道迷い遭難（読後感想）

　ここ２週間山に行っていない
先週は大腸の検査で１日かかり、先日は仕事の疲れでとても山に登る気にならなかった
山は楽しいが常に危険が伴うので無理しないことにしている。去年の石尾根での遭難
で特に慎重になった。そのため遭難についての本を読んだりインターネットで情報を
常に集めている。先週「ドキュメント道迷い遭難：山と渓谷社」を買って今朝読み
終えたので感想を書いてみたい。


　７例の遭難が載っているが共通しているのは運がよかったということ。「引き返す」
ことができなかったの２点だと思う。これはあとがきにも述べられていて私も同感で
去年の私自身の石尾根の遭難にも当てはまる。実は石尾根の前にも私は丹沢の檜岳尾根
で道迷いして沢を下るという道迷い遭難の典型パターン行動をしたにもかかわらず
強運で無事に林道に出れたという経験があった。そのため遭難への対策はしていたのに
石尾根で遭難してしまった。「引き返す」ことができなかったからだ。今回この本を
読んで改めて感じた。実は北丹沢で前から登りたいコースがあって春になったら行こう
と思っている。「引き返す」を念頭に入れ無理のない計画をして行動しようと思っている。