「凡鳥棗」「名水点・めいすいだて」
名水を用いてお茶を点てることをいいます。
流儀によって約束はありますが特に決まった茶法はなく「名水の扱い」ともいいます。
ただ、名水であることを客にあらかじめ知らせるために、水指に注連縄を張ったり
またすでにその水が釜に入れられている場合は、釜の蓋にこよりで封をしたりします。
客の心得としては、茶を飲む前に水や白湯を所望して主の心入れを汲みます。
流儀によって約束はありますが特に決まった茶法はなく「名水の扱い」ともいいます。
ただ、名水であることを客にあらかじめ知らせるために、水指に注連縄を張ったり
またすでにその水が釜に入れられている場合は、釜の蓋にこよりで封をしたりします。
客の心得としては、茶を飲む前に水や白湯を所望して主の心入れを汲みます。
『原色茶道大辞典』淡交社刊より
裏千家では、水指は新しい木地の釣瓶を使用します。水で充分に湿しておき、シメを張ります。
シメの張り方は、前後二つ両横一つずつの幣をつけて、勝手付き向うの角で縄を結びます。
名水点はお濃茶で行うのがふさわしいです。
次回は「て」。