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近年 韓国女子プロが 日本ツアーに参戦しない理由は?

2022年03月25日 | 日本のゴルフあれこれ

 女子ゴルフツアーにおいて、複数年シードの3年と5年の違いは? 昨日からの続きです。

 

メジャーで1勝すると3年シードが付与されますが、年間で2勝すると5年シードを獲得

することが出来、原英梨花プロがそうでしたネ。また JLPGAは、東京五輪で金を獲得した

選手には10年、銀で5年、銅で3年シードを付与することを大会前に決定していました。

 

周知の通り、稲見萌寧プロが銀メダルでした。なお、昨年「日本女子プロゴルフ選手権大会

コニカミノルタ杯」も制覇しています。 賞金女王も共に3年シードが付与されましたが、

このケースは、最長5年の五輪での権利が有効になります。トータルだったら大変です(笑)。

 

3年シードでは、鈴木愛プロは 19年の賞金女王であり、永峰咲希・西村優菜・勝みなみ・

三ヶ島かなプロらは、メジャー戦での勝利で 3年シードを獲得しています。 この他にも、

 

 <三ヶ島かなプロもメジャー戦で初勝利>

ツアーで通算30勝を挙げた選手にのみに与えられる「永久シード」があります。 海外には

参戦せず、これを目標にしているのが稲見萌寧プロでしたネ。 持ち続けてほしい目標です。

 

シーズン終了後に 今年からは、賞金ランクキングではなく、メルセデスランク 50位

以内に入った選手が、翌年のフル出場権を得られますネ。 他にシーズン優勝者も

 

翌年の優勝した大会に出場できますが、この両方に共通するのが「有効期間は

一年間」です。いかにメジャー戦で勝利することを目標にするか理解できます。

 

そう言えば近年、コロナ禍と、正会員でないと日本のQTが受けられなくなったQT

制度の変更という事情もありますが、日本に参戦する韓国選手が少なくなりました。

 

しかし それ以上に、どうやら韓国でも女子ツアーの発展と人気が沸騰して、多くの企業が

スポンサーに名乗りを上げ、同時に 国内でも日本のように若手プロが育っているようです。

 

 <パク・ミンジ選手>

昨年、年間6勝したパク・ミンジ選手(23)の獲得賞金は、日本円で約1億5,000万円だそう。

10年前と比べ10試合 増え33試合に、また賞金総額も、約11億2,800万円から約30億5,000万円と

三倍近くに上がっています。 因みに 今年の日本女子は38試合で過去最高42億9,000万円です。

 

もう日米ツアーに行かなくとも、国内でも十分に稼げるという認識に変わってきているようです。

また、KLPGA(韓国女子プロゴルフ協会)も様々なアイディアや施策を打ち出していると聞きます。

 

一時期、日本女子ツアーでは韓国人選手が闊歩していた時代がありました。ですが、日本選手も

強くなり、また大きく成長していることもあり、今後 日本での韓国選手の活躍は無さそうです。   


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