小雪舞い散る中、若干の不安を抱えながら吉野山を車で登る。
道路は大丈夫の様で、9時24分に吉野神宮に到着。
それでも境内にうっすらと雪がある。
かなり寒い。
いつもの事だが誰もいない。
シーズンオフだから余計です。
吉野神宮は、奈良県吉野郡吉野町に鎮座する後醍醐天皇を祭神とする神社。
建武中興十五社の一社で、旧社格は官幣大社である。
旧社名 吉野宮。
南朝の後村上天皇は、父の後醍醐天皇が延元4年(1339年)に崩御した後、その像を吉水院に安置した。
以降、仏教式の供養が行われていたが、明治時代に入って神仏分離により明治6年(1873年)に吉水院を後醍醐天皇社という神社に改めた。
2年後に吉水神社と改称して後醍醐天皇を祭神とする神社となった。
このとき太政官政府は官費(国費)で別の神社を創建する考えを表明したが、そのまま棚上げになって時が経った。
明治22年(1889年)6月22日に、後醍醐天皇を祀る官幣中社吉野宮の創建が、明治天皇の意向で決定した。
明治25年(1892年)に社殿が竣工して、吉水神社から後醍醐天皇像を移して遷座祭が斎行された。
明治34年(1901年)に官幣大社に昇格し、大正7年(1918年)に吉野神宮に改称した。
なお、社殿はかって後醍醐天皇が京都の御所へ帰還される事を熱望されていた心情を汲んで、京都の方角を向き、北向きに建てられています。