また、芥川龍之介の作品を読んだ、「奉教人の死」(新潮文庫版)です。これは、芥川龍之介のキリシタン文学の短編小説集で書名を含む11編が収められている。正直言って、難解な当時のキリスト教の専門用語が多く用いられているので、注解を参照しながら読まなければならず読むのにとてもストレスを感じた。「奉教人の死」こそ結末のどんでん返しに感動したが、それ以外は理解できないものが多くて特に感想を述べるに値しない作品ばかりだった。したがって敢えて個別にあらすじや感想はブログでは報告しません。
もし読むならある程度のキリシタンについての勉強をしたうえで読まないと作品の難解さに折れてしまうでしょう。
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