今日は、カウンセラーのI先生が教えてくださったレストラン「わダイニングこよし」へ、娘Tと一緒にランチに出かけました。
このお店は、(社福)岡山市手をつなぐ育成会が障害者福祉ホーム・障害者地域活動拠点として建てた「広瀬町仲よし」という施設の中にあります。
知的障害のある方たちが働いていて、火曜日~土曜日の11:00~15:00まで営業しています。
I先生から、だいたいの場所はうかがっていたのですが、車で初めて行くところなので少々不安な気持ちで出発!
大通りから狭い路地に入り、きょろきょろしながらも一方通行を逆走することなく(よくやるんです(笑))無事、住宅街の中のこぎれいなガラスばりのお店に到着しました。
入口には今日のメニューが…
ランチA カボチャとニンニクの芽の炒め煮
ランチB ピーマン肉詰め焼き
柿なます 長いものバターしょうゆ
と書いてあります。
中に入ると、明るく広々とした店内に、ゆとりをもってテーブルが配置されていて、とてもいい雰囲気です。
厨房の中に職員の方?がおられ、給仕は障害をもたれた方たち5人が担当されています。
テーブルについてしばらくすると、冷たい麦茶を持って注文をとりに来てくださいました。ランチのAとBを一つずつ頼みました。
麦茶の入ったガラスコップの下に敷かれたコースターの色合いがとても素敵なので、手にとって眺めると、Saori TSUNAMI THAILANDと書いてあります。
ツナミの被害に遭ったタイの人たちを支援するためのプロジェクトなのかな…と思いながらしばらく眺めました。
ランチが運ばれてきました。
味は家庭的で、身体に優しい味付けという感じです。
意外にも、長いものバターしょうゆという1品が、とっても美味でした☆
簡単にできそうだし、今度家でも作ってみよう!と思いました。
食後にはコーヒーと、ビスコッティというラスクのようなクッキーのようなお菓子もつき(ここの施設で作られているようです。美味しかったのでおみやげに買って帰りました。)、これで600円というのはとてもうれしかったです!!
ウエイター・ウエイトレスの方たちの動きは、機敏というわけではなくゆっくりですが、正確できちんと順を踏んでいて、安心していられます。
自信を持って楽しんで仕事をしておられる様子が伝わってきます。
何より見ているこちらが自然になごやかな気分になり、ゆったりした気持ちになれるのです。
あくせくしなくても、ゆっくりゆっくり確実に、自信を持って少しずつ前に進んでいければ…
そんなことを改めて自分の中で考えるゆとりを持てた、癒しのひとときでした。
家族と一緒にまた来たいなと思います。