々拾い、竹下選手が確実につなげ、木村沙織選手や山口舞選手が攻撃し…おもしろいように点が入っていくのです。
山口選手も、シーガルズの試合のときよりずっと生き生き☆本領を発揮し、活躍していました。

ドイツ側のスパイクは、ネット際でもかなりブロックされ、決まりませんでした。
日本選手のサーブは直前でガクッと落ちる変化球みたいな不思議な動きをしていて、相手選手がレシーブできないことも多く、サーブでもだいぶ点をかせいでいました。

背が高くて体格が良いだけじゃ勝てないんだ!ということを、大中小☆いろんな選手が混在し、それぞれの持ち味を十二分に発揮している日本チームの動きを見て実感しました。

試合以外では…
夫が奮発して購入した指定席が、ちょうど冷房の吹き出し口の前の席で、背中が寒くて寒くてとても座っていられず、チケット売り場に戻って別の席に変更してほしいと訴えたのですが、迷惑そうにあしらわれ、ちょっと腹立たしかったり…

私達のすぐ後ろに、ガラの悪いチンピラ風若者3人が背もたれに足を乗せて座り、聞いているこちらが恥ずかしくなるようなヤジを大声でとばすので嫌な気持ちになり、よっぽど「静かにしてもらえませんか」と声を出そうかと思ったのですが…逆にからまれたり殴られるかも…と思うと勇気が出ませんでした。(悲しいけれど、今の夫は全く頼りにならないので…)でも、途中からどこかへ行ってくれたのでホッとしました。。。

いろいろありましたけど、今日1日ワクワクドキドキしながら素晴らしい試合を楽しませてもらいました☆

ビミョーな家族たち

2010-08-04 23:03:29 | 
夕食後、散らかった台所を片付けるのが億劫で…いつもの現実逃避でとりあえずソファにどっかり座り込み、かわい~いリンの背中やお腹をなでて戯れていたところ…

2階に上がっていたはずの夫がいつのまにか降りてきていて、困ったような顔でオズオズと私の目の前に大きなフラワーアレンジメントのカゴを差し出しました。。。

「いつもありがとうございます」という、こちらが気恥ずかしくなるような言葉を添えて…


「えっ」と絶句した私は、頭が混乱し、一体何が起こったのかわからず…

「今日は誕生日でも結婚記念日でもないのに。。。どうしたん???」…と言うのが精一杯!
夫の突然の不可解な行動に、きつねにつままれたような私に対し、夫が言うには…

週に1回認知行動療法のため通っている「みのクリニック」の三野先生が、「奥さんに感謝しているのなら、感謝の気持ちを行動で表してみましょう」と言われたのだそうです。(「行動療法」の一環なんでしょうか?)
 
それで、唐突に花なんて買ってきたのか~…(考えるとちょっと苦笑してしまいました)
「花より団子」の私ではありますが(笑)、そうとわかって一応丁重に夫にお礼を述べたのでした。

もともと口下手で、思っていることの半分も言葉にしてくれない夫は、病気になってからますますその傾向が強まり、しだいに夫婦の会話も少なくなり、一体何を考えているのか、私や家族に対してどう思っているのかもわからない状態が続いていました…
ストレスがたまる一方の私は、そのはけ口を子どもに向けてしまったこともありました…

(でも、感謝の気持ちは持っていてくれたんだな……)

夫はこのところも相変わらず食欲は無く、しばらく治まっていた胃痙攣が突然再発したりして…決して順調な日々とは言えないのですが…リンの夕方の散歩を自分の日課として考えてくれるようになり、帰宅後ジャージに着替えると、ちょっと嫌がるそぶりをみせるリンをひっぱって(笑)、さっそうと?散歩に出かけていきます。

死ぬことばかり考えていた夫が、少しずつ少しずつ、前向きに生きることを考えてくれるようになってきたのかも…

花かご贈呈の一部始終を見ていた娘Tに、「お父さんの行動、どう思う~?」と訊いてみたら、意外にも真面目な顔で、「お父さんもいろいろ心の中で考えとるんじゃろ」とのことでした。

その後、早朝出勤が続いている私は夫と娘を下に残し、先に2階の寝室へ上がろうとしたところ…洗面所で髪をとかしていた娘Tが、通りすがりにいきなり

「おかあさん、今までありがとう」

とのたまうのです!!!

『「今まで」ってあんた、自殺でもする気なん???』
動揺した私は、思わずおかしなことを口走ってしまい、突然の感謝の言葉に照れくささもあって、娘に優しい言葉を返すでもなく、そのままそそくさと2階へ上がってしまったのでした。

唐突な夫の行動といい、娘の不可解なくらい素直な言葉といい…うちの家族は一体どうしたんでしょう???

毎日仕事と家事で目一杯の私は、家族の世話が負担に思えることも多々あり、1人暮らしだったらどんなに自由に過ごせることか、と家族に平気で不満タラタラ愚痴ることもあるのです…
そんな、母親・妻としても優等生とは言い難い私なので、家族からそんなに直截な感謝の気持ちを表されると、うれしさよりも戸惑いの方が大きくて、動揺してしまったのでした。

一体みんなどうしちゃったんだよ~!? なんか、お母さんは困っちゃうじゃないか~!