Peace of Mind を求めて…

悲しいことがあっても、必ず新しい朝は来るのですよね

ジュニオケ演奏会にて

2008-08-24 23:31:29 | 

今日はシンフォニーホールで、娘Tが所属する岡山市ジュニアオーケストラの第44回定期演奏会を聴いてきました。

先週は朝から夕方までずっと強化練習があり、毎日お弁当と水筒を持たせて送り出したのですが、家で練習しているのを聴いたら、「えっ!もうすぐ本番なのに、こんなんで大丈夫なの??」と思わず言いたくなる、自信のない音程とリズム……

小学校5年くらいまでは、ぴったり横に張り付いて、ガミガミ怒りながら練習をさせていたら親子関係が悪化の一途を辿ってしまい、(それに娘がそれほど音楽的センスには恵まれていないことを悟ったため)、ある時期から、口出しすることを止めました…

中学生になり、要領が悪くて何事にも時間がかかりすぎる娘Tは、勉強や友達関係に悪戦苦闘しており、その引っ込み思案で心配性でオドオドした物腰は、ときに親でさえもイライラしてしまい…ヴァイオリンの練習もますますおろそかになっていき…

毎週日曜日のジュニオケの練習に行っては、「弾けんかった~」と言って帰ってくるし…(なのに練習に力を入れる気配もなく…)
人付き合いがヘタで、なかなか仲良しのお友達ができず、にぎやかに輪になって戯れている2ndヴァイオリンの仲間からは、いつもポツンとはずれていて…
この子はほんとにジュニオケを楽しんでいるのかな…??いったいどうなるんかいな~???…と心配しながら迎えた本番でした!

いつものごとく、2ndヴァイオリンがよく見える、舞台に向かって右側3階のバルコニー席に陣取り、双眼鏡も準備万端です!!!

そして…
団員たちが楽器を持って登場し、着席しました。。。

…その瞬間、急激に私の胸はズキズキ痛み出し、娘に対するいいようのない哀れみ(?)と不安感が襲ってきたのでした…

それは…2ndヴァイオリンの席順を目の当たりにしてのことでした!!

弦楽器は2人1組でプルトを組み、楽譜を共有しているのですが、演奏会では当然上手い団員が前の方に座り、弾けない人は後ろの席に座ることになります。(この席順を決めるのに指導の先生方は大変苦労されるとお聞きしています)

一応楽器の腕前だけでなく、団員になってからの年数や学年も考慮されるらしいのですが、この席順によって自分の腕前がメンバーの中でどの位置にあるのかが一目瞭然なのです…

娘Tの席は、同時に入団しただれよりも後で、学年が下のお友達にも追い越され、入団時には娘よりレベルが下だったと思われるお友達にも追い抜かれていました…

あれだけ弾けてなかったし、練習もしないんだから当然の結果だったと思います…
でもそれを本番の舞台上で、親は初めてハッキリと目の当たりにし、厳しい現実をたたきつけられたのでした…

このとき考えたのは・・・
「娘Tがこの現実をどう受け止めているのだろうか…?」
「自分に自信をなくし、つらい思いをしてはいないだろうか…?」
「自分の居場所を失くしてしまい、ますます孤立してはいないだろうか…?」
…ということでした。

舞台の上では、指揮者の山田和樹先生の、ユニークで親しみやすい話術、卓越した演出力による楽しさ一杯の演奏が繰り広げられており、いつものように遠慮がちに、控えめに演奏しているTではありましたが、親の心配をよそに、Tなりに楽しそうに頑張っている姿を見ることができました…

席順のことは何も言わないでおこう…
「頑張っていたね!」と、それだけ誉めてやろう。。。このとき、そっと心に決めた私なのでした…

演奏会終了後の打ち上げで、山田先生は大人気!!!
団員たちが次から次へと取り囲み、一緒に写真を撮ったり、サインをねだったり…
しかし、Tの姿はどこにもありません…
2ndヴァイオリンが集団で写真を撮っているときでさえ…影も形もありません…

さすがに、どうしているのかちょっと心配になってきました…

みんなの中に全く姿が見えないのでホールの外に出てみたら、反対側の出口から荷物を抱えて出てくるTをやっと見つけ出しました。

…指揮者の山田先生とはもちろん、お友達のだれとも記念写真を撮ってないのに、このままもう帰るのか~!!と情けないようなサミシイ気持ちでいたら、ちょうど山田先生が出てこられ、またまたみんなに取り囲まれました☆

「今がチャンス!!早く先生の近くへ行って!!」と、Tの背中を押すのですが、押し寄せる人並みにさえぎられ、控えめにしているため、ちっとも前へ出て行けません!!

それでも一番最後にやっとこさ、同じ中1で6月に入団したばかりのMちゃんと一緒に、山田先生をはさんで写真を撮り、ヴァイオリンのケースにサインもしていただきました☆

後で聞いたら、Mちゃんとは気があってずっと一緒に行動していたとのこと…
今日の演奏会が今までで一番楽しかったとのこと…

よかった~☆ 席順のことは、特に本人は気にしていない様子です。。。

ヴァイオリンパートはファーストとセカンドに分かれているため、これから実力のあるお友達はどんどんセカンドからファーストへ移っていくでしょう…

そのときにまた、Tには試練が待っているかもしれません…

でも、たとえ1人だけセカンドに残ったとしても、いじけたり劣等感を持つことなく、マイペースで自分の位置を確保し、続けていってほしい!!
(これって、でも、あまりにキツイかも…)

できれば、一番ビリでいいから、退団する前までにはファーストに上がってほしい!!!…っていうのが本音かな~!!??

まあ、本人の努力次第なので、親はただ見守るだけです!
TはTなりにやっていくだろうと信じて、応援してやるつもりです☆


病院めぐり

2008-08-19 23:27:51 | 

お盆休みが終わり、昨日から出勤した夫と私ですが、昨夜帰宅した夫が開口一番、「また急に胃が痛くなって、仕事中に横になって休ませてもらった」と疲れた顔で言い出しました…

何日か前にも仕事中に、胃をわしづかみにされたような痛みに襲われ、脂汗を流しながら痛みに耐えた…ということを夫からきいていたので、さすがにちょっとこれは様子がおかしい…と思い、今日は2人で休みを取って病院へ行くことにしました。

どこの病院へ行けばいいのか悩んだのですが、とりあえず5年前からうつ病の治療でずっとお世話になっているクリニックへ、まず相談に行きました。

8時30分に着いたのに、診察してもらえたのは10時30分!(番号札は16番でした)…いつも診てもらうのは土曜日なのですが、平日もこんなに混雑しているとは知りませんでした。こんなに患者さんがいっぱいだと、ゆっくり話をきいてもらえる雰囲気ではありません…

それでも、口数の少ない夫に代わり、ここのところずっと食欲が全く無く、ほんの少ししか食べられないのでどんどん体重が減っていること、突発的な胃痛に苦しめられていることを懸命に訴えました。

うつ病の方も、「こんなに長い間治らないのはなぜなんだ~!!」
…と先生に悶々とした怒りをぶつけてみたくなり、「まだ治るのに2、3年もかかるんでしょうか…!?」と問いかけたら、すかさず夫が「でも、去年よりはだいぶましになっているから…」と言い出し、「そうですね、以前よりはよくなってきていますからね…」。。。でおしまいになってしまいました。(私もそれ以上、何も言えませんでした!)

それでも、できれば今日中に胃の検査をしたい!とお願いしたら、すぐに検査をしてくれるクリニックを捜してくださり、16時に予約を入れ、紹介状も書いてくれました。

いったん帰宅し、15時前に紹介してもらったクリニックへ胃の検査に出かけました。
検査の後、何が起こるかわからないので、私が車を運転して出かけました。

クリニックはこじんまりとした小奇麗なところで、40代と思われる感じのよい先生が最初から親切な応対をしてくださり、安心して検査を受けることができました。

麻酔を吸入し、ぼんやりした状態で胃カメラを飲んだので、全然しんどくはなかったようです。

夫の麻酔が覚めるまでの約1時間…待合室で、ずらりと全巻並んだ「ブラックジャックによろしく」の3巻まで集中して読みふけりました。医者の世界がとてもリアルに描かれていて引き込まれ、途中泣きそうになったり、このクリニックの先生が、このコミックを愛読したのかな~と想像してみたり…

夫の目が覚めてから、2人で検査結果の説明をききました。

内視鏡検査のリアルな写真を見せてくださり、食道も十二指腸も異常なし、胃潰瘍もなし、悪性の所見もなし、と丁寧に説明してくださいました。

夫の父親がすい臓ガンで亡くなったため、その疑いがないかも尋ねたのですが、心配ないとのことでした。

結局、原因はよくわからず、神経性のものかな~と言われ…とりあえず胃の組織検査の結果を、来週ききにくることにしました。

穏やかな先生の、相手を気遣ってくださる対応をうれしく感じ…
(さすが!「ブラックジャックによろしく」を愛読されただけあるよなぁ~《妄想》)

異常なしという結果に、ほっとして帰宅しました。


明日から仕事!

2008-08-17 23:29:31 | 
今日でお盆休みも終わり、明日からまた仕事だ…。

仕事に行くの嫌だな~という気持ちと同時に、実はちょっとホッとしている部分もある。

休みの日は朝・昼・晩と家族の食事の用意と後片付けに追われ…
暑い毎日なので何を食べたらいいのか、メニューを考えるのも一苦労…
おまけに夫の体調が悪くて、いろいろ身体によさそうな料理を考えて一生懸命作っても、スズメの涙ほどしか食べようとせず…(目の前で毎食毎食、しかられた子どものようなしょんぼりした顔をして、不味そうに、しかたないから食べている…といった食べ方をされると、こちらも食欲が失せ、どんどん元気がなくなっていく…)

いつまでたっても病気がよくならず、突然胃痛に襲われたりする夫のために、最近玄米食を始め、肉類や乳製品も控えるようになった。

食べ物で体質改善することで、何かいい方向に向かわないか…という切なる思いからだ…

でも、夫の具合は良くなる気配もなく、身長180cmの夫の体重は、64kgにまで落ち込んでいる…
やせ衰えた夫の姿を1日家の中で見ているのは、耐えられないときがある…

自分を元気にするため、1人で映画に行ったり友人と買い物に出かけて気分転換をはかっても、ますます夫との間に距離ができてしまい、帰宅してから、かえってつらくなったりする…

明日から仕事が始まれば、時間的なゆとりはなくなるけれど、また忙しい日常にもどり、家の中で夫のことで落ち込む時間も少なくなる…

悲しいけれど、それが今の正直な気持ちだ…。

姫路城 暑かった~!!

2008-08-12 23:24:51 | おでかけ
夫と私が夏休みに入ったので、せっかくの夏休み☆、下の娘Tをどこかへ連れて行ってやらねば。。。ということで、今日は3人で姫路城まで出かけました。
(上の娘は忙しい!といって、もう親にはついてきません…)

娘T自身は、中学生になってから急に反抗期に突入し、親と出かけるのもおっくうな様子で、「ええ~!? どうしても行かんといけんの~!?」と嫌そうでしたが、それでも一応一緒に出かけることを納得してくれました。

最寄のJR駅まで20分、3人で歩いたのですが、Tだけスタスタ1人で先に行ってしまい、振り向きもしません!!(だれか知り合いに見られることを極端に意識しています!思春期は大変です!!)

山陽本線に乗り、途中、相生で乗り換えて約1時間15分。。。姫路に到着しました☆

駅のインフォメーションで地図をもらい、アーケードのある商店街を15分ほど歩くと、目の前にりっぱなお城が見えてきました!


さすが!世界文化遺産です!!青い空をバックにした、その白壁の美しいこと!!!

(このとき、これから始まる、あの天守閣の6階まで上がるという恐怖の道程については、知る由もなかったのでした…

正面入口で大人600円、小人200円の入場料を払い、さっそく城内へ入りました。

順路に従って、まず長局(百間廊下)へ…

内濠に沿って300メートルもの廊下が続いており、その長い廊下の横にいくつもの侍女たちの部屋がつながっています。靴を脱いで、つるつるの廊下を歩き、千姫が身支度や化粧直しをしたといわれる化粧櫓も眺めました。

長局から降りて城内を歩き、いくつか門をくぐり抜け、天守閣へ近付いていくと、こんなに間近で美しい写真が撮れました。


天守閣の入口でも、また靴を脱いでビニール袋に入れました。しかし。。。

すでにここに来るまでに、真夏の酷暑でかなりのダメージが…
持ってきた水筒で水分補給はときどきしていたのですが、3人で次々飲んだので、すぐになくなってしまい…暑さで身体が思うように動いてくれません。

…外国人観光客も大勢来ていて、日本人ガイドさんの説明を聞いているのですが、みんな一様に疲れきった表情で気の毒なくらい…日本の夏ははんぱじゃないよ~!!(日本人だとばかり思っていた観光客の話す言葉を聞いたら、日本語じゃない~!ということも…アジアからのお客様も大勢です!!)

天守閣のつるつるした急な階段を、手すりにつかまって必死でよじ登っていきました。上っても上っても最上階まではなかなかたどり着きません。。。暑さでヘロヘロの情けない私…ふと見回せば、赤ちゃんを抱いた若いお母さんや、背中に大きなリュックを背負ったバックパッカーの外国人旅行客がたくましく階段を上っています!!

あっ、ありえん!!!

天守閣を支える直径1メートル近い巨大な柱に感嘆し、頂上からの景色もなかなかよかったのですが、とにかく熱中症になりそうな暑さとの闘いなので、水を求めて早々に階段を下ることにしました。

最初に通った入場門に自動販売機があったので、そこを目指してふらふらと歩きました。

途中、娘Tが一番見たがっていた「お菊井戸」にたどり着きました。
「播州皿屋敷」の怪談で有名な、あの井戸です。

こわごわ井戸の中をのぞいてみたら…暗くて深くて…化け猫もお菊も見えませんでした。でも、夜来たらこわそう!!

やっと自動販売機までたどりつき、普段水分を摂らないことで有名な私が、お茶をがぶ飲みしてしまいました。。。はぁ~ほんとに死にそうでした 姫路城を一回りするのに2時間が過ぎていました。。。

今度来るときは、涼しくて気持ちのいい季節に来たいもんです

岡山県吹奏楽コンクール

2008-08-11 23:29:12 | 音楽

今日は娘Sと一緒に、倉敷市民会館へ「岡山県吹奏楽コンクール」を聴きに行きました。

娘Sの高校の吹奏楽部が出場するので、応援にでかけたのです。

娘Sの高校の吹奏楽部は、文化祭や定期演奏会でたびたびその演奏を聴かせてもらっているのですが、いつも明るく元気一杯で団結していて、こちらも元気になれるので、Sが行くというのをきいて私も聴きたくなり、倉敷までバスと電車を乗り継いで出かけることにしました。

コンクールは中学校・高等学校別にA部門、B部門と小編成の部に分かれています。

「A部門は全国大会へと通じる岡山県予選で、12分の制限時間の中で課題曲と自由曲を演奏します。表彰は金・銀・銅とし、金賞受賞団体の中から岡山県代表として8月下旬に岡山県で開催される中国大会へ出場する団体を推薦いたします。」

「B部門は岡山県独自の開催部門で、7分の制限時間の中で自由曲のみを演奏します。表彰は最優秀・優秀・優良とします。」

「小編成の部は、30人以下の編成により、制限時間7分で自由曲のみを演奏します。表彰は金・銀・銅とし、金賞受賞団体の中から岡山県代表を中国大会に推薦します。ただし、この部門は全国大会にはつながっていません。」

…とプログラムに書かれています。へ~知らなかったわあ…

8月7日(木)から12日(火)まで6日間にわたって開催され、188団体・約7000名が参加する一大イベントのようです!!(大学部門・一般部門もあるようです)

今日聴きにいったのは高等学校A部門で、32校が出場しました。

倉敷市民会館の入口には大型バスが何台も止まっていて、おそろいのユニフォームを着た出場者たちが、打楽器を運び込んだり、運び出したり…忙しそうに出入りしています。

朝9時30分から夜19時まで、途中休憩をはさみながら32校が演奏したのですが、娘の高校は最後の32番目(19時演奏予定)だったので、私たちは24番目から聴かせてもらいました。

課題曲4曲の中から1曲を選んで演奏し、その後続けて自由曲を演奏します。

同じ課題曲を選んでいても、演奏する高校によって全然曲の雰囲気が違うんですねぇ~!ゆったりと流れるような演奏をする高校もあれば、きびきび歯切れの良い演奏をする高校もあり…

9校の演奏を聴かせてもらいましたが、どの高校も「青春☆」っていうオーラが舞台から立ちのぼっていて、ああ~。。。今日の日のために、汗と涙の練習を一生懸命続けてきたんだろうなぁ~…そういう充実したひたむきさって、とっても美しいなぁ~とまぶしく眺めながら演奏に聴き入りました。。。

19時45分から成績発表があり、32校中11校が金賞を受賞し、この11校の中からさらに5校が中国大会へと進むことになりました。
(高校名が発表されるたびに客席から悲鳴にも似た大歓声があがり、拍手が沸き起こりました!)

娘の高校は見事「金賞」を受賞したのですが、中国大会へは選出されませんでした。
でも、曲の始まりの、あの、全員が心を一つにして息を吸い込んだ、あのうねりが途切れることなくつながっていき、(贔屓目ですが)力強くて美しい響きをもった素晴らしい演奏でした☆☆

個人的には、岡山一宮高校が演奏した、J.ヴァン=デル・ロースト作曲の「シンフォニア ハンガリカ から」という曲(現代音楽でした)がおもしろくて、(打楽器に合わせて全員が「ワァーッ」と大声で叫んだりして度肝を抜かれました!!)演奏も優れていたように思いました(銀賞でしたけれど…)。

今日の結果に出場者も先生方も保護者もみんな、一喜一憂していることでしょうね。。。
(抱き合って喜んでいる女の子たちもいれば、壁に顔を押し当てて悔し涙を流している女の子もいてちょっとかわいそうでした…)

私達は傍観者だったので、そんな青春の1コマを横目で見ながら、たくさんの素敵な演奏を聴かせてもらったことに感謝しつつ、会場を後にしました。



我が家のカプースチン・ブーム

2008-08-07 23:49:31 | 

我が家の娘Sが今ハマッているのは、ウクライナの作曲家、ニコライ・カプースチンのピアノ曲です。

クラスメートのSちゃん(岡山を代表するエレクトーンプレイヤー!!)からオススメということで、楽譜とCDを貸してもらったら、一度聴いただけですっかりその作品のとりこになってしまいました!!!

その曲とは、
「8つの演奏会用エチュード 作品40」の中の「第6番 パストラール」です☆
(8つのエチュードは、それぞれユニークなのですが、その中でも第6番が一番気に入ったようです。)

ニコライ・カプースチンは1937年、ウクライナに生まれ、モスクワ音楽院でクラシックピアノを学んだ後、独学でジャズを学び、クラシックとジャズを融合させた作品を数多く作っています。
 
娘Sはクラシックよりジャズやポピュラー系の音楽の方が好きなのですが、かといってバリバリのジャズにはついていけないので、このクラシックとジャズをミックスさせたようなカプースチンの曲は、感性にピッタリあったらしく、自分でこの曲を「運命の曲」と呼び、猛烈に練習を始めました!!

8月初め、ピティナの連弾上級・中国地区本選にクラスメートのMちゃんと出場した娘S…全国大会出場を豪語していたのに緊張して暴走してしまい、思うような結果が残せなかったことをとても悔しがっていました!…

でもピティナの2日後から、第一志望の大学の夏期講習があり、その準備もあって、すぐに頭を切り替えたようです。

夏期講習中の個人レッスンの際、娘SがO先生(岡山で実施された講習会で1度レッスンを受け、ピアノを1日中弾かなくてもいい別の学科へ進学しようともくろんでいた娘Sに「これだけ弾けるのにもったいない」と言ってくださり、結局演奏学科に進むことをSに決意させてくださった運命の先生!)に、入試のとき、自由曲でカプースチンを弾きたい!!と相談したら、う~ん……とだいぶ悩んでおられたそう…

0先生ご自身もカプースチンを弾いたことが無く、他のクラシック専門の試験官の先生方も、カプースチンの評価ができず、採点ができないんじゃないか…と言われ…
(ショパンのエチュードを弾くのが一般的らしい…)

でも、しばらく悩まれたO先生から、結局カプースチンを弾いてもいいよ!と許可をもらいました!0先生自身も、自分が弾けないと教えられないから…と楽譜を買って弾いてみると言ってくださったとか…(0先生!ありがとうございます☆)

11月の一般推薦入試では、バッハのプレリュードとフーガ、ドビュッシーのエチュード、そしてカプースチンの曲を2曲弾くことになりそうです☆

娘Sと私の音楽の趣味はほとんどピッタリ合致しているので、Sの弾くカプースチンが家の中に響くと、私もとても楽しくなります

You Tube で、娘Sの弾いているパストラールのエレクトーン版が聴けます☆
これを弾いている松本淳一さんは、すごいことに元ジャニーズだったそうです

メッチャカッコイイのでぜひぜひ聴いてみてください。
  http://jp.youtube.com/watch?v=H4BTv5gWnVA&NR=1