Pの世界  沖縄・浜松・東京・バリ

もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

こんな所にエッグスタンドが?

2010年05月25日 | エッグカップ
 週末は所用で東京だった。実家に帰る途中、ちょっと運動がてら歩いて、国分寺のリサイクルショップに寄ってみた。店に入ると入り口のすぐ左に「割引対象外」という張り紙のある飾り棚があって、中にはちょっぴり高そうな洋物の磁器が並んでいる。「東京のリサイクルショップは、沖縄とはなんとなく売られているものも違うなあ」と思いながら、何気なくその飾り棚を覗いたのだった。すると……。
 なんと、その一角にヨーロピアンなエッグスタンドが、10個ほど並んでいるのだ。目を疑った。しかし、どうみてもエッグスタンドである。すべて種類が異なり、手にとってみるとほとんどは Made in Englandとなっている。きっとコレクションを誰かが売りに出したのだろう。一応、舶来イングランド製ということもあって、飾り棚に入れられているのだ。
 ひとつ、ふたつと手にとって見るが、なかなかデザインも絵柄もいいのだ。しかし、やはり一つ800円くらいから1500円くらいまでさまざま。すべて買うなんて大人買いをできるものではない。7個目か8個目に手にとったのは、写真のエッグスタンド。正直、これがエッグスタンドなのかどうかよくわからないが、その形とデザインがすっかり気に入ってしまった。裏を見るとロイヤル・コペンハーゲンなのである。
 それにしても、「こんな所」というのもたいへん失礼なのではあるが、ふつうのリサイクルショップ(基本は古着と電化製品、靴、雑貨である)でロイヤル・コペンハーゲンのエッグスタンドに出会うなんて、ある意味、奇跡だ(と私は思う)。そんな感動をさめやらぬ中、家へのお土産としてこのエッグスタンドを購入したのであった。