奈井江商業高校図書委員会が発行する図書館だより「木洩れ日」(こもれび)が、全道高等学校図書研究大会図書館報コンクールで3位にあたる「優良賞」を受賞しました。
同校は昨年、奨励賞を受賞しており、2年続けての受賞です。
今年度のコンクールは、10月6日から7日にかけて苫小牧で開催され、全道から44校が参加しました。
奈井江商業高校は、執筆者の主張がはっきり表現されていることや、図書委員会が図書室の利用を増やすという方針を明確にし、そのために紙面作りを行っていることが高く評価されたそうです。
他の受賞校は、部活動としての「図書クラブ」で図書館だよりを発行するところが多いそうです。
奈井江商業高校は、各クラスから選ばれた委員会での活動。
部活動ではなくても、ここまでしっかりとした図書館だよりを作っていることも、特筆すべきことだそうです。
「木洩れ日」は昨年5月に創刊。図書委員6名で、おおむね月1回のペースでA4版1枚の紙面を発行しています。
毎号、書評にとどまらずテーマを掘り下げて執筆している各委員。「原爆の朗読劇を鑑賞し、取材したが、このようなテーマももっと掘り下げていきたい」と、今後の活動への意欲を見せていました。