なんで殺人事件に時効？？

足立区の小学校での殺人事件、今から28年前の事件やけど、この事件が犯人の自首で分かったのが2年前、事件から26年後。
犯人は刑事の方の時効が15年、民事の方の時効が20年ということを認識し、罪にならないということを知って自首。
それもなぜ自首したかというと、区の区画整理に、遺体を埋めた自宅がひっかかり、このままだとばれると思い自首したそうだ。ということは区画整理がなければ未だに殺人事件そのものが分からずじまいだったということ。なぜなら殺人かどうかも分からず、家族の人は北朝鮮に拉致されたのではないかと疑っていたほど。

そんな中で昨日、民事裁判の判決があった。これは民事の不法行為による損害賠償の時効の起点はいつかということが争われた裁判で、遺族は犯人の自首により殺害されていたことが分かったので、それからまだ2年しか経っておらず、時効ではないと主張。しかし判決は自首した時には既に殺害されて26年経っているから時効は成立、とした。

なんぼ考えてもおかしい。
殺されたことすら分からへんのに、なんで損害賠償請求できるんや？殺されたって分かった時には時効が成立していて請求権が消滅してるやなんて全く納得がいかない。腹立たしい！
もっと腹立たしいのはこの犯人がのうのうと生きていること！
時効が成立しているので裁判にかけられることすらないのはもちろんのこと、遺族に謝罪すらしない。
なんでやねん！謝れや！
悪いことをしても、ばれへんかったらそれでいいんか？
時効が成立したら、悪いことをしても悪くなくなる？
不起訴にはなる、そういう法律やから。
でも人を殺したという事実は消せんやろ！
遺族に対して償えや！あ～も～腹立つ！！
どうも日本って遺族に冷たい！
こういう時にウラ社会が正義を見せてくれたらなあ、と思うのは私だけ？？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ９７号