タイの日本食レストラン、今や専門店続出です！

　　
　タイにおける日本食レストランの数が、1,800件を 超える勢いで増え続けています。

2006年の調査では、世界に２万～２万４千軒あり、アジアだけで６千～９千軒だったのに、このタイの
増加数の伸びは異常かも知れませんネ。　つい５～６年前は日本食レストランといえば、寿司からカレーまで

　
　　　　＜2006年の日本食レストラン数の統計では…＞

何でも揃う店が中心でしたが、最近は 牛丼・うどん・カレー … 等々、ある分野に特化した日本食店が
増えています。　且つ 日本でチェーン展開している企業が、タイで展開するので軒数は増えますわネ。

　最近では、餃子専門店が進出し始めていますヨ。　現在、大阪王将と日本橋焼餃子が出ていますが、
香川県の餃子専門店 「寺岡商店」 が、10月末に１号店を サイアムパラゴンに出店するといいます。
　
タイでデザート店などを チェーン展開しているカチャーブラザーズが、フランチャイズ権を 取得し、
2018年で30店、年商２億５千万バーツを 目指す、なんてニュースが流れていました ・・・

　
　　　　 ＜餃子専門店の寺岡商店、どうでしょうか…＞

寺岡商店という餃子屋さんを 知りませんでしたが、香川県に３店舗を 展開している専門店だそうで、
香川県では 店は小さいけど 安くて美味しい餃子を 提供している、お店として有名だそうですヨ。

　こうして地方の餃子専門店が進出してくるタイですが、タイの人って、餃子なんかを 食べないと思って
いましたが 食べるんですねぇ～　「ネプ＆イモトの世界番付」 という番組で、月に餃子を 食べる回数、

タイが１位だったとか …　タイは4.3 回、２位フィリピン2.6 回、３位中国2.5 回、日本は1.5 回 ５位で
日本人より食べているんですってヨ。　タイの人は、餃子を どこの料理だと思っているんでしょうネ ・・・

　
　　　　　＜ネプ＆イモトの世界番付でタイが１位に…＞

日本での餃子の歴史を 紐解くと、日本で初めて餃子を 食べた人物は、江戸時代の徳川光圀で 中国から
亡命していた朱舜水から教わって食べた、とされているようです。　明治時代までにも餃子を 出す中華

料理店は存在し、料理書でも作り方は紹介されているとのことです。　一般の日本人が食べるように
なったのは、満州で作り方を 習得した人たちが、戦後に日本で作りだしてからと言われています。

　
　＜ワタシが帰国すると必ず立ち寄る亀戸の餃子屋さん…＞　

ですから中国料理なんでしょうネ、ワタクシもそう思ってきました。　ですが、タイの人は日本料理と
思っているようですヨ。　確かに 日本のラーメン好きのタイの人が、一緒に餃子を オーダーしている
光景は よく 見かけますしネ。　スーパーでも、冷凍食品の餃子が日本食コーナーに置いてあります。

　今や オリジナリティを 持ちながら、タイの人に支持されなければ、生き残れない日本食レストラン、
焼肉から始まって、ラーメン・牛丼・うどん・カレー・焼き鳥・餃子 … …　等々の専門店が続いています。
さぁ～　餃子の次に　進出してくる料理、今度は 一体 なんでしょうネ？　　　



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