これも時間がなくて、すっかり遅れたNZZ(新チューリヒ新聞)の記事です
9月7日付けのスイスのページ(スイス国内のニュースのページ)に
犬さんと飼い主が受講する「犬の学校(わんコース)」が紹介されました
スイスでは2008年から、新しい犬さんを登録するたびに、飼い主と犬さんが「犬の学校」を卒業することが義務付けられています。
理論コースは2日間で5時間、これは飼い主向け。内容は、世話の仕方、犬さんをめぐる法律問題、正しい食事、行動学、特別食など。
最近、州ごとに違う法規の統一が試みられたものの実現せず、州ごとに違う法律については熱心にメモする参加者も多いそうな。
実習コースは4週間に4日間で6時間、飼い主と犬さんが受講します。家で練習する「宿題」も出ます。
この「犬学校」の講師は、140時間の専門家養成コースを卒業したエキスパートばかり。
またボケボケ写真ですが・・・
ちょっとアップ(でもボケボケ)
写真は実習コースに参加のミックス犬ベニーちゃんと飼い主。
右の三連写真は「おやつ探し」で、箱の中のおやつを見つけられれば合格
大きな文字のタイトルは:「お座り!」‐「伏せ!」‐それから?
良いことずくめの「犬の学校」にも、問題がないわけではありません。
義務付けられたといっても強制的なものではなく、受講しない飼い主もいること。
2009~2010年にかけての受講者3万5000人(多分チューリヒ州の数字)
これに対し、犬さんの新規登録数は5万(これも多分チューリヒ州)。
立法側の思惑は、受講してみて「自分は飼い主としての適性に欠ける」と気付いた受講者が犬飼いを思いとどまること。つまり、こうすれば、世の中は適格な飼い主ばかりになる・・・はず。
ところが、受講するのは、責任感があり犬さんの生涯を預かる自覚のある人ばかりで、既に飼い主としてベテランの受講者も多いこと。
でも受講者は増えているようで、「犬の学校」ビジネスも急成長とか
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動物愛護法パブコメに関して
パブリックコメント〔後半編〕意見案(検討中)
パブコメ募集始まりました。詳しくは「ジュルのしっぽ」さんをご覧ください
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