中国で麻薬密輸罪により死刑が確定していた赤野光信死刑囚(65)=大阪府=に対する刑が6日午前9時半(日本時間同10時半)、遼寧省大連市で執行された。中国当局が同日、外交ルートを通じて日本側に連絡してきた。中国で日本人に対して死刑が執行されたのは、1972年の日中国交正常化以降初めて。
死刑は同死刑囚が収監されていた大連市の拘置施設内で薬物注射によって執行されたとみられる。日本側には執行の約5分後に連絡があった。中国国営新華社通信によると、中国最高人民法院は同日、「死刑は中国の法律に従って執行された」「赤野死刑囚は拘置中も裁判の間も法律に従って扱われた」とのコメントを発表した。
同死刑囚は2006年9月、大連空港から日本へ覚醒(かくせい)剤計1・5キロ以上を密輸しようとしたところを拘束され、09年4月に死刑が確定していた。ともに拘束された石田育敬受刑者(同罪で懲役15年確定)が所持していた約1キロと合わせ、2人が密輸を企てた覚醒剤は計約2・5キロに上った。
麻薬犯罪に厳罰で臨んでいる中国は、覚醒剤50グラム以上の密輸に対し「懲役15年か無期懲役または死刑」を科している。昨年12月には、ブラウン英首相らの減刑嘆願にもかかわらず、同罪で死刑判決を受けた英国人の刑が執行された。
日本人では同死刑囚のほかに、武田輝夫死刑囚(67)=名古屋市=、鵜飼博徳死刑囚(48)=岐阜県=、森勝男死刑囚(67)=福島県=の死刑判決が確定している。日本政府も再三、懸念を伝えてきたが、8日にも行われるとみられる残る3人に対する刑執行も、撤回は困難な状況だ。
国際人権団体アムネスティ・インターナショナル(本部ロンドン)の報告書によると、中国では殺人罪のほか麻薬密輸や汚職、脱税にも死刑が適用されており、09年には少なくとも千人以上の死刑が執行された。中国メディアによると、新中国成立直後に毛沢東主席(当時)の暗殺を企てたとして、1951年、イタリア人と日本人に死刑が執行されたことがある。
(http://sankei.jp.msn.com/world/china/100406/chn1004061056003-n1.htm)
家族からすると残念な出来事となった。
しかし一党独裁で人権を尊重しない国が、わざわざ覚醒剤密輸の最高刑を死刑と定めているにもかかわらず、罪を犯してしまった以上、死刑も仕方ない。
たとえめちゃくちゃな裁判が行われたとしても、所詮中国ってそんな国であり、そんなことは罪を犯すような者なら初めから分かっていたはず。
菅直人副総理・財務相が温家宝首相に「日本の基準からすると罰則が厳しいと思う人が多い」と懸念を伝えたらしいけど、そんなことは一般の日本国民に言うべきこと。
あの国はこんな国で、こういう罪を犯したら死刑になるぞって!
1972年の日中国交正常化以降初めての死刑執行か、なぜだろう?
外国人死刑囚の刑執行がないことに対する中国国内の不満に対処した?
上海万博を前に急増するであろう外国人に見せつけるため?
はたまたこれって政権交代の産物?
せっかく汚沢大朝貢団が総書記様のご機嫌を伺いに行ったのになぁ。却って朝貢するような国を低く見たんかな。
だったらこの死刑囚は不運だった?
死刑判決が出れば刑を執行するのは当たり前。
今の千葉法相になってから1度も刑は執行されていない。
今回の中国での死刑執行よりもこちらの方が大問題。
法務大臣としての責務を果たさない大臣欠格者、そんな奴を大臣に任命した脱税総理。
そんな輩が跋扈している日本の方が大問題やわ。
1127号
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