Peace of Mind を求めて…

悲しいことがあっても、必ず新しい朝は来るのですよね

地球温暖化防止に協力したいんですけど~…

2006-08-30 23:40:11 | 日記

今日はなんだか急に涼しくなりましたね。帰宅してからも冷房なしで過ごしていますよ。外を歩くとトンボがたくさん飛んでいるし、窓の外からは虫の声が涼やかに聞こえてきます。いつのまにか秋の気配が漂ってきましたねぇ…

こんなに過ごしやすくなってきたのに、私の職場の冷房温度は相変わらず24度です。私にとってはとてもつらい環境です。寒くて寒くていつもカーディガンを羽織っているのですが、腰のあたりが冷えて、じっと座っているのが耐えられなくなります。

あまりに寒いので、こっそり(でも控えめに)隣の部屋で温度設定を25度に上げてみました。でも…でも…すぐに誰かの手によって再び24度に下げられていました。

ええ、知っていますよ~。だれが温度を下げているのか~!ウチの部屋の太目のあの方です~!

何度か寒さに耐えかねて抵抗してみたのですが、いつもすぐに24度に戻されるので、それ以上対抗して、また温度を上げる勇気は私にはありませんよぉ~

早く秋が深まって冷房を使わないですむようになってほしい…(ぜいたくな悩みですみません!)

外で道路工事などをされている方たちをみると、本当に申し訳ないような気持ちですー。(日射病で倒れたりされないのかしら…)

自宅では地球温暖化防止にできるだけ取り組みたいと思っている私です。


かわいいもの(その3)

2006-08-29 23:02:31 | かわいいもの

娘Tがおもしろいものを作ってきました。「布わらじ」っていうんでしょうか?

娘2人がかれこれ10年近くお世話になったS保育園…その保育園が今年3月、みんなに惜しまれながら35年の幕を閉じたのですが、大好きな園長先生が、夏休みのひととき、一緒に布わらじを作ろうと誘ってくださったのです。

私は仕事でいけなかったのですが、娘Tの保育園時代のお友達(3姉妹)のお母さんがわざわざ家までTを連れにきてくれました。集まった子ども達5人でお昼はおそばをいただき、ワイワイにぎやかに作ったらしく、夕方保育園まで迎えに行くと、写真のようなかわいい布わらじが出来上がっていました。

このわらじ、布を細く切り、ビニールひもの芯の間を縫うように編んでいくらしいです。履き心地がバツグンなんですよ~お母さんがもらっちゃおうかな~♪


『海より上 屋上より下』 クランクインです!!

2006-08-28 23:45:12 | 映画・テレビ

さぁ!8月27日! いよいよ安井祥二監督の映画『海より上 屋上より下』クランクインです!!(詳しいことは26日の記事を見てね!)

朝10時半までに岡山理科大学付属高校普通科3階へ集合するように言われていたので、エキストラ出演する娘Sと娘の友人Mちゃん(理大付属高校生)を車にのせ、コンビニで食料を調達していきました。

控え室で助監督の女性(倉敷芸科大・映画サークルの現部長、つまり安井さんの後輩)から白のカッターシャツと白の上履きを渡され、娘たちは衣替えです。今日は教室のシーンを撮るので、S先生(安井監督の恩師・強力な支援者)から声をかけられた理大付属高生が20人あまりエキストラとして集められています。

おっと~ヒロインの総社南高校の三宅沙希子さんを発見!! 月刊「おかやま」の写真で見るよりずっと華奢ではかなげで…安井監督がヒロインに抜擢した気持ちがわかります!娘たちも「メッチャかわいい~」を連発! 

撮影の準備をしていた安井監督がわざわざ挨拶に来てくださり、台本をプレゼントしてくださいました。連載記事の写真よりずっ~とさわやかで、かなりのイケメンですよ~!

11時…撮影場所の教室に集合し、監督から簡単な場面説明の後、撮影が開始されました。学園祭の出し物についてクラスで話し合おうとするけれど、司会をする学級委員長のヒロインが孤立してしまう場面です。

「本番!」「ヨーイ!」「スタート!!」 監督の力強い声が教室中に響き渡ります。

娘たちエキストラは、ただざわざわと担任の教師やヒロインの話を無視して、私語をしていればいいのですが、ただそれだけでもなかなか自然な雰囲気が出せません。さすがにセリフのある出演者たち(ヒロインをいじめる女子3人組や主人公の友人役)は演技経験のある高校生や大学生をそろえてあるらしく、私語をしてるだけでもちゃんと演技になっています。

監督はモニターを見ながら、カメラやマイクの位置をテキパキと指示したり、身軽に動き回って演技指導をしたり… 教室内を白っぽく、もやがかかったような背景にするためのFOG噴出機(??)で何度も煙を出すよう指示し…(助監督たちが台本や銀色のバスマットのようなもので一生懸命扇いで煙を均一にしていました)

映画の中ではほんの2、3分の場面だと思いますが、この同じ場面を何度も何度も繰り返して撮影します。ヒロインや先生を、前から、後ろから、横から、角度を変えて映したり、エキストラ一人一人も丁寧に撮影されています。

「本番!」「ヨーイ!」「スタート!!」が何十回も繰り返され、見ている私の方がヘトヘトになってきました。教室に冷房はあるのですが、つけるとクーラーの音が入るので、撮影中は消しています。蒸し暑い中、ものすごい集中力で撮影チームをぐいぐいと引っ張っていく監督! 妥協を許さない、いい作品を作りたいという映画に対する情熱と厳しさに満ち溢れています! それに答える撮影、音響等の「安井組」の方々のきびきびした動きも本当に見ていて気持ちよく、頼もしいのです。

結局この1つの場面の撮影に、飲まず食わずで4時間ぶっ続けでしたよ~!! 3時にやっと「10分(!)休憩します」とお許しが出て、娘たちとサンドイッチをほうばりましたが、監督たちはお昼ご飯も食べなかったんじゃないかな~

お昼になったら当然ランチタイムって考えていたら、映画の仕事はできませんよ~こういうのが当たり前の世界なのでしょうね。文字通り「三度の飯より好き」ってことでしょうか…

今日1日で「安井組」の映画にかける熱意や底力を十二分に見せてもらいました。娘たちも「疲れたけど、メチャおもしろかった~!!」「最後まで出させてもらおうや~!!」と、貴重な体験に大満足!! 安井組のカッコよさにすっかり惹きこまれた様子でした。

安井監督、本当にありがとうございました!! 次の教室シーンもよろしくお願いしま~す!!


明日は映画撮影現場へ!!

2006-08-26 23:32:23 | 映画・テレビ

ある日、いつものように月刊「おかやま」の映画情報ページを熟読していたときのこと、『岡山で撮る!「安井祥二の映画制作日記』という小さな記事を発見!

それによると、岡山市出身の安井祥二さん(1982年生まれ)という方が、地元の岡山でこの夏、「海の上、屋上より下」という映画を制作すること、撮影場所に安井さんの母校、岡山理科大学付属高校を使うこと等が書かれていました。そして、只今、スタッフ&キャスト&何かしら協力者募集中」との文字が…

小学校の卒業文集に「将来の夢は映画監督」と書いて以来、映画の仕事にあこがれ続けている娘S…。NHKの朝の連続ドラマ「オードリー」で映画撮影現場に興味をもつようになったのがきっかけです。

実際の映画撮影現場に立ち会えるかもしれない!! これはまたとないチャンス!!…と察知した母(私です)は、さっそく厚かましくも安井さんに、「見学させてもらえませんか。何かお手伝いします」とメールを送ったのでした。

これに対して安井さんから「見学は全然かまいませんよ、娘さん、エキストラ出演してみませんか?」とのお返事をいただき、いよいよ明日がその撮影現場見学および娘Sのエキストラ初出演の日です。

(安井さんと何度かメールをやりとりしているうちに、家が近所だということも判明しました~!)

企画書や台本を送っていただき読みましたが、不幸な家庭に育ち、とても重いものを背負って生きている男女の若者が、それでもその過酷な状況を受け止め、希望を失わずに寄り添って生きていく…という非常に真摯な作品です。遊び半分の軽い気持ちで参加できる作品ではないのですよ~。わかってんのか~S!!

月刊おかやまの「安井祥二の映画制作日記」も第5回を迎え、主役とヒロインの演技リハーサルも進んでいるようです。明日はそのお二人にも会えるんだわ~!(急にミーハーになる母!)

とにかく邪魔にだけはならないよう気をつけたいと思います。明日のリポートをお楽しみに~!!


かわいいもの(その2)

2006-08-25 21:23:05 | かわいいもの

毎日の通勤路に沿って流れる用水に、カルガモ一家が住んでいます。近所に住む方がつがいで飼われていたのが増えて、今では11羽(たぶん?)になっています。朝晩ここを通るたびに、「今日は元気にしてるかな~?」とよそ見運転してしまいます。

用水脇の草むらで羽繕いしていることが多いのですが、今日は仲良く泳いでいる姿を発見!! 車を止めて撮影してみましたよ~♪ 春先には黄色い産毛のヒナがお母さんと一緒に泳いでいる姿が超人気でした。今ではすっかり大きくなったようですね~。気持ちよさそうに泳ぐ姿に、すっかり心癒された私です。

一緒に眺めていたおばさんが、何羽かネコにやられたヒナもいるということを話してくれました。

みんな~  ネコには気をつけろよ~

 


早起きして「ラジオ体操」!

2006-08-24 22:43:32 | 子ども会・町内会

今年度、町内の子ども会役員を引き受けています。これまでに新入生歓迎会、廃品回収、会費の集金等の仕事があったのですが、今週は夏休み後半のラジオ体操が始まり、ずっと早起きしています。

朝5時に目覚ましと共に起き(夜更かししてるので眠いよ~)、お弁当の下ごしらえをして6時過ぎにはCDラジカセを抱えて飛び出します。小学校の正門の重い扉を開け、子ども達が入れるように準備します。ラジオをNHKに合わせ、6時半になるのを待ちます。

「あ~た~らし~い~あ~さがきた♪」「きぼ~うのあ~さ~だ♪」……いよいよ始まりです。6年生の子ども達に前に出てきてお手本になってもらおうと頼むのですが、みんな恥ずかしがって出てきてくれません。しかたない、恥ずかしさを通り越したオバサンがやるしかない!

子ども達の視線を集めながら、りっぱにラジオ体操をやり遂げた私なのでした。(そんな大層な~

それにしても、今時のお母さん達、ラジオ体操よく知らないみたい…大きい声では言えないけれど、多分役員のお母さん達の中で一番年上の私…完璧にできます!!

この違いなんなんでしょうか?

今日はラジオ体操後、10月に行われる学区の運動会の出場選手を選抜しました。事前に回覧板を回し、希望の競技種目を記入してもらっていたけれど、定員を上回っている種目はじゃんけんをしたり、リレーは実際走らせてみて選手を選抜しました。選ばれなかった子はちょっとかわいそうでしたね。ゴメンネ~!

帰宅して服を着替え、4人分のお弁当をつめ、やっと出勤です。ふう 出勤前にすでに疲労気味…

今日は早く寝て、明日もがんばろー!!


天満敦子ヴァイオリン リサイタル

2006-08-24 00:32:16 | 音楽

今日は仕事帰りに「天満敦子ヴァイオリンリサイタル」を聴きにシンフォニーホールへ寄りました。娘T、私の母と3人で聴きました。

天満敦子さんの弾きかたは大胆にして繊細、肝っ玉かあさんのようでいて無邪気な少女のような仕草がかわいらしく…堂々としたボーイングから紡ぎ出される音色は絶対的な安心感を与えてくれます。ストラディヴァリウス♪…いい音出してます。あの広いシンフォニーホールの空間に朗々と響き渡ります。

今日の演奏会は岡山友の会(羽仁もと子さんの思想に賛同した女性たちによって生まれたキリスト教精神に基づく団体)の主催で、集客力がすごいです。シンフォニーホールが3階までびっしり満員でした。(民音が主催する催しもすごいですけどね…。)日頃クラシック音楽にあまりなじみのない人たちにも楽しめるようにということか、プログラムの選曲がポピュラーで、小林亜星さん編曲の曲が4曲も…。あと「G線上のアリア」「アメイジング・グレイス」「チゴイネルワイゼン」等もあり、娘Tも充分楽しめたようでした。私は日頃の寝不足がたたり、チゴイネルワイゼン聴きながら寝てしまい、娘に横からつつかれましたけど…(トホホ)。

プログラムの最後にポルムベスクの「望郷のバラード」という曲を演奏されたのですが、この曲は天満さんの18番といわれている曲で、ルーマニアからドイツに亡命していたヴァイオリニストから託された曲だそうです。天満さんは、高樹のぶ子さんの小説「百年の預言」の女主人公のモデルにもなっているらしい…。今度読んでみようと思います。

演奏会の帰り、お腹がすいたのでメディアコムの裏にある「ラーメン浜」へ久しぶりに寄りました。クラシック演奏会のあとは、やっぱりラーメンですね(おいおい!)


娘とアンサンブル♪

2006-08-21 23:24:36 | 

娘Tはヴァイオリンを習っているのですが、小学校の個人懇談の際、担任のA先生から、2学期に音楽の授業でいろんな楽器の紹介をするので、そのときヴァイオリンを弾いてもらえないかと言われました。

娘Tは引っ込み思案で、授業中手を挙げることなど皆無…全く目立たない性質なので、みんなの前で演奏することで、少しでも自信をつけさせようと先生も考えてくださったようです。

さっそくヴァイオリンの先生に相談し、クラスのお友達にも聞きやすい、シューベルトの「軍隊行進曲」を選曲していただきました。夏休みにちょっとずつ練習し、だいたい弾けるようになってきたので、昨日から私がピアノで伴奏をしています。(学校では担任のA先生が伴奏してくださる予定)

中学に入学してすぐ、勉強との両立ができなくてピアノを止めてしまった私ですが、娘と合わせて演奏するのはなかなか楽しいものです。今は自分の演奏に必死で娘の音を聞く余裕がないので、もうちょっと練習して優雅に伴奏したいものです~♪


★家庭教師のM先生★

2006-08-20 22:04:44 | 友人・知人

毎週日曜日は家庭教師のM先生が来てくださる日です。M先生は岡山大学の夜間コースの学生さんで、1年半前、上の娘Sが中2のときから来ていただいています。

娘Sが中2の思春期真っ只中のとき…それは…学校で問題行動を繰り返し、授業妨害で全科目の先生から目をつけられ、家庭では私が何を言っても「うっとうしい」「うるさいんじゃ!」と聞く耳をもたず、反抗し…(「クソババア!」と言われたこともある…ゆ、ゆるせん!)…今まで一生懸命子育てしてきたのは一体なんだったんだろうと思うと悔しくて悔しくて…出て行け~!!!!!!」と私がオニになって叫んでいたとき…(ハイ、すみません。これは子育ての禁句ですね。わかってマスわかってマス。こんな私の大学時代の専門は児童学~♪♪

夫のうつ病発症と重なり、心身共に疲れ果てていたときでした…親とも先生とも違う…中学の友人たちとも違う…そんな立場から娘に良い影響を与えてくれるお姉さんに助っ人をお願いできたら…ということでM先生が我が家に登場!となりました。

M先生は日本人ですが、お母様が中国大好きな方で、小学校は中国系の学校へ通ったとのことで中国語ができるし、社会的な事象に関心が深く娘に勉強以外のこともいろいろ話してくださるし、勉強もオールマイティーで教え方も丁寧、何より思いやりのある、信頼できる人柄に家族全員がすぐに大ファンになりました。

結局娘Sの成績は上がりませんでしたが、少しずつ悪の道から足を洗い、話し合いができる状態になっていき、なんとか志望した高校に合格することができました。中学時代を振り返って「なんであんなことしとったんかな~」と言うのですよ…成績はビリでも、今は高校生活が楽しくてしょうがない様子です。ありがたいことです。

現在は下の娘Tの算数をみていただいているのですが、いつも長時間丁寧に教えてくださるので、私もオヤツに夕食に…とついついサービスしてしまいます。私自身も先生に随分救われたなぁと感謝の気持ちで一杯です。

M先生 卒業するまでず~っとお願いしますよぉ~


かわいいもの見つけました♪(その1)

2006-08-18 22:52:06 | かわいいもの

今日は月に1度の夫のカウンセリングの日です。2年前から同じクリニックの先生に診察していただいているのですが、そこはいつも患者さんが一杯でゆっくり先生とお話するという雰囲気ではありません。セカンドオピニオン的なものも欲しかったので、岡山駅近くのY先生のクリニックへ月に1度、二人で通うようなりました。

Y先生はいつも1時間以上ゆっくりと時間をかけて話を聞いてくださいます。穏やかで、親身になってくださり、押し付けるような言い方は決してされません。今日はいろいろ今後のことを相談した後、職場にいつまで今の状態でいられるのか、その後はどうなるのかを確認しておいた方がいいと言われました。

  
岡山はだんだん雨が激しくなってきました。(ただいま22時50分です)皆様のところはいかがですか? 台風の被害がないことをお祈りしています。

話は変わって…
カウンセリングの帰りに後楽園の近くの「遊工房と仲間たち」へ寄りました。手作りの焼き物、ガラス、アクセサリー等、素敵な作品を売っている小さなお店です。木曜日と金曜日しか開いていないので、年に数回しか来られないのですが、今日はかわいらしいガラスのピッチャー(?)を2個手に入れました。20代の作家さんの作品とのことでした。(1個:600円でーす) 赤い金魚と黄色いカエル?がついていてメッチャ気に入ったのよ~ 眺めているだけで顔がニンマリしてしまいます。あんまりかわいいので葉っぱを入れて写真を撮ってみました。

今日はこれで幸せな気持ちになった私なのでした  


DVD 3本観ました

2006-08-18 01:29:13 | 映画・テレビ

TSUTAYAで借りてきて一昨日からDVDを3本観ました。

「THE有頂点ホテル」(監督:三谷幸喜)                            これだけの大人数の俳優さん達をうまくからませて、最後にはつじつまを合わせてハッピーエンドに持っていく脚本のうまさはさすがですね。登場人物の中で気になったのは筆耕係という地味な役をこなしていたオダギリジョー(!!)と腹話術師の榎木兵衛さん…オダギリジョーはいつもと違う三枚目な役でおもしろかったのだけど、榎木さんは一人だけ何か違った空気を漂わせておられました。初めて拝見したのでどういう方なのか知らないのですが…

三谷幸喜の映画はやっぱり「12人の優しい日本人」が好きですね~(「ラヂオの時間」や「みんなのいえ」はあんまり…)この映画で初めて豊川悦司を見てファンになりました。あと、舞台だとBSで「ショウマストゴーオン」「その場しのぎの男たち」「笑の大学」「君となら」等観たし、岡山で上演された「罠」も観にいきましたけど、一番好きなのは唐沢寿明、宮本信子、益岡徹、森口瑤子が出演した「出口なし!」ですね◎大阪まで観にいきました。シチュエイションコメディーもうまいけれど、「出口なし!」のような心にジーンと響く感動作もまた書いてほしいですね!

三谷さんはエッセーもすごくおもしろいです。奥さんと犬の「とび」、2匹の猫「オシマンベ」「おとっつあん」との小市民的日常生活、かなり笑えます。

「楽園-流されて-」(監督:亀井亨)                            なんの予備知識もなく借りてきてしまい、日活ロマンポルノみたいな(いぇ、日活ロマンポルノ観たことないんですが…)ハードなシーンに少々たじろぎながら観ました。でも主演の街田しおんさんのたくましさには脱帽しました。美人でスタイルもバツグンで、男に絶対媚びない強い女性を体当たりで演じていて、女の目から見てもホレボレしましたよ~

「シルク」(監督:下倉功)                                   この映画好きだわ~!癒されたわ~またまたオンブのシーンもあったし…

29歳のやり手女性が不倫発覚により左遷され、自暴自棄になる…そんなときふとしたことからゲイの男性(女性?)と知り合い、彼女を慕う気のいい会社の後輩も道連れに3人で、ゲイの男性が昔結婚していたときにもうけた息子を捜す旅に出る…

最初のうちは「ココニイルコト」と同じシチュエーション??と感じたけれど、父・娘、母・息子の愛するが故の葛藤、ゲイとして生きるため妻子を捨てざるをえなかった悲哀、赦し…等、丁寧に描かれていてとても美しい作品でした。

知っている俳優さんは一人もいなかったんだけれど、脇役(女性の父親・母親・兄等)も含めてみ~んな味があって素敵な方ばかり…とても好感が持てました。これはオススメですよ~◎

 


「隠された記憶」…

2006-08-16 01:06:06 | 映画・テレビ

今日から娘Tは夫の実家(兵庫県川西市)へお泊りに…。夫が元気なときは家族で帰省していたけれど今年はTの一人旅です。岡山発の新幹線のぞみは30分以上前から長蛇の列…なんとか中年女性の横にTの席を確保し、「新大阪まで行くのでよろしくお願いします」と頼み込み、下車しました。

娘Tを送り出した後、気になる映画隠された記憶を観にシネマクレールへ。ミヒャエル・ハネケ監督の作品は「ピアニスト」しか観ていませんが、風変わりな作品だったので今回も期待して…。ダニエル・オートゥイユとジュリエット・ビノシュの夫婦を見て、「う~ん、このカップルどこかで見たな~」と記憶を辿っていくと…そうそう、パトリス・ルコント監督の「サン・ピエールの未亡人」でも共演していましたっけ…。

今回の作品は、幸せな上流階級の一家に不気味な絵とビデオテープが送りつけられるところからずっと、「何かが起こる」という恐怖感にとりつかれ、怯えながら観ました。主人公ジョルジュの人種差別意識、親子・夫婦の葛藤があぶりだされてゆき、結果的に犯人たちにとっても予期しなかった悲劇的な結末を迎えてしまった…ということなのでしょうか…。

(衝撃のラストカット その真実の瞬間を見逃してはいけない)というキャッチフレーズでしたが、最後、息子の通う学校前の階段での長まわしのシーンで左下の方に疑惑の2人を発見!!…ああそういうことだったのか… とてもとてもさりげない映し方でしたが…

疑問に思ったのは、(息子ピエロは母親アンの不倫を疑って反抗的な態度をとっていたけれど、ホントにアンは浮気してたのかな? 息子の勘違いじゃないの?)(マジッドの息子はマジッドがあんな死に方をしたのにあんまり悲しそうじゃないのはどうして…?)ってことでした。

見る人によって、いろんな捉え方ができる作品のような気がしました。帰りのバスの中でも映画の中の様々なシーンが頭の中をかけめぐりました。う~ん、すごい映画でした。

話は変わって、

娘Tがいないと我が家はとても淋しい状況です。夕食が終わると、私も娘Sもそれぞれ2階へ上がってしまい、夫一人が居間に取り残されてしまいます。夫と一緒にお風呂に入ってくれるTがいないと、夫はいつまでも居間に横たわったまま動こうとしません。何度も声をかけてやっとお風呂へ入ってくれ、ベッドへ…

おーいTちゃん!!早く帰ってきてくれよぉ~!!


住宅ローン繰上返済

2006-08-14 21:56:35 | 日記

今日は住宅ローンを組んでいる銀行へ出向き、少しばかり繰上返済をしてきました。高金利のときに借りているので、利子でずいぶん損してきたように思います。夫がこれからどうなっていくのか分からないので、できるだけ早く返済したいと思い、当分必要と思われるお金を残して、後は返済に充てました。

銀行のATMコーナーの横にあるテレビ窓口が手続き場所です。鍵のついた個室ブースになっていて、画面上のオペレーターと電話でやりとりして書類を作成してもらいます。説明が丁寧だし質問もできるので、私でも簡単でした。

今回の繰上返済では、毎月の返済額を変更せずに期間を短縮してもらったので、20ヶ月返済期間が短くなりました。ボーナス時の支払額も少し減るようです。

でも、まだまだ借金返済までの道のりは続きます!! 

早く終わるといいなあ… 


最近読んだ本  

2006-08-13 19:16:33 | 

8月になって読んだ本です。

『陽の子雨の子』豊島ミホ(講談社)

 豊島ミホさんという作者になんの予備知識もなく、ただ本の装丁に惹かれて、なんとなく図書館で借りてきました。

雨の日にうようよとうごめく灰色の点々が見えてしまう14歳の男の子・夕陽が、年上の女性・雪枝(15歳だった少年・サトシを4年間も監禁?している)と出会い、危うい関係に引き込まれそうになったり、異様な大人の世界を垣間見たりしながらも、年齢相応の陽の世界に少しだけ成長して戻っていく…。

ちょっと変わったお話でしたが、結構おもしろかったです。ただ、少しばかり不幸な環境に育ったからって、雪枝さんの一種異様な行動が「普通に終わりたくない」「普通から抜け出すため」「短歌のネタにするため」だったというのは、ちょっと拍子抜けしましたが…

夕陽くんが12歳のとき、同級生の女の子・清水さんの詩の朗読に「意志」を感じるところ…大人の世界を垣間見た後で、再度清水さんに「あの詩、聞かせて」と言い、「変わらない強さとしなやかさが宿っている」清水さんの声に「涙が出そうになってしまった」ところ…好きです。

『デッドエンドの思い出』よしもとばなな(文藝春秋)

「幽霊の家」『「おかあさーん!」』「あったかくなんかない」「ともちゃんの幸せ」「デッドエンドの思い出」の5作が収録されている小説集

どの作品も切ないんだけれど、救いがこめられている作品ばかりで、読後感が最高です。癒され度100%です。つらいことがあっても必ず最後には、「ひとりぼっちじゃない」という気持ちを抱かせてくれます。

「デッドエンドの思い出」の中で気に入った箇所…「世の中には、人それぞれの数だけどん底の限界があるもん。俺や君の不幸なんて、比べ物にならないものがこの世にはたくさんあるし、そんなの味わったら俺たちなんてぺしゃんこになって、すぐに死んでしまう。けっこう甘くて幸せなところにいるんだから。でもそれは恥ずかしいことじゃないから。」

『天国はまだ遠く』瀬尾まいこ(新潮社)

瀬尾まいこさんの作品は「卵の緒」「幸福な食卓」「図書館の神様」「優しい音楽」…と読みましたが、これも温かくて優しくて、ユーモアにくるまれていて、元気になれる作品です。(やっぱり一番好きなのは「幸福な食卓」ですけど…)

仕事や人間関係に疲れ、自殺を決意した千鶴が、海に近い山奥の民宿で自然に囲まれた生活をし、元気になって自分の生きる世界へ戻っていくお話です。

自然と共生している田村さんと一緒に生きる道もあっただろうけれど、千鶴は結局馴れ合いや依存をキッパリと切り捨てて都会に帰っていくのです。

今度、千鶴が田村さんに会いに来る時は、きっと自立した素敵な女性になっていることでしょうね…★

 


いつになったら…

2006-08-13 00:29:53 | 

いつも夫は、自分で車を運転して一人でクリニックへ通院しているのだが、私が夏休みに入り、先生と話もしたいので、10日と12日は、私が運転して一緒にクリニックへ行ってきた。身体がフラフラして、一日中横たわっている夫が車を運転すること自体、危険だと思うし…。

大勢の患者さんが座って待っている。外から見れば普通に見えるこの人たちも、何らかの症状を抱えてここへ来ているのだなと思いながら、さりげなく患者さん達の顔を一回り見てみる。1時間近く待ってようやく診察…。

夫は自分からいろいろ話す元気もないので代わりに私が質問する。

Q)再発後休職して5ヶ月になるのですが、全く良くなりません。大学病院に1ヶ月入院して電気治療も受けたけれど、副作用で脳波に乱れが出て、治療を中断せざるをえなくなりました。少し間を置いて、再度電気治療を行うことで、良くなる可能性がありますか?

A)1度施術して効果がなく、脳波に乱れが出たのであれば、もう一度行っても効果はないだろう。

Q)薬のせいで身体がフラフラで、ベッドから起きるとき、よろめいて倒れ込んだりしています。一日中横になっているため、足腰も弱ってきています。もうこれ以上薬を増やさないで徐々に減らしていき、運動(散歩する、プールで歩く等)によって治療していく方法はないのでしょうか?

A)デイケアに来られませんか?(夫がクリニックまで頻繁に通ってくる元気がないため×) これだけ薬がきかないのであれば、薬を減らしていこうとは思っています。夜眠れるようにはなってきているので、少しずつ良くなっていくと思います。

そして、効果がないとはわかっているのに、それでもひょっとしたら、何回か続けていれば効くかもしれない…という微かな期待から、10日も12日も1時間かけて抗うつ剤の点滴をしてもらった。

点滴の後の夫は、以前にもましてしんどそうで、よろよろとおぼつかない足取りでクリニックを後にした。帰宅してすぐにぐったりと横になり動かなくなってしまった。

こんなことを繰り返していて本当に良くなるのだろうか?先の見えない不安が押し寄せてくる。夫の惨めな姿に胸の奥がグーッと苦しくなる。でもここで私が泣いたらおしまいだ…

さあ!矢野顕子のCDでもかけて踊っちゃおうかな!!