私がタイで利用している銀行は、バンコク銀行とサイアムコマーシャル銀行です。
この二つの銀行のこと、どんなニュースでも話題になると 気になってしまいます。
タイの大手銀行といえば、バンコク銀行・クルンタイ銀行(KTB)・サイアムコマーシャル
銀行(SCB)・カシコン銀行・アユタヤ銀行(三菱UFJ銀行傘下)が5大銀行でしょうか ・・・
昨年の8月かな、SCBが今後3年間で、昨年末時点で1,161店だった支店数を400店に、約2万
7,000人の行員数を1万5,000人に削減する計画を発表しました。確かにスクンビット通りにあった
小さな支店が整理されていますネ。そこのスタッフは大きなモールにある支店に異動しています。
スマートフォンなどを使った送金など金融とIT(情報技術)が融合したフィンテックの導入が急速に
加速され、業務の効率化、経営のスリム化が進んでいますからネ。特に大手は人材が余ってきます。
そんな中 先週、タイで6番目規模のTMB銀行と9番目のタナチャート銀行が合併するニュースが
流れました。そうなると、国内上位の巨大銀行が誕生します。従業員2行合わせて2万人と
なります。合併が実現すれば、経営基盤がより強固になり、競争力の強化にも繋がるでしょう。
雇用は継続されると言われていますが、サイアム銀行のリストラが進んでいるだけに、両行の
スタッフは戦々恐々のようです。支店も現在、タナチャート銀行は512支店、TMB銀行は400支店を
有しており、当然のこと 支店の統合やリニューアルなどで業務の効率化を図るでしょうからネ。
そして大手銀行はどんどん先を行っています。サイアム銀行は今月初め、日本発唯一の
国際カード JCBとクレジットカード(プラチナカード)の発行を開始しています。
タイから日本への渡航者数は年々増加傾向にあり、2018年には110万人を突破しています。更に
同カードは、日本に加えタイ人に人気の渡航先である韓国、台湾、シンガポール、香港での利用に
おいても 3%キャッシュバックを受けられるなど、タイ国外渡航時の優待・特典を充実させています。
この提携は、会員サービスの拡充を行ないたいサイアム銀行と、アジアにおける JCBカードの
会員基盤を拡大したい JCBの思いが一致し、実現したようです。JCBは、「おもてなしの心」
「きめ細やかな心づかい」でお客一人ひとりの期待に応えたい。そして「便利だ」「頼れる 」
「持っていてよかった」と思って貰えるようにしたいと意気盛んですネ。
すると、サイアム銀行と1位2位を競うバンコク銀行が、日本でQRコード決済の提供を開始すると
発表しています。“バンコック銀行のQRコード決済であれば、ユーザーはクレジットカードや
現金払いよりも、外貨両替の手数料が少なくて済むため、便利に利用できる” がうたい文句です。
なおバンコック銀行は、東京と大阪に支店がありますが、今後 各銀行のサービス合戦も高まりそう。
外国人には あまり関係のないサービスですが、消費者の利便性が高まるのは良いことです。
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