Pの世界  沖縄・浜松・東京・バリ

もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

那覇空港で見ました

2007年08月21日 | 那覇、沖縄
 今日からインドネシアに出発である。あと20分で国際線の搭乗時間。
 本日のもっとも大きな出来事といえば、那覇空港で、昨日全焼したチャイナエアーラインを見物したことである。昨日、息子から「お父さん、インドネシアのおこずかい」といって100円をもらった。月500円のおこずかいの息子にとっては大金であろう。その100円をあろうことに、チャイナエアーラインの燃えた飛行機見たさに、那覇空港の見学用デッキに入る入場料に使ってしまった・・・。しかし、息子のおかげで、ばっちり写真におさめることができたし、自分の目で見てきた。
 ずっと昔、バリにいるとき大学の先輩から、事故はよく見ておくほうがいい、といわれたことがある。バリでは頻繁に交通事故があるため、それから目をそらさないことによって、自分自身が気をつけるようになるということだと思う。そんな目には誰もなりたくない。しかし考えてみれば、航空機事故は自分ではどうにもならないから、見たところで事故の抑止力になるはずはなかった・・・。
 つい今しがた息子から電話があった。
 「お父さん、昨日の100円、燃えた飛行機見るために使ったんだって・・・」
 まったくおしゃべりなカミサンである。そういう彼女も私とデッキで見学しているのだ。なんだか息子の声は多少、淋しげであった・・・。
 
 ということで、ブログは毎日更新できなくなりますが、インターネットカフェなどに行くときにたまに更新します。写真は帰国後です。それでは皆さん、ごきげんよう!

機内預け手荷物の重量制限

2007年08月21日 | 家・わたくしごと
 国際線に預ける荷物の重要制限は、エコノミークラスの場合20キロと制限される。数キロならば制限重量を超えても文句はいわれないが、さすがに日本から出発する場合、5キロもオーバーするとカウンターのお姉さんに嫌な顔をされ、30キロ近くにもなると目を合わせてくれない。こちらも表示されている数字を見なかったフリをして、必要もないのに、カバンをごそごそとかきまわしたりする。親切なお姉さんは、すぐに重量計から荷物を降ろして後ろに移動させてくれるのだが、意地悪なお姉さんは手続きする間中、荷物を重量計の上におきっぱなしにする。「あんた、30キロは重すぎんのよ」と心の中で叫んでいるのである。そうなったら、こっちも意地になって、顔を合わせない。出国カウンターなどを指し示して説明してくれる指先だけをずっと見つめる。気のせいか、お姉さんの怒りのせいで、指先が震えているように見える。しかし、日本のカウンターでは重量超過で支払いをしたことはない。その点では、カウンターでちょっと我慢さえすれば、それでいいのである。
 しかし、外国ではそうはいかない。特にディスカウントの航空会社では、2キロオーバーでも重量超過の支払いが待っている。文句なんかいっても無駄である。「はい、2キロオーバーですね。クレジットカードでも支払いはできます。」とまるで、スーパーマーケットで2キロの果物を買うような雰囲気である。
 さて、バリに通う友人たちにとって、「どの航空会社がオーバーウェイトに甘いのか」は重要な情報である。チャイナ、ガルーダ、日本、シンガポール、コンチネンタルなどがバリと日本を就航する定番である。もちろん、マレーシアやタイ、台湾のエバーグリーンなんて選択肢もある。「どの航空会社ですか」とよく冗談半分に聞かれるのだが、さてどうだろうか?私の答えは「どれも同じ」である。もちろん、アメリカ系は少し甘いぞ、とかチャイナは厳しいという噂はあるのだが、そんなことよりも重要なのは、日本のカウンターと同様に、お姉さん、お兄さんの性格と気分次第である。とにかく重要なのは、できるだけ重い荷物は持って帰らないこと。そしてどうしても荷物が重いときは、「カウンターの自分の番になったら、微笑んで、まずお姉さん、お兄さんに挨拶をしましょう。」
 ということで、私も今日からフィールドワークに出発。まずは那覇空港でやさしいお姉さんに当たりますように。