ななとぽちと猫たち

夫婦と猫達との日々

鼻についたゴミ

2005年01月29日 | Weblog
人の顔に何かついてたら
「顔に何かついてるよ」って教えてあげますね、普通。
が、もしそれが鼻くそだったら?もし鼻くそだったらどーする?ついてるよって教えれる?
私は勇気がいるな。

たとえば旦那のだったら、うっ!キっタネ-!!って教えてあげるけどね。しかし…。

前に、母の鼻にソレらしきものがついてたとき、
それを教えてあげなかった事をぽちにさんざん責められました。
オマエひどいよそれは、教えてやれよ。とね。私もひどいかなと思った自分で。

しかし、デリケートな部分だけに、言うタイミングが難しかった。

中学生の時、日曜日に友達のともちゃんと一緒に美容院行く約束をし、
待ち合わせてた事があった。
あの時…
トモちゃんの顔の鼻の下に大き目の乾燥したのが、ぶら下がってんの見た時
ホンット、どーしようかって思った。心の中で、もう終わった…と、思った。

紛れもなく鼻くそだし、しかし、それを言ったらトモちゃん絶対傷つくだろう。
こんなもの付けてくるなんて、あんまりだよトモちゃん。
出来ることなら自然と取れて下さい!神様助けて。

このまま美容院に行けば、鏡に映った自分を見て当然気づくだろうし、それは最悪だ。
こーいう事を教えないのは絶対「友達がい」がないってものだ。

言うなら早く言わなきゃ変だ。
私、タイミングを見計らって、しかもすごい勇気出して言いました。

「鼻になんかついてるよ」

自分の鼻についてるものを確かめたトモちゃんはどうしたかと言えば
顔を真っ赤にしてこう言った。
わたしのじゃない!と。(じゃー誰のなのか)
で、自分(トモちゃん)じゃなくて、私(ナナちゃん)に鼻くそがついていたって事にしてしまいたかったらしく
私の事を指差し
やーい。鼻くそーーー!と
それも、顔を真っ赤にしたまま、何度も言ってきました。

ともちゃん、、いくら勉強できても、頭が良くても、はたしてその態度はどうなのだろう。
またくっついてても、今度は絶対教えてやらないもん!!!

そうしみじみ思った出来事でした。

母と私の関係。

2005年01月29日 | Weblog
この前テレビで、どんだけうちの子供が可愛いかって事3人の芸人が自慢しあってたが、
この人達も、親から愛情深く育てられたからなのだろうと思いつつ見てた。

私の場合、自分の子出来たらそうなるのかな。

やっぱ、小さい頃親に手を上げられたりしてたからか、自信がないってとこもある。
私は、父親から叩かれた事はなかったけど、母親には時々ひどい事されてた。
無抵抗の状態で床に寝転がってる私。その背中に何度も蹴りを入れる母。(これが躾?)
子供だし、蹴り入れられるような悪いことしてないと思うんだよ絶対。
普段可愛がって貰ってたとは思うんだけど、ストレスの捌け口にされる事もあったんだろうか。

子供心を母の何気ない一言で傷つけられたっていうのでは、こんな事があった。
母の日に、母の顔と手紙を書いて封筒に入れて渡したら
封筒を透かしてみて「なーんだ、お金じゃないのか」と言った。
子供心に、何も期待するまいと思った。
親ってのは、子供の手紙ごときで涙流して「ありがとう」とか言えちゃうもんじゃないの??え?
もう、ひじょーにガックリな出来事であった。

結婚してから、実家で夕飯食べてるとき、
子供の時虐待してたよなって母親が私に言ったんで、母の口からそんな事言われてびっくりしたが、
うん、されてた。と、笑って答えた。
そうだったのか、、あれは間違いなく虐待だったんだ。自覚してたなんて、ひどいよね。

ひどいと思うけど、母の本当の母親って人は、ずっと体が弱くって
母が小学生の頃亡くなってしまい、母自身が甘える事も知らずに育ったせいかもしれないね。。
私も母に甘えるのは嫌だけど。

親を大切に思うのに、そう出来ないこともあったのは、そーいう記憶が潜在意識にあるからなのかもよ。

前に、お母さん大好きって呟くCMあったけど、あれ鳥肌立っちゃうよ。