ぼけ~~~っと人生充電記!

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中国人船長、処分保留で釈放へ=「日中関係を考慮」ー尖閣沖漁船衝突・那覇地検

2010-09-24 22:39:05 | 時事ネタ

 沖縄県の尖閣諸島沖で中国漁船が海上保安庁の巡視船に衝突した事件で、石垣海上保安部が公務執行妨害容疑で逮捕した中国人船長※(※=簷の竹かんむりを取る)其雄容疑者(41)について、那覇地検は24日、国民への影響や日中関係などを考慮した上で、処分保留のまま釈放することを決めた。29日の拘置満期を前に、早い段階で釈放したいとしている。仙谷由人官房長官は「検察が総合的な判断の下に考えることもあり得ると思う」とした。
 事件に端を発した対立の影響が経済分野にも飛び火する中、緊張関係がこれ以上続けば不測の事態を招きかねないと政治的な判断をしたとみられる。対中関係に配慮した異例の船長釈放は、内外の批判を招きそうだ。同地検の鈴木亨次席検事は記者会見し、釈放理由について「事件に計画性はなく、わが国での前科がないなどの事情も認められる」とした上で、「国民への影響や今後の日中関係も考慮すると、これ以上容疑者の身柄拘束を継続して捜査を続けることは相当ではないと判断した」と述べた。
 柳田稔法相は中国漁船船長の釈放について「指揮権行使の事実はない」と述べた。那覇地検は福岡高検、最高検と協議の上、船長の釈放を決めたとしている。
 那覇地検は、船長が故意に、漁船を巡視船に衝突させたとしており、今後起訴猶予処分とする見通し。
(http://www.excite.co.jp/News/society_g/20100924/Jiji_20100924X689.html)

次席検事発言を問題視=臨時国会で追及へー自民

 尖閣諸島沖での漁船衝突事件で、自民党の谷垣禎一総裁は24日、中国人船長の釈放を決めた那覇地検の次席検事が日中関係を考慮したなどと発言したことについて、「捜査機関が言うべきことではない。外交を考え、政治的判断を加える役割は政府が担うべきだ」と問題視した。その上で、「きちっと検証する必要がある」として、10月1日召集の臨時国会で追及していく方針を明らかにした。党本部で記者団に語った。
 石破茂政調会長も「こんなことをする権能がいつ検察に与えられたのか。検察は証拠捏造(ねつぞう)も政治的判断もできるようになったのか」と厳しく批判した。
(http://www.excite.co.jp/News/politics_g/20100924/Jiji_20100924X747.html)



仙谷官房長官は検察が判断したことで政府は関与していないと言う。
本当にそうだろうか?
検察のみで判断したことならば、やはり政治的判断を検察が行ったことは大問題である。
検察は日中外交にそんなに精通しているのだろうか?
ただ単にこのところの中国からの圧力を嫌い処分保留で釈放したということか?
だったら圧力、脅し、嫌がらせに検察は屈するということか?
もしかして例の豪腕幹事長が不起訴処分になったのは政治判断によるもの?とも思えて来る。


検察は政治判断などせず、ただその役目をこなせばいいだけのこと。
政治判断は国民から選ばれた政治家が行う、内閣が行う。検察官僚にそんな資格はない。
政治主導を高らかに謳った民主党。しかし検察からもバカにされているということやな。


本当に検察だけでこの判断がなされたのか?
やはり官邸からの圧力があったと考える方が適当である。
と、なったらなったで腰抜け外交、日本外交の大失敗ということになる。
日本は圧力をかければ言うことを聞くー世界中の国がインプットした。


検察は検察の判断をする。政治的配慮をしたいのなら指揮権発動すればいいだけのこと。
もちろんその後に問題が起こるけれども、それもここまで引き延ばした政府の責任。
ここで引くのなら初めから検察まで持っていかなくてもよかっただけの話。


だからこそ前原外相の毅然とした態度に拍手を送っていた。
いつになく日本の主張をしっかりしてるなって!
だからこそこの体たらくはがっかり感が大きい。
何か永田メール事件を思い出す。
そう言えばビデオを見れば相手が悪いということが分かると言っていたが、本当にそんなビデオあるんか?ビデオを見たら相手がぶつかって来たことが本当に分かるんか?


三権分立ー日本にあり中国にないものらしいが本当なんだろうか?
政府はいつまで検察の判断で貫き通すことが出来るんやろか?
あ~、、脱力感が大きい、、大き過ぎる。
                        1304号
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6 コメント

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Unknown (RYU)
2010-09-24 23:39:08
はじめまして。

日本の国益に関わる問題である上に、日本が喉から手が出る程欲しい油田を巡る係争であるゆえに、問題が紛糾するのは当然だと思います。日本側の利益が大きい一方で、騒いでいるのは中国側という、資源外交を機軸とした中国の優位が伝えられるようで、船長解放も信じがたいですね。
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コメントありがとうございます。 (namaste)
2010-09-24 23:56:53
「国内法にのっとって粛々と対応する」と言っていた前原外相に期待していたのですが本当に残然です。
「残念」という言葉で済まないのが大きな問題です。
返信する
毅然とした態度 (haru)
2010-09-26 20:57:41
こんばんわ。
前原外相に期待していたのですが、JAL同様口だけでした。今度は毅然とした態度を取ると言われても・・・
今こそ国民が中国や民主党に対して毅然とした態度を取るときが来たと思います。
失礼します。
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コメントありがとうございます。 (namaste)
2010-09-26 23:35:09
全くその通りです。
1日も早い衆議院の解散が必要です。
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傲慢中国への風当たり (ロベルト・ジーコ・ロッシ)
2010-10-24 21:40:53
こんばんは。
相互トラバありがとうございました。
中国人船長釈放時と比べて劉氏へのノーベル平和賞決定で世界の潮目が変わったと感じています。
傲慢中国を抑え込みに世界は変化しています。
又、拙ブログにリンクを張りました。
今後とも宜しくお願いします。
返信する
コメントありがとうございます。 (namaste)
2010-10-25 08:31:56
好調な中国経済を見ていて忘れがちだった“中国は一党独裁国家”ということが再認識されました。
日中関係、世界と中国との関係はどう動いていくのかなぁ。中国の思惑通り……とはいかないのかぁ。

また時々伺わせて頂きます。
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