「ホンダ LPGA」の開催(22日~25日)で 忘れていましたけど、日本で22日は「猫の日」
だったんですネ。日本の「猫の日 実行委員会」が、1987年に記念日として制定したそうです。
2月22日は、猫の鳴き声の「にゃん」「にゃん」「にゃん」と日本語の「2」「2」「2」の語呂
合わせに ちなんだもので、全国の愛猫家からの公募によって決定したと聞いています。
猫の日は世界各国で制定されており、米国は10月29日、ロシアは3月1日、欧州の多くは
2月17日だそう。タイに「猫の日」はあるんでしょうか。調べてみると存在しないようですネ。
動物愛護団体・国際動物福祉基金が8月8日としているので、タイもこの日にしているのかも。
私が よくジョギングをするベンチャシリ公園(プロンポン駅前)でも、管理室に飼われている猫、
また野良猫も多く見かけますが それぞれ 結構 大切にされているようです。 タイでは昔から
「猫は幸運を呼ぶ」と言われてきましたので、北部や東北部の農村地帯へ行くと 猫が主役と
なった伝統儀式があると聞きます。でも タイの人たちも猫が大好きという人も多いですよネ。
<シャム猫>
そう、タイの猫といえば “シャム猫” でしょう。 世界的に知られ伝統と歴史のある猫です。
アユタヤ王朝時代(1351年~1767年)には、29種のタイ原産猫がいたらしいですが、その内の1種が、
日本でもよく知られたシャム猫です。しかし現在でも残っているのは、5種にすぎないといいます。
アユタヤ王らの指示で作成された木版画には、23種類の猫がタイ原産として描かれているとか。
現存するのはシャム・コラット・スパラート・カオマニー・ゴンジャの5種類だけだそうです。
私が知っているのはシャム猫だけですが、いずれも 猫好きの人はご存知のようですネ。
<カオマニー猫>
シャム猫を世界に広めたのは、プミポン前国王の祖父にあたるラマ5世であるチュラロンコン国王
(1853~1910)だと言われていますが、元々 猫好きだったらしいです。1884年(135年前)には、
シャム猫を英国に贈るなど 外交に活用していたようです。それ以来、英国では今でも残っている
「シャム猫クラブ」ができ、シャム猫の人気が定着したと言われています。欧米人も猫好きですネ。
ラマ5世は、当時から外交にも猫を利用しながら、タイのシャム猫を世界に広めていたんですねぇ~
中国のパンダなんて、こんなチュラロンコン王の外交技術を学習したのかも知れませんヨ(笑)。
タイがサイアムの時代、シャム猫は “猫の中で最も幸運を呼ぶ力が強い猫” とされ 当時は王室のみしか
所有できなかった、とも言われていました。それで昔からからシャム猫を飼うのは富裕層だったのかも。
<近年のタイの招き猫はシャム猫が人気>
現代では富裕層だけでなく、ペットとして猫を飼う人が増えました。が、残念なことに、
お金持ちはタイ原産の猫には目も触れず、バンコクではタイ産の猫の二倍以上の値がつく
ペルシャ猫やアメリカンショート猫を買い求める人が多いと聞いたことがあります。
さすがに公園ではシャム猫を見かけませんが、シャム猫も大事にしてほしいですねぇ~
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