院長のへんちき論(豊橋の心療内科より)

毎日、話題が跳びます。テーマは哲学から女性アイドルまで拡散します。たまにはキツいことを言うかもしれません。

うな丼東西較べ

2011-05-29 22:27:58 | Weblog
 昨日、東京でうな丼を食べた。うまかった。月に一回上京するので、そのときは必ずうな丼を食べるようにしている。なぜかというと、関東風の鰻の蒲焼きは当地豊橋では食べられないからだ。

 私は鰻の蒲焼きは一度蒸す関東風を好む。鰻が箸で切れるほど柔らかく、油っぽくないからである。名古屋出身の妻は関西風、すなわち蒸さない鰻が好きだという。関東風は味気なく、食べた気がしないのだそうだ。

 私は関西風の鰻は皮が硬く(蒸してないので)、いかにも魚類を食べている感じがして、苦手である。

 若いころ浜松に3年間住んだ。浜松でも関東風の鰻は見当たらず、すべて関西風だった。当時、浜松は鰻の養殖日本一だったので、浜松で思う存分鰻を食べようと思って赴任した私はがっかりした。

 静岡市や横浜市では鰻の蒲焼きは食べたことがない。この辺に東西の分水嶺があるはずだが、それがどこなのか未だに分からない。

 考えてみれば、私は妻とうな丼を食べたことがない。わざとではなく、偶然である。

 2006-12-04 にも似たようなことを書いたが、みなさんお忘れだと思うので、うな丼を食べた機会にもう一度書かせてもらう。

 (私は東京の実家の近所の有名でもなんでもない鰻屋のうな丼を食べることが多い。都心で食べるときは飯田橋の「たつみや」と決めている。)