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火事場泥棒ロシア

2008-08-17 18:19:31 | メディアから
オリンピックは中国の威信をかけた押さえ込みにより順調に競技は進められている。しかし新疆ウイグル自治区に於ける爆弾騒ぎはどうなっているのだろう。はっきりと解ることは、中国はメディア規制を強めて自国に不利な情報は全く外に出さなくなっているし、反体制勢力に対しては徹底的に弾圧しているらしいと言う事である。競技会場の観客すらも、自由にチケットを手に入れられるのでは無く、その殆どが動員された観客であるとさえいわれている。所で開会式の当日に発生したグルジアとロシアの紛争はとりあえずフランスとドイツの働きにより休戦協定が結ばれたという。そもそもの発端は何なのか?? これほど解らないことも無い。そして伝えられる情報が何処を情報源としているか、誰の立場に立っているかでこれほど見方が違うことも珍しいだろう。勿論イスラエルを巡る情報もその立場により反対のことを平気で言うが、あそこの場合はイスラエルが軍事的に他を圧倒している。正義が何処にあるかなぞ問題にもならない。しかしグルジアの場合は、複雑な民族問題にロシアやアメリカの思惑も絡み、さらにはEUも密接な関係を持っているらしい。一番最初軍事行動が伝えられたのは、グルジアの南オセチア自治州に対するグルジア軍の軍事行動だったが、そこにはロシア軍が駐留していて、いつの間にか、ロシア軍が戦闘の主体となり、南オセチア自治州の枠を超え、グルジアの首都まで狙う態勢を示していたという。さらにはアブハブア自治共和国でもロシア軍の侵攻が伝えられている。今日勝谷誠彦氏のメルマガで今日のグルジア情勢を関連付けながら下記の本を紹介している 以下引用 「今日という日にぜひ紹介したい本があって、17日が来るのを待っていた。
 『8月17日、ソ連軍上陸す』
 http://www.amazon.co.jp/dp/4103904062
 である。著者は大野芳さん。版元は新潮社だ。
 私は8月17日というリアリティをあなたや、あなたに感じて欲しくて、この本の紹介をここまで待っていた。
 しかしその間に予期せぬことが起きた。ロシア軍による、グルジア侵攻だ。私は背筋が寒くなった。あの民族の本質は、1945年から全く変わっていない。
 相手に隙があると見れば、国際法も糞もなくとにかく火事場泥棒を働く。そして、得たものを既成事実化していく。
 グルジアとロシアについては、やや情勢が見えて来たので明日にでも書くことにしよう。
 今はまず45年の占守島である。

 占守島は、千島列島のもっとも北、カムチャッカ半島と向かい合うところにある。日本の国防の最北端とも言える。
 ここに駐屯していた部隊が相手としていたのはもちろんアメリカ軍だった。しかし、8月15日の終戦を迎える。
 ろくに聞こえない玉音放送、そして師団司令部からの混乱した指示。しかし、どうやら終戦と知った部隊は、軍人らしく矛をおさめようとうごきだす
 すなわち小銃などは焼却し、戦車の砲は外し、爆弾その他は海に投棄するなどの処分を黙々と進めていたのだ。
 しかし8月17日。部隊は、思わぬ相手からの襲撃を受けることになる。
 なんとソ連軍が攻めてきたのだ。
 ポツダム宣言受諾によって、日本はもう戦うことはできない。しかし、そこに日本国民の生命財産を火事場泥棒で侵すような連中がやってくれば…。」引用終わり  いずれにせよソ連は日本が降伏した跡に千島はもとより満州にも侵攻し、暴行・略奪の限りを尽くしたのである、シベリアに連行された捕虜は数知れない。グルジアに措いても、住民に対する暴行・略奪が頻発しているとされ、ロシア軍か定かではないが、軍服を着た銃を持つ兵士の銀行を襲うさまがネット上に公開されている。現在不法に居座っているのはロシア軍であり、グルジア軍ではない。このことははっきりしている。しかし、現状におけるアメリカの存在感の無さはどうしたことだろう。確かにブッシュは声明を出した。ライスは現地に飛んだ。アメリカは何が出来たのだろう。翻って日米安保なぞ非常の時に何の役に立つのだろう。核武装を含め、日本の安全をどうするのか真剣な検討が必要な時が着ているような気がしてきた
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