いつしか、タイの牛丼戦争の話を しましたが、その先輩格が寿司やラーメン戦争です!
タイの外食市場に、ラーメンや寿司など日本食の専門店の進出が相次いでいますが、日本食レストラン
海外普及推進機構 (JRO) によりますと、今年6月の時点で各チェーン店を 含むと 1,676店の日本
食店があり、5年前に較べて約2.2倍に急増しているそうです。 少し前から1,500店はあるのではと、
言われていましたが、こうしてJRO から数字を 提示されると、改めて驚きますよねぇ~
<タイは高級寿司店からいろいろあります…>
因みに「日本食レストラン海外普及推進機構 (JRO)」 とは、日本の食の魅力を 世界に伝え、日本の
食文化が世界に共有されることを サポートする特定非営利法人ですネ。 今年1月現在 世界にJROの
支部がタイを 含め、21支部あります。 会員になると、店舗設立の支援・機関誌の発行による情報交換
調理技術向上などの講習会への参加 … … 等々 あるようですヨ。 いろいろな組織があるもんです。
<JROのシンボルマーク…>
さて、話しは戻ります、日本は少子高齢化で国内需要の伸びが見込めない日本の飲食産業の企業に
とって 成長著しいタイは魅力的な市場に映り、各社の進出と激しさも増しています。 もともとタイは
昔から自動車や電機産業などの日系企業が集結しており、日本食店は多かったのですが、現在は
外食店に占める日本食の割合は、8.3% に達してタイ食店に次ぐ多さだと言われるようになりました。
以前はイタリア系などのレストランが多かったんですがネ。 ここ数年は、日系の専門チェーン店のほか
ご当地ラーメンのような地域限定の専門店やタイ人経営の日本食店が、実に多くなりましたからねぇ~
<吉野家のような専門店の出店が多くなる…>
こうして日本食店が増える要因は いろいろ考えられます、一番は 経済成長に伴って一世帯あたりの
平均所得が5年前と較べて、約1.3倍となっており、月に何度かは 高価格帯の日本食にも 手が届く
ようになったことでしょう。 タイにいくら日本人が8万人以上住んでいても、タイ人の需要、お客を
捉まえなければ1,676軒もの日本食店が成り立ちませんもの。 この辺の事情を よく判っていますネ。
<タイ人経営のOISHI レストランもタイ人の間では人気ありますねぇ~>
さらに 富裕層などは、日本での旅行などで 日本食を 知ったタイ人が増え、本物を 求めていることも
要因の一つで、ここから口コミも広がっていると思われ、日本食店進出を 後押ししているんでしょう。
タイ人と日本食店について もう少し続けますが、長くなりますので明日に ・・・
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