Peace of Mind を求めて…

悲しいことがあっても、必ず新しい朝は来るのですよね

我が家ではそれを「G」と呼ぶ

2009-09-26 23:44:35 | 日記
我が家に最近続けて出没した「G」

黒光りする脂ぎったからだ! 怪しげに四方を触れ回る不気味なヒゲ!!

心安らかに過ごす時間、くつろぎの場所において、不意にその黒くつやつやした姿がサササッと視界を横切っていった場合、それに気づいて平常心でいられる者はおそらく皆無であろう

我が家でも同様だ!
まず発見者(娘Tの場合)は「きゃ~!」とか「ぎゃっ!!」とか悲鳴を発し、恐怖と嫌悪感で顔をゆがめて一瞬後ずさりした後、怯えながらも行方を見失わないようにその姿を目で追いながら「おかあさ~ん!!!早く来て~!!!」と私に助けを求める。。。

子ども時代自然に囲まれて育ち、虫やら魚やら動物には滅法強い(?)私は、その声の調子で何が起きたかを瞬時に察知し、手にガムテープをつかみ、すばやく現場に参上する

そして右に左に逃げ惑うそれを部屋の隅に追い詰め、何度か逃げられながらも最後にはガムテープで封じ込め、身動きできない状態にしてしまうのである

今日の収獲


今日もやっつけた!成功!!…勝ち誇った笑みを浮かべる母の姿に、畏怖の念を抱く(???)娘Tなのであった(笑)

ちまたでは、丸めた新聞紙やスリッパで立ち向かう者もいるようだが、身体の一部が損壊したり、汁が出たりするやっつけ方は、私の感覚では許容できない。
そのため、昔からガムテープで封じ込め、1週間くらいそのままにして命が尽きたのを確認してからガムテープごと丸めてポイッと捨ててしまうのである。(どっちもどっち笑)

今は神奈川に住む娘Sも、こんな母をいつも呆れた顔で遠巻きに眺めていたが、1人暮らしのアパートに出没されて以来、一家に1人欲しい貴重な人材として、母の価値を再確認したもようである(笑)

夏休みに帰省した娘Sは、アパートの友人たちの間で、『ゴキブリっていう言葉を発することすらイヤだから「G」って呼んでいる』と話してくれ、家族で大笑いになった☆

そのとき以来、我が家でもそれを「G」と呼ぶこととなった。

つわものの妻に対し我が家の夫は虫に弱く、今までGが出没すると、そこまでするか~!というほどキンチョールをまき散らし、妻の顰蹙を買っていた。

ところが昨朝、ねぼけ眼で起きてきた私に、「また出ました…」と神妙に告げる夫。。。

そこには見事なガムテープのあとが!!!(笑)


お父さん!やればできるじゃないか~!!!!!?????
こんなことは大の苦手なはずの夫が、慣れない手つきでGを追いかけ回している姿を想像しただけで思わず笑ってしまった朝なのでした☆

夫・「精神」を観る!

2009-09-23 18:20:39 | 

連休最終日の今日、夫・娘Tをつれて3人でシネマクレールへ出かけました。

実は昨夜、突然夫が『「精神」はいつまでやっているのかな~』と訊くので「今週の金曜日までだよ」と答えると、「行ってみようかな…」と言うではありませんか!!!

7月下旬に封切られた「精神」ですが、9月に入っても1日1回上映され、ロングランを続けていました。

私は結局3回観て(そのうち1回は娘Sと一緒)、観にいく際にはいつも一応、夫に声をかけていたのですが、内容的に、夫にみせるにはちょっと不安な箇所もあり、こちらから積極的に誘い出すことはしていませんでした…

夫に映画を観る気力が無かったため、結局一緒に出かけることはありませんでした…

そんな夫が、上映終了間近になって、ついに自分から「言ってみようかな…」と言い出したのです!!!
この気持ちは大事にしてあげたい!掬ってあげたい!!!

…ということで、今日は3人でシネマクレールへ行くことになりました☆

…私は「精神」をすでに3回観ているので、できれば違う作品が観たい!
でも、病気の夫に1人で「精神」をみせるのは(何もないとは思うけれど)、ちょっとだけ不安…心が動揺するかもしれないし…やっぱり家族がそばについていてあげたほうがいい気がする…

こういうとき、わがままな母を助けてくれるのが、我が家の心優しき娘Tなのです☆
最初は「えぇ~」と不満そうでしたが、「お父さんの通っている病院が出てくるんだよ」「おもしろいおじさんも出てくるから!」…と言葉巧みに説得し(笑)、なんとか付き添いを了承してくれたので、お母さんは「扉をたたく人」を観ることができました(シメシメ)!

今日はレディースデーの水曜日!
「精神」(9:45~)、「扉をたたく人」(10:00~)に合わせて早めに家を出たのですが、シネマクレールは大混雑でした!「精神」はほぼ満席だったようです。

いつもはあまり好んで観ることのないアメリカ映画なのに、今回の「扉をたたく人」は結構素直に受け入れることができました。

やる気を失くし、毎年同じ講義概要でおざなりの講義をする大学教授は、身近に何人もいる…(講義概要の原稿の、年度を修正液でぬっているシーンは笑ってしまいましたが…)、いつまでも向上心を持ち続けることは大事だとわかっていても本当にしんどい…仕事に行くだけで精一杯の夫を見ていると、向上心とか努力とか、そんな息苦しい言葉から少しでも離れていたくなる…だから、ただ忙しいふりをして無気力に生きていた主人公の気持ちが私には痛いほどわかるし、そんな彼が移民の青年やその母親と出会い、人間らしさを取り戻していく様子はとても愛しく感じられたのです…(パンツ姿でジャンベをたたく主人公、かわいかったです☆)

肝心の夫のことですが…

観終わって、かなり疲れた様子で、帰宅してすぐに横たわっていました…
特に「どうだった?」と感想を訊くことはやめたので、映画の内容について話はしていません。
「精神」を観たことが吉と出るか凶と出るか…
夫が作品をどう捉えたのか…しばらく様子を見守ろうと思っています。

 


演劇工舎「ゆめ」公演 「蠅取り紙」

2009-09-20 23:48:10 | 演劇・ダンス

天神山文化プラザへ、演劇工舎「ゆめ」公演 「蠅取り紙-山田家の5人兄妹-」を観にいきました。

この劇団については何も知らなかったのですが、たまたまどこかで手にした公演のチラシに「原作:飯島早苗・鈴木裕美」と書かれているのを見つけ、とてもなつかしい気持ちになり、出かけてみることにしました☆

飯島早苗さん、鈴木裕美さんが活躍されていた「自転車キンクリート」という劇団の芝居を、東京で生活していたころ、何度か観にいきました(「蠅取り紙」は観ていない)。
…たしか日本女子大学出身者が中心の劇団で、初めのころは女性だけで演じておられたのが、だんだんと男優の方も交えた作品作りをされるようになったと記憶しています。(もう20年以上昔のことです……)

脚本がしっかりしているから、岡山の素人劇団が演じても、まぁ~それなりに楽しめるんじゃないかなぁ~と、あんまり期待せずに出かけたのですが…(劇団の方たち、ごめんなさい!)

これが、期待をはるかに超えたすばらしく上質の作品に仕上がっていて、2時間40分の長いお芝居だったのですが、最後までとても楽しく拝見させてもらいました☆

山田家の5人兄妹
…婿養子にいってしまった長男、行かず後家の高校教師で、33歳になっても母親に弁当を作ってもらっている長女、雑誌のライターで同業者と同棲している次女、不倫相手と結婚した三女、芝居にのめりこみ、親のすねをかじり続ける26歳の次男…

両親がハワイ旅行に出かけるというので、見送りのため長男・次女・三女が実家に戻り、久しぶりに5人が顔を合わせます。三女の夫も加って、宴会が始まります…

トイレに行く順番を決めるのも一騒動、姉たちに命令される末っ子の次男、三女に対する姉たちのやっかみ…5人兄妹の力関係、各々に対する微妙で複雑な胸中が会話の中に巧みに盛り込まれていて…ううむ、その気持ち、わかるわかる!、そうそう、そうだよね~!と脚本のうまさに感じ入ることしきり…役者さんたちも、役になりきっていてうまいんです!

全員が寝静まった深夜、ハワイにいる父から、母親が盲腸で入院したとの電話があり、一同慌てるのですが、盲腸で死ぬことはないだろうと考え、とりあえず父からの次の連絡を待つことにし、全員眠りにつきます…

ところが翌朝、眠りこけた兄妹たちを起こしに来たのは、なんと!ハワイの病院で麻酔が醒めずに眠ったままの母親だったのです…。

母親は、子ども達のことが心配で、幽霊?になって家まで帰ってきたのではないか???。。。そう考えた兄妹たちは、一番心配をかけているのはおまえだ!おまえだ!!…と口々に相手を糾弾し始めるのです!!!

この場面は、今まで口に出せずに各々兄妹が心に留めていた不満が一気に爆発し、壮絶なバトルが繰り広げられ、観ている方もとても緊張しました!

三女の夫が中国で実際に起きた同じような事件について話したことから、とにかく母親の魂?には、おいしいものを食べさせ、兄妹みんな大丈夫と安心してもらい、気持ちよくハワイの肉体の元へ帰ってもらおう…ということになり、兄妹たちは今度は母親のために一生懸命力を合わせることになります…

母親を囲んでトランプのダウトをしながら語り合ううち、兄妹たちは素直な気持ちになり、母親に対し、今までの身勝手な自分を詫び、これからどう生きていくのか前向きに語り始めます……「蠅取り紙」にまつわる兄妹のエピソードも笑えるんだけど、ほろりとさせられました。。。

5人の子どもたちを育ててきた母親の人生は、決してつまらないものではない…
他の人の5倍は楽しんだと言える人生であってほしい…
子どもたちはやっと、母親がどれだけ自分たちにとって大切な存在であったかに気づきます…

三女の夫が、離婚した元妻の死を受け入れられず、出るはずのない元妻へ電話をかけ続ける様は、このストーリーの中で少し異様で浮いている感じもしましたが、そこにいるのが当然と思っていた人を失うこと…そんな喪失感を描いていたのでしょうか…

舞台美術もすばらしく、いかにも日本の典型的中流家庭!といった空間を作り出していたし、(たった2日間の公演だけで撤収してしまうのは惜しい!)、芝居の前後に流れていたリコーダーとパンフルート?のアフリカっぽい音楽等、センスが良かったと思います。

観終わった後も気持ちの良い余韻が残り、今日は家族のためにちょっと手をかけて夕食を作ろうかな…なんて殊勝なことを思いながら帰宅しました☆


Cafe&Artspace 風舎 

2009-09-13 23:10:30 | 友人・知人
今日は夫と2人、ドライブに出かけました。
行き先は、幼稚園から高校まで一緒だった同級生の木口くんが、この4月にオープンさせたカフェ&アートスペース「風舎」です☆

木口くんは廃校になった小学校を改装して奥さん・娘さんと3人で暮らす木工作家で、我が家の娘Tの勉強机も特注で作ってもらったのですが、天然の楢の木で作られたこの机は、シンプルだけど味わい深く、これからず~っと(子どもから孫へ!)大切に使っていきたいと思っている我が家の宝物です☆

体調がずっと悪くて、家では落ち込んだ気分のまま横たわっている夫を、せっかく過ごしやすい季節になったことだし、ちょっと出かけないかな…と誘ってみたら、意外にも「行ってみようかな…」という答えが返ってきました。

…といっても木口くんちまでは山奥の道を1時間近く走らなければならないため方向音痴の私は運転できず(スマン!)、具合の悪い夫のフラつく運転で、スリル満点のドライブとなりました!

木口くんちに行くのは2回目ですが、途中、こんなに細い道だったっけ~と不安になりながらなんとか到着!

ゆるやかな日差しの中、どこかなつかしい雰囲気の元小学校が目の前に現れました。
 
庭の隅っこには二宮金次郎の銅像だってちゃ~んとあるんですよ!(逆光ごめん!)

入口でスリッパに履き替えて、校舎の2階に上がると、いつのまにやらカフェのマスターに変身した木口くんがびっくりして出迎えてくれました。奥さんと娘さんは出かけておられて、木口くんが1人で店番をしているとのこと…ひとしきり近況報告のおしゃべりに花を咲かせた後、ゆっくり丁寧にお茶とケーキをサーブしてもらいました。

カフェのマスターもなかなか似合っています☆

いただいたのはガトーショコラ、ミルクティーとアイスコーヒー、ラムレーズン
 
奥さんの手作りケーキはしっとりと柔らかく、木口くんが淹れてくれた紅茶もいい香りがして、心がなごみました。

部屋の中には木口くんの作った額縁や箸置も並んでいて、日本各地の展覧会や個展のチラシも置いてあります。素敵なテーブル・椅子や飾り棚も、もちろんお手製で、奥さんが使われる機織り機も素敵でした☆(写真撮るの忘れた!)

南北の大きな窓を開け放してあるので、気持ちの良いそよ風がす~っと通り抜けていきます。(さすが「風舎」!)少し和らいだ日差しの中、窓から見渡せる緑の山々も美しく、いつまでもぼ~っとしていたい居心地のいい空間でした。☆

高校は勉強でしか評価されない進学校だったので、すべてが受験へと向かう逆らい難い流れの中、自由気ままに平気でちょっとそこから抜け出していた木口くんは(厳しい先生方にもアイツはしょうがないと認めてもらっていた!)、高校時代から異色の存在で、ある意味うらやましかったなぁ~☆(誉めてるんだよ~!)

今もこだわりを持って、自分の納得のいく作品を(命がけで!)コツコツと作り続けている木口くん☆
お金儲けとは縁遠い、そんな木口くんの生き方に触れて、心が少し楽になった1日でした。今度は子どもたちも連れて行こうと思います。

P.S. あっ、そうそう☆今月発売の「LLIO(リリオ)」9月号(岡山の月刊誌です!)にも「アートな日帰り旅」と題し、木口くんの写真つきで「風舎」が紹介されているんですよ!よかったら読んであげてくださいね☆

東京JAZZ 2009

2009-09-06 23:59:39 | 音楽
TOKYO JAZZ FESTIVAL 2009 を聴きに、夏休みをとって東京まで行ってきました!

なんてったって大好きな矢野顕子&上原ひろみのデュオ・ライヴですよ!!!

早くからチケットは購入していたけれど、夫の具合がずっと悪くて…
休日は寝たきりで食欲もない、弱りきった夫を残して旅立てるのか…
思春期真っ盛り!むずかしい年頃の娘Tに夫のことを任せて大丈夫だろうか…

でも……いつもいつも苦しくて張り裂けそうな胸の内に涼しい風を通すために…自分自身を少しだけ楽に元気にするために、後ろを振り向かず、エイッと思い切って家を出ました!

上京するのは2年ぶりです。東京JAZZ 2009 の会場は前回仕事で訪れたのと同じ東京国際フォーラム☆

岡山を9時過ぎに発ち、12時過ぎに品川に到着しました!

開演の19時まで時間がたっぷりあるので!(こんなこと普段ありえない!)、恵比寿の東京都写真美術館と、目黒の東京都庭園美術館へ足を運び、自由な1人の時間を満喫しました。(東京都写真美術館では、ちょうど館内で上映していた「ぼくはうみがみたくなりました」という映画も観ることができました☆)

アルバイトのため岡山から神奈川に戻っていた娘Sと合流して夕食を摂った後、わくわくしながら東京国際フォーラムのホールAへ…

会場はとても広くて、40列目に座った私達から舞台まではとても遠い…遠いけれど眺めはいい、ほどよい傾斜で作られています。舞台両側に大きく映像が映されるようになっていて、舞台から遠い席に座る観客はその画面を観ることになります。

矢野顕子&上原ひろみのことばかり考えて岡山からはるばるやってきたのですが、今日のプログラムは
19:00~NHK交響楽団
20:30~オランダのヴォーカリスト ウーター・ヘメル率いる楽団の演奏
21:35~矢野顕子&上原ひろみ
…となっていました。会場に来てプログラムを購入するまで知りませんでした!(笑)

N響は、ショスタコーヴィチ「ジャズ組曲」、ガーシュイン「ラプソディー・イン・ブルー」や「ウエストサイドストーリー」等を演奏したのですが、なんか…なんか違う…確かに演奏はうまいのですが…ジャズを聴きにきたのに、自分が期待していた音楽と違うので、どこかしっくりこない…

続いて登場したウーター・ヘメル…
ピアノ、ギター、ベース、ドラム、サックスのバンドを従えて演奏するダッチ・ジャズ!……確かに歌唱力はある!
でも…なんか…な~んか違う…時代遅れの古~いポップスを聴いているような気分で…これまたちょっと期待はずれ。。。

心の中で(早く終わらないかな~早く時間が経たないかな~、アンコールは無しね~!!)とつぶやきながら、一応手拍子をしたりして会場盛り上げには協力☆

そのうちやっと前座(???)が終わり、本命の矢野顕子&上原ひろみが登場したときのうれしかったこと☆☆☆

そしていきなり矢野さんの「そこのアイロンに告ぐ」♪~
不思議に癒される矢野さんの声と、2人の息もつかせぬピアノのかけ合いに最初からぐいぐい引き込まれました☆
「あんたがたどこさ」→「Evacuation Plan」と、2人の息の合った演奏が続いた後、上原さんのソロ☆……超絶技巧のものすごく力強いタッチの演奏で、お尻を浮かせて本当に楽しそうに、ピアノが大好き!って感じで弾かれるんですね!!!あまりにすごい指の動き☆完璧な演奏に会場は騒然となり、拍手の嵐!!!

続いて矢野さんのソロ☆…舞台に出てこられてすぐ、上原さんの曲のフレーズを一部真似して弾かれ、「あんなに弾けていいわね~」なんてほんわか言われるので、会場も笑いに包まれました☆

そして…「これでいいのだ~~♪」(BAKABONです!)
…すべてを、大きな広い心でそのまま受け止めくれるような、閉じていた心がす~っと外に向かって開いていくような…アッコちゃんの声が響き渡りました。
会場からワァ~っと歓声が沸き起こりましたが、私は胸の奥底にいつもギューッ閉じ込めていた気持ちがほ~っと開放された途端、何かがこみ上げてきて嗚咽しそうになりました!

 ♪ バカボンのパパ バカボンのママ
   たかめられた しあわせ
   バカボンにパパ バカボンにママ
   つよめられた やくそく   

なんでこんなに心に響くのか…我が家もバカボン一家のように暮らせたら、どんなにいいだろうと思ったのかな…。。。

その後も心躍る演奏が続き、この場にこうしていられることの幸せを感謝しながらアンコールへ… 

上原さんの作詞・作曲の「Green Tea Farm」を上原さんのピアノ伴奏で矢野さんが歌われました☆

♪ 初めて憶えた気もち
  ただ愛しくて ただ懐かしくて

  あなたがいるから がんばれる
  いつもありがとう
  ただ ありがとう      

…こんな歌詞だったのですが、ほんとに美しい曲でした!!!上原さんが大好きなおばあちゃんのことを思って作られたのだとか…丁寧に丁寧に心をこめて、ひとつひとつの音を大事に大事に奏でているのがとてもよく伝わってきて… 矢野さんの声がまたピッタリで…心が洗われるようでした。

最後は「ラーメン食べたい」!
またまた進化していて、CDなんかで聴くのとは全く違ったアレンジの全く別の曲になってました!

会場は感動の渦に包まれたまま、全員がスタンディングオベーションで2人を見送りました!!!
周りに座っておられた方々も口々に「いや~!すごかったね~!!」「来てよかったね~!」と話しながら席を立たれていました。娘Sも私もしばらく感動の余韻で立ち上がれませんでした☆

ここまで来て本当によかった!!! こんなに素敵な演奏を聴けて本当に幸せだった!!! ラッキーラッキー☆ みんなに感謝の気持ちです!

このライヴの前日、NHKの番組に2人が出演して演奏された様子がYou Tubeで観られます。ぜひ聴いてみてくださいね!
そこのアイロンに告ぐ」です。