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タイの子どもたち、台風被害者を励ましてくれている!

2019年11月27日 | タイの名所、名物、料理
 
 先週20日、またまた タイで心温まる、嬉しい話が伝わってきました。

バンコクで最大のスラム街・クロントイ地区の子供たちが、チャリティーコンサートで
台風19号や10月の豪雨によって被災した日本人のために「力になろう」と伝統楽器などを

 

演奏してくれました。少女たちはタイの伝統ダンスも披露してくれたそうですヨ。台風
19号の大洪水により甚大な被害を被ったこと、タイでも大きく報道されていましたからネ。

ここの子どもたちは、東日本大震災や熊本地震の時も 被災者に義援金を送るため募金
活動などを行なってくれていました。同地区には “「ドゥアン・プラティープ財団」が
あるから当然でしょ” と言ってしまえば簡単ですが、嬉しい子供たちの活動ですよネ。

 

スラムの教育支援に取り組む「ドゥアン・プラティープ財団」は、社会福祉活動家のプラティープ・
ウンソンタム・秦さん(67)が、41年前の1978年に「スラムの子供たちにも教育」をスローガンに
設立させました。それ以来、福祉活動・貧困撲滅活動・社会弱者の救済活動に取り組んでいます。

チャリティー活動は、同財団の「教育里親制度」で奨学金を受けている子供たちの呼びかけで、
実現しています。 制度には日本の支援者も多いんですヨ。 知人、友人も支援しています。

 

創設者のプラティープさんには秦(はた)という日本名が入っていますが、ご主人は日本人です。
ご自身もバンコクのクロントイ・スラムで生まれ、幼い時から港湾や工場などで働きながら小学校・
夜間中学・高校で学び、16歳の時に自宅の軒下で「一日1バーツ学校」をスタートさせました。

スラム街の多くの子供たちに勉強をさせ、教えもしました。その功績が称えられ、26歳の時に
アジアのノーベル賞と言われる「マグサイサイ賞」を受賞し、その賞金で同財団を設立したそう。 
これらの功績からでしょうネ。 タイでは国民から “スラムの天使” と呼ばれています。

 
 <マグサイサイ賞を 受賞したプラティープさん…>

それらの継続した地味な活動が評価され2014年、日本の外務大臣表彰を受賞なさいました。
日本政府は毎年、日本と諸外国との友好親善関係増進に大きく貢献のあった個人 若しくは

団体の功績を称え、外務大臣表彰を授与しています。14年度に表彰されたのは個人108人・
30団体で、うち 海外在住受賞者は88人・20団体だったとのことです。 良かったです。
少女の頃から ずぅ~っと活動しているわけですからねぇ~ 本当に頭が下がります。

 
 <当時、佐藤重和日本大使から表彰されるプラティープさん>

16歳の時に始めたスラムの子供に対する教育活動の意志は、国境を越えて世界の支援者に
届き、年々 共感の絆の輪が広がっていると聞きます。日本でも同活動は知られており、

今まで クロントイ・スラムを訪れる日本人学生や福祉関係者など、35年間で8万人を超えて
いるそうです。このような所でも日タイ関係が育まれているんですねぇ~ 心が和みます。  



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