人間(homo sapiens):
鶴や亀、秋田犬でも返す恩や感謝を忘れたふりができる、口先だけのあさましい生き物。
※「悪魔の辞典」アンブローズ・ビアス風に。
「私が愛したグリンゴ」(1989年) 老ビアス(グレゴリー・ペック!)とメキシコの革命家(パンチョ・ビラがモデル)の物語
「戦うパンチョ・ビラ」(1968年)
ユル・ブリンナーがビラ、チャールズ・ブロンソンが凶暴なその手下。脚本はサム・ペキンパーだ。
胸の奥の方に、ポイントカードのようなものがある。
そこへ自動的にバツマークがついて行く。
満点になったらそれで終わり。
一番怖いのは、同じようにカードを持った方に会ってしまうこと。
そして、その軽蔑という満点カードをもらってしまうこと。
でも、それが心底怖いからこそ、今まで身を律してやって来れたのだと思っている。
写真(映画「軽蔑」より)
令和2年8月吉日
気仙沼・南三陸介護サービス法人連絡協議会
役員 各位
気仙沼・南三陸介護サービス法人連絡協議会
会 長
令和2年度 気仙沼・南三陸介護サービス法人連絡協議会
役員会(書面議決)について(お知らせ)
拝啓 残暑の候、役員の皆様におかれましては、ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
さて、8月初旬に役員会を開催する旨をお知らせしておりましたが、新型コロナウイルス感染症の全国的な再流行および管内での感染者の確認により、感染拡大防止の観点から、書面議決を行いたく存じます。
つきましては、別紙の役員会資料をご確認の上、お手数ですが令和2年8月25日(火)までに、書面議決書をご記入のうえ同封の返信用封筒にて、ご提出くださいますようお願い申し上げます。
なお、議案の可否につきましては、ご提出いただきました書面議決書により、承認が過半数の場合に可決とさせていただきます。何卒ご理解のほど、よろしくお願いいたします。
敬具
※ ※ ※
書面議決書
令和2年度気仙沼・南三陸介護サービス法人連絡協議会 第1回役員会(書面議決)について、次のとおり議決に関する権限を行使します。
(※各議案について「承認」「不承認」のどちらかに○を付けてください。)
(1) 参与職の設置について 承認 ・ 不承認
(2) 令和2年度事業計画の見直しについて 承認 ・ 不承認
(3) ホームページの作成について 承認 ・ 不承認
1968年(昭和43年)に放送されたテレビドラマシリーズ「特攻ギャリソン・ゴリラ」(全26話)は、「コンバット!」に続いてセルマー・プロが製作した戦争スパイアクションだった。
第二次大戦中のヨーロッパ戦線。アメリカ軍情報部は頭脳明晰なクレイグ・ギャリソン陸軍中尉(ロン・ハーパー、声:田口計)を隊長に、特務隊を編成する。任務はドイツ軍占領地での諜報活動や破壊工作だ。隊員は刑務所に服役している4名の囚人たちで、いずれも札付きの犯罪者。彼らに特赦を条件にして命がけの任務にあたらせるのだった。
ご明察のとおり、映画「特攻大作戦(ザ・ダーティ・ダズン)」(1967年)が設定の元ネタである。
オープニングは、「俺は隊長のギャリソン中尉だ。4人の部下は正規の軍人じゃない」の台詞に続けて、メンバーが自己紹介する。
○アクター(チェザーレ・ダノーヴァ 声:森山周一郎)
「俺はペテン師のアクターだ。口八丁、変装にかけちゃ役者より上だぜ。」
○アパッチ(ブレンドン・ブーン 声:中田浩二)
「人呼んでクールな殺し屋、ナイフ投げのアパッチ。」
○イタチ(クリストファー・ケリー声:内海賢ニ)
「イタチって呼んでくれ。スリと忍びは任せとけってんだ。」
○カジノ(ルディ・ソラーレ 声:渡辺 猛)
「俺に鍵は無用だぜ。金庫破りのカジノよ。」
特赦を餌にされた4人は危険な任務を時として楽しみながら、ギャリソン隊長の鼻を明かし、出し抜くことをも常に考えていて、この駆け引きが面白い。
下に貼った動画はシリーズ最後半のエピソードで、「破廉恥作戦・将軍誘惑」とトンデモ邦題がついているが、脚本はなんとヘンリー・スレッサー(ヒチコックのお気に入り作家)、ゲストは若きジーナ・ローランズ(ジョン・カサヴェテス夫人)=最高の女優の、アルバイトだ。
8月1日は午後3時からNPO法人なごやかの、なめとこデイサービスの6周年を祝う会だった。
定員18名に認知症対応型デイサービス(定員12名)を併設した、私が管理者を務めるやまねこデイサービスの姉妹事業所だ。
なごやか理事長は冒頭の挨拶でいつものように利用者様がたへの感謝の気持ちを繰り返し丁寧に述べた。
当日の午前中は私も同席したのだが、法人内の別の事業所に多大な損害を与えたそちらの管理者を珍しく強烈に叱責しており、いまだ心中穏やかでなかったであろうに、そんな様子はおくびにも出さなかった。
私の視線に気づいたのか、彼はそっと言った。
「切り替えて行かないとね。」
調理員さん手作りの紅白餅を皿ごと持ちあげ、みなさんは白と赤、どちらから食べます?とお約束のクイズを出している。
「私の母は戦後まもなく父親を病気で亡くし、貧乏で育ったそうなので、私は子供のころからいつも白い方だけ食べ、赤は持ち帰って母に渡したものです。赤を食べてしまうと紅白一対だったとわからなくなりますからねー。」
イベントのたびに聞いている話なのに、その日の私はなんだか涙が止まらなくなっていた。こんなひとを怒らせるなんて、ホント、バカな職員だ。