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17日 小沢会見詳報

2009-03-17 20:01:06 | 我が家の庭

 民主党の平田健二参院幹事長は17日の記者会見で、麻生太郎首相が小沢一郎民主党代表の公設秘書逮捕について「明らかに違法であったが故に逮捕となった」と述べたことについて「行政府の長が捜査機関や司法機関に『有罪にしろ』と命じているようなものだ。首相は人権意識や憲法を守るという意識が極めて乏しい」と批判した。

 民主党は漆間巌官房副長官の「オフレコ懇談発言」に続く政府側の“失言”に激しく反発。17日の参院法務委員会でも「刑事司法のイロハのイも分かっていないむちゃくちゃ答弁だ。首相に注意すべきだ」(松野信夫氏)と追及、森英介法相は「話はうけたまわった」と答えざるを得なかった。

しかし、麻生総理と言う人は何で無用な発言をするのだろう。この段階で、こんな発言をすればどんな問題が生じるか解りそうな物ではないか。あえて民主党を取り上げることでもあるまいに・・・ しかし、小沢氏の発言を、自分のBLOGに保存しておくことは、数年たった時に必要になると思うので、詳細を転載しておきます  以下転載
「民主党の小沢一郎代表は17日午後、党本部で記者会見し、自らの進退について「結論が出ましたときに今後のことについては判断を致したい」と述べた。記者会見の詳細は次の通り。


 --西松建設の事件だが、検察の強制調査着手以来、報道でいろんな疑い指摘されているが、そういったことに対してどう説明するのか。あるいは現状を今どのようにとらえていて、進退を含めた今後の政治活動についてどう考えているのか

 「あの、事実関係は、もう皆さんもお分かりの通り、ごくごく単純な事実であります。献金を受けておったことは事実でありますし、そして政治資金規正法の、法の趣旨にのっとってその通り報告をしていたしてきたところでございます。うーん、いろいろと今、捜査をいたしているところと推測しておりますけれども、検察当局の公正な結論が出ますことを期待しております。また私の今後のことにつきましては、いずれそう遠くないうちに当局の判断が示されるものと思いますので、私としては、最初から申しあげております通り、政治資金規正法の趣旨にのっとって、政治団体からの寄付だから政治団体で受けたと、その通りに報告をしたということでありますので、それが理解してもらえることを期待しておりますし、いずれにいたしましても、その結論が出ましたときに判断を、今後のことについては判断を致したいと思っております」


 --検察当局の結論ということだが、代表は、ご自身も大久保秘書も潔白だという主張をしているととらえているが、仮に起訴になった場合でも、その内容が逮捕容疑と同じあるいは範囲に留まってそれ以上、事件が進展することがない場合は、逮捕以後の対応と同様、代表職にとどまる考えか

 「今お話し申しあげました通り、私もそして、きっと大久保自身も、法の趣旨にのっとって正直に報告をしてきただけだという認識だと思いますので、しかし、現実に逮捕されておるわけでございますので、いずれ、検察当局が結論を下すだろうと思いますので、私自身の今後のことについてもその結論を見た上で、私どもとしては逮捕、起訴されるというのは、今言ったように政治資金規正法上のその通り、法律の趣旨の通り報告をしているわけですので、なんも悪いことをしていないという認識でおりますので、その意味で繰り返しますが、検察当局も公正な結論を出していただくことを期待しております。いずれにしろ、その結論が出る前に、とやかく言う問題ではないと思いますので、結論が出てから、また皆さんとお目にかかる機会になりましたら、そのときにお話ししたいと思います」


 --進退について判断する際の基準は。また、検察の判断が示されて以降、どのぐらいで判断を示すのか。もう一つは、今後、4月の千葉県知事選はじめ、地方選が続々とある。こうした地方選の結果が、総選挙に影響があるかないかが代表の判断に含まれるのか。もし、代表職にとどまると判断すれば、その段階から地方行脚を再開するのか

 「結論が出ましたならば、これはあの、法律解釈の問題が、かなりの、その認識の違いですから、政治資金規正法の。おー、判断を、私自身も、よく見聞きして、きちんと認識した上でどういうことの結論なのかということをよく認識した上で、そんな、それ以降、遠くなく私自身の考えを申しあげたいと思っております。それから地方選挙、これは私自身がいろんな意味で、仲間の皆さんやら支援者の皆さんに、ご迷惑をかけているということは、先日来も申し上げております。今、地元からは、ぜひ応援に入ってくれ、応援に来てくれ、という要請がありますけれども、私としては、このように大きな問題になっておることですので、その結論を見た上でというふうに、考えてはおりますが、いずれにしても、この選挙戦、これはもう、いつも言っていることですけれども、地方選挙と国政選挙とは必ずしもリンクしているとは、あのー、限りません。えー、千葉の選挙も、わが党は最終的に推薦候補を擁立しましたけども、自民党はどっちだかわかんない分裂状態にありますし、秋田もかなり自民も我が方も、ねじれたまんまのお話になっていますし。まあ、名古屋の方だけはどうにか民主党一本で戦える態勢をつくりたいというふうに思ってますし、地元の皆さんもまた候補者と目されている人も、今懸命のコンセンサスを得るための努力をしているようでございます。まあ、従いまして、この地方選挙、非常に大事な選挙戦でございますけれども、そのことが、さっきから言われている、私自身の今後のこととイコールのことではまったくない。地方選挙負けるたんびにどうたこうだっつう話ではない。じゃ、勝ったときはそれでいいのかっちゅうことにもなりますし、それとこれとは質の違う話だと思っております。それから、選挙がいつか分かりませんので、えー、早くということは主張は変わりませんけれども、まあ、いずれにしろ、この問題の決着をつけて、その上でどうするかということは考えていきたいと思います」

【小沢氏会見詳報】(2)「(首相発言)行政の最高の責任者としていかがか」 (1/3ページ


--昨日の参議院の予算委員会で、この事件に関連して麻生太郎首相が、「明らかに違法であったゆえに逮捕ということになったんだ」と述べた。個別の事案に対して首相がこのような答弁をするのは通常は考えられないが、この点についてどうお考えか。また、ここへ来て検察の捜査や報道に対する問題について、検察への批判も出てきている。これについて現時点ではどう考えるか

 「あのー、検察は法律を学ぶときは準司法的性格を持っているという表現の仕方で、よくものの本には書いておりますけれども、行政の一部であるっちゅうことは間違いのないことであります。したがって、その行政の長がそのような発言するちゅうことは、多分いまだかつてなかったことだろうと思いますし、それは総理として最高の責任者として、いかがかと思っております。それから検察の捜査につきましては、今、さっきから申しあげてます通り、私どもは、政治資金規正法の趣旨にのっとって、献金を受け取った相手方を記載するという趣旨にのっとってやっておりますので、公平な公正な結論を出してくれるものと期待しております。前から言ってます通り、私自身がその、収支報告書以外のいわゆる犯罪に手を染めていたと、関与していたということであるならば、私はどのような処置をされようが、処罰されようが、そりゃあもう、甘んじて受けなきゃなりません。しかし、私はそういうことを、まったく事実としてありませんし、秘書の大久保もそのようなことはないものと信じております」


 --代表の地元の選挙区支部は地元の建設会社から広く献金を受けているが、こうした建設会社の一部は、ゼネコンからの依頼や指示で献金をしたということが報道の取材などで出てきているが、そういった献金をしている企業のバックにゼネコンがついているということは把握しているのか。またそのような事実についてはどのように考えるか

 「あのー、地元の皆さんの応援は、投票だけでなくして、金銭的にも本当に有り難い支援をいただいております。それは別に建設関係だけの方ではありません。そしてまた、その方々は、いわゆるゼネコン、ゼネコンちゅうと大手をイメージしますが、そういう関係とはまったく違った、もうずーっと、何十年来の支援者の方々がほとんどでございます。ですから、その意味におきましては、私も皆、よく存じ上げてる方々ですけれども、それといわゆる大手ゼネコンとのつながりうんぬんということは、まったく認識しておりません」

--先週の記者会見では、進退について、政権交代をもの差しに判断するという趣旨の話をしていたが、今日は検察の結論という発言が多い。世論調査や千葉県知事選の結果など、世論の動向で自分の進退を判断するということあるのか。また民主党はかつて問題が起こるとすぐ代表の交代が起きてきたが、今は非常に冷静だ。民主党の同僚議員に対して思うことがあればうかがいたい

 「私どもの大目標と大きな責任、使命というのは、政権を担ってそして本当に一つは国民の側に立った、国民主導の政治を実現すること。それから、先進国の中でたった一つ日本だけが本格的な政権交代ちゅうのがないというこの現実。その意味において、議会制民主主義、政権交代、国民の手によって政権が選ばれる。そういう中で緊張した国民サイドの政治を実施していくと。本来の民主主義の機能を十分発揮できるようにと。こういう大きな眼目でもって次の総選挙に臨もうと、そう思っているところでありますので、私自身の個人的なうんぬんという話とはまったく異質なものでありまして、これはもうずっと前から何度も諸君には申し上げている通り、私個人の欲や何かでやっているわけではありません。今言った大いなる目標と大いなる責任を、使命を果たしていくと。その一点に絞って、私のこの政治家人生の集大成として全力を挙げて頑張っていきたいと、そのように思っております。現実の選挙、さっきも言った通り、地方の選挙はいろいろな複雑な地域の事情が絡みます。本来ならば欧米のように、議会制民主主義あるいは大統領制もまあ、アメリカあたりはあります、大統領制ですが、実質的に民主主義というのはほぼイコール現実の姿は政党政治であります。ですから欧米各国では大きな、まあ日本で言えば県知事とか政令指定都市とかいう選挙は政党間で争われます。ご存じの通りです。だけれども、わが国の場合は、まだそこまで民主主義というか政党政治というか、それが定着しているわけではありませんので、どうしても国政と地方選挙とは、選ぶ方の主権者の側、そのときそのときの地方選挙の場合は、事情があっての選挙戦になるということもありますので、地方選挙イコール国政選挙、民主党の政権への道うんぬんというふうにとらえてはおりません。これもまた何回も諸君にお話ししてきたとおりであります。ですから、もちろん勝利することに越したことはないんで、これは全力で頑張んなきゃいけませんが、今さっき言ったように、千葉でも秋田でもその地域のいろんな事情で、いろんな紆余(うよ)曲折があるということは知っての通りでございますので、そういういろんな事情の中でも、ぜひとも何とか私どもに近い考えの人に当選してもらって、そしてそういった諸々の力を合わせて総選挙に臨みたいということが私の気持ちであります」


 --冷静な民主党に一言

「あ、党内?党内のことは僕も、皆さんの四六時中監視の中にありますんで、党内の皆さんとはなかなか接触する機会がありませんけれども、いずれにしてもこの問題の決着がついて、そして党内の皆さんのご意見も、ご判断を伺いながら、その後のことについては考えていきたいと思います」

【小沢氏会見詳報】(3)「企業献金、団体献金は全面的に禁止するということだ」 (1/2ページ

 --事実関係の確認になるが、代表自身が現在までに東京地検特捜部の事情聴取を受けていることはないか。また大久保容疑者を除いて、事務所の他の秘書らが聴取を受けていることはないか。またテーマは変わるが、今日、代表は党本部で台湾民進党の蔡英文党首と会っていたようだが、事実関係とどのような話をしたかを説明いただきたい

 「あのー、私はときどきそういう質問に出くわしますが、いまだ地検から何の連絡も受けておりません。また、うちの秘書といいますか、うちではもう皆さんもご存じの通り、俗に政界では金庫番、金庫番という言い方がありますけれども、うちの事務所では金庫番といわれるような存在はまったくありません。みんなそれぞれが、そのときどきの先輩から後輩へ、あるいは、向き不向きもありますけれども、それぞれが順番に代わって経理を行っているということでございます。ですからその経理のことについてのお尋ねについてはあるかと思いますけれども、それ以上のものではないと思います」


 --台湾の件

 「あ、台湾。はい、台湾の民進党の党首とお会いたしました。本当に、久しぶりの、台湾の方とは、政界の関係の人と会うのは久しぶりでございましたので、そういう意味で、特に皆さんが知りたいような政治話をしたわけではありません。お互いに、その境遇ちゅうかな、立場ちゅうかな、それが非常に似てますねと、民進党と民主党と。ただ私が言ったのは、台湾の方が日本より一歩先んじて民主主義が進んでいる。あの国民党の半世紀にわたる独裁から、選挙による総統選出ということになっていると。これは台湾の皆さんが、本当に政権交代という民主主義の姿を体験したわけだから、私はそういう意味において、わが国においても、日本国民も、一度この政権交代を体験しさえすれば、みんな私はあの、優秀な国民だと思ってますので、実体験さえすれば、ああこういうことが民主主義なのかということをすぐ理解することができますので、とにかく一度、本格的な政権交代。私も15、6年前のときに、これでできたと一瞬思ったんですけれども、短期間で終わってしまいました。今度こそはいわゆる二大政党的な選挙の中で、政権を代える、それによって本当の、民主主義と国民側に立った政治を実現すると。そういうようなことで話をしました」



 --代表の事件を受けて、政治資金規正法改正の議論が活発になってきている。民主党内の一部では、いわゆる公共事業の受注企業からの献金を全面的に禁止すべきだという意見や個人献金の条件を緩和して企業献金から個人献金に移行すべきだという意見が出ている。代表の考えとは少々違うと思うが、今後の政治資金規正法の改正のあり方についての考えは

 「あのー、私の考えと違うちゅうわけじゃありません。私は日本の社会はもう少しオープンにすべきだと。政治資金も同じ。あるいは行政も同じ。民間の会社経営も同じ。もう少しディスクロージャー。これを徹底することによって、国民がその資料を基に判断するというのがもっとも民主的な私は社会だと言っているわけであります。ただ、私自身の不徳の致すところもあって、こういうことになっておりまして、その中から企業献金。公共事業ということではなくて、公共事業といいますとね、あなた方はそのゼネコンのことばっかり思い浮かぶでしょうけれども、ほとんどの企業が、例えばこの間、防衛庁のああいう汚職事件ありましたが、三菱重工をはじめ、それこそ何千億の事業を引き受けているわけでしょう。大小あっても、全部、ほとんどの企業が国や市町村と県と都道府県市町村と何らかの形で関係ありますから、禁止するということであれば、私は企業献金、そして今回それこそ問題になっている団体献金。これを全面的に禁止するということだと思います。公共事業でもって仕分けはできない、事実上。ですから、いろんな業界が政治団体、個人、会社や業界、政治団体いっぱい持っているでしょう。その政治団体通じて寄付っちゅうこともいっぱい行われていることでしょう。そうすっとその出資者はかなりのケースで企業でしょう。だから、そういう意味では今度のことの問題を教訓とすれば、全企業、企業、団体献金を禁止するということならば、私はいいんじゃないか。それで、なるべく個人献金しやすいような制度的なものにするとか、あるいはみなさん方がもう少し強力に啓蒙(けいもう)活動をやっていただくとか。なにしろ、オバマさん600億(円)ものお金集めてやってきたわけですから、だからそれが個人献金の金額にするとどの程度の割合なのかは私は知りませんけれども、いずれにしても本当に大勢の人が、トータルの量は別として、数では献金したことは間違いわけですから、その意味で私は日本においても、そういうような、もしやるとするならば企業献金、団体献金の禁止、徹底しなきゃ意味がないと、そう思います」

【小沢氏会見詳報】(4)完「西松建設の経営陣との面識無い」 (1/5ページ)

--先週、大久保秘書逮捕翌日の会見では、国民へのおわびの言葉がなかったが、今回、冒頭でおわびされたが、どのような心境の変化があったのか

 「あのー、先週の大久保が逮捕されたときは、さっき言ったように、本当に、『ちょっと話を聞きたい』と、『ああ、行っておいで』って、つって言った中で、突然、逮捕されちゃったと。そして、翌日だったかな、記者会見したの。

 そして、逮捕理由聞いたら、単に収支報告書の問題だけだったということだったもんで、これは、もうそんなにお騒がせをずっとするような問題ではないだろうというふうに思っておりましたし、非常に単純な事柄なので、すぐ済むだろうと思っておったというような心境の中でございました。

 それが、こうして1週間以上も世間みなさまに、ご迷惑、ご心配をおかけする結果になってきましたので、今日の会見の機会に申し上げようとそう思って話をしたところです」


 --先週の会見では、善意の献金者はノーチェックと言っていたが、今日の会見では、社会通念上、献金をお願いするということがあると言っているが、お願いするには、事務所として献金者は把握していたということか

 「うん、ちょっとよく分かんないんだけども、献金してくださっている方に、また、今年もよろしくというお願いすることは社会通念上、許されるじゃないかということで、例えば、新たに献金の申し出があった場合、個人であれ、企業であれ、その方に対して、このお金はどういうお金ですか、違法の金、脱法行為の金じゃないでしょうね、というような詮索(せんさく)をすることは、普通あり得ないんじゃないかと。

 例えば、慈善事業、公益的事業に普通の方が寄付される場合でも、寄付される方が、この金は大丈夫でしょうねとか、いうことはまず普通はないんじゃないでしょうか。ですから、そういう意味で善意を信じていただくと。そして、今までいただいた方に対しては、なお今後も継続してよろしくお願いいたしますというのが、普通の自然な形でじゃないかなということで申し上げたわけです。ですから、それだけのことですが」

 --西松関連の2つの政治団体からの献金は突出しているが、その金額を把握しているか。政治資金規正法上、小沢代表には監督責任があるが、どう考えるか

「最初、何だっけ、先ほどの質問にも答えました通り、そういう名前の団体から寄付を受けていたということも私は分かりませんでした。ですから、私はどの団体からいくら受けているというようなことも当然分かりません。それから2番目は、結果として。代表者は私ですから、私が監督責任はあるということは、その通りだと思っております」

--今回のように実際には企業献金だが政治団体を使って献金すると、外からは分からない状態になる。政治資金規正法の抜け穴になっているが

 「その問題については、例えばアメリカのパックの制度がありますね。いろんな企業が政治団体みたいなものを作り、そこの判断で献金するという。そういうようなしくみも1つの考え方じゃないかなと思っております。ですから、いろんな知恵を出して、結果として隠れみのみたいな行為ではなくて、正々堂々の、まさにディスクロージャーされたオープンな仕組みを作りあげるちゅうことも大事だと思います」

 --小沢代表サイドから西松建設に対し、献金をしてほしいという請求書が出されていることは知っているか?年間2500万円の献金の約束を以前され、それに基づいて献金されている。献金がされているのは2団体を通じてであり、脱法的行為を知らないにせよ、西松にお願いしたのは小沢代表側だ。ダミーであることを知っていたのでは?

 「私?」


 --はい

 「私は全く知りませんし、たぶん西松建設の経営トップの方々も面識ないと思います。ですから、先ほどから、わたしがその他の犯罪的な行為に関連した行動を取ったことはない、ということは、その一事を持ってしても、会ったこともなければ頼むことも頼まれることもないわけでございますので、ご理解頂けると思っています。

 献金をいただいている方に、『今年もお願いします』というのは、要求とか請求とかいう言葉を使えば、無理やり出せという、感じに言葉の意味合いとしてとられるが、そういうことではなく、事務的には事務的処理では請求書を送るということになるが、さっきから申し上げているとおり、献金してくださっている方に、これは献金してもらう方が辞を低くして頼むわけですから。その意味でお願い申し上げますと、どうか今回も、来年もよろしくというのは、社会通念上、むしろ、何にも献金だけ受け取って何もあいつ、あいさつに来ないということに普通の社会だったら、日本だったらなっちゃうんじゃないでしょうか。だからむしろそういう意味で、お願いにいっているということは、できるだけ皆さんにごあいさつに行けということは言っています。しかし個別のどこにいくらとか請求にいったとかお願いしたとかは私は知っておりません」

 --西松建設に(献金を)お願いして、別の団体から献金がきている。2つの団体と西松の関連の認識があったのではないか

 「わたしは分からない! ちゅうことだから。それは。具体的にどういう形で献金を受けていたか、事務的な関係は、個々については他にもいっぱい献金してくれる方はいっぱいいますので。その点については私は知ってはいないと申し上げている」


 --政治資金の総括的報告はどのように受けていたか

 「3月には収支報告書を出さなければいけません。そういう意味でトータル、このくらいの献金をいただきましたという、そういう、概括的な報告を聞いているだけでございまして。それ以外の個々の具体的なことについては聞いておりません。それはもう、実際上、何度も言いますが、個別のことを全部自分が精査するというのは物理的、能力的に不可能でございますので。秘書を信頼して任せるという以外、実際的にはすべがないということでございます」

 --報告は大久保秘書だけから受けていたのか

 「トータルの報告は、あの、政治資金報告書を書いているのは代行者ですから、事務代行ですから。それが、収支報告書を書いて、届け出るということですから。届け出る前に概括的報告を受けたということでございます」

以上がsankei.webに載っていた小沢氏の会見の詳報です。小沢氏が弱気になったの、あるいは検察が捜査の方向を誤ったのと姦しいことが繰り広げられていますが、とにかく検察は秘書は起訴するでしょう。しかし起訴されたからと言って有罪が確定するわけでは有りません。昨日、岡田副代表が、民主党が政権を取れば、官僚機構に隠されている諸々を明らかにすると言いました。検察も官僚機構の一員です。トンでもない話ですがそれが現実です。とにかく選挙で政権交代を実現させましょう





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