宗恵の「一期一会」

茶道教室の様子を中心に日々感じたことなどあれこれ綴ります。

重要文化財に指定されました

2013-02-28 12:14:59 | お気に入り
Murazirisyasin120

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わたしは結婚してから長男が生まれるまでの4年間、新発田市教育委員会で埋蔵文化財のお仕事に関わっていました。この度、新発田市の村尻遺跡出土品18点が重要文化財に指定されることになりました。
発掘したのはもう33年も前になります。この遺跡の調査では多くの方たちにお世話になり、現在では皆さま、大学教授や日本各地の埋蔵文化財行政等でご活躍なさっています。
わたしがこのヒト形土器を持って写した写真を杉原荘介先生に送ってコメントをお願いしたこともありましたっけ。
ペーパードライバーだったわたしが運転できるようになったのもこの遺跡のおかげです(が、またペーパードライバーに逆戻り・・・)。
宿泊代を浮かすために我が家が「タコ部屋」状態になっていたこともありました。
調査報告書では土製品について執筆しましたが、それっきり。もっと勉強しておけば良かった、と今になって反省しております。
いろいろな思いがグルグル頭の中を駆け巡っています。

概要はこちらをご覧ください。
http://www.pref.niigata.lg.jp/HTML_Simple/862/982/murazirigaiyou,0.pdf

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卒業

2013-02-20 11:21:40 | 宗恵の本棚
茶道の修練のひとつに花月之式と言って参加者が折据(おりすえ)と呼ばれる折りたたみ式の紙の箱の中から「月」「花」「松」の絵や数字の一,二、三などが書かれている札を取り、それぞれ与えられた役割をするゲームのようなものがあります。この本はそのうち「雪」「月」「花」の札を使う「雪月花之式」がトリックに使われている、とtwitterで知り興味を持ったので読みました。
主人公は加賀恭一郎。どこかで聞いたことがある・・・と思ったらTVドラマ「新参者」の主人公なんですね。加賀恭一郎が大学生のの時の事件。
読後感は・・・良くありませんでした・・・。でも加賀と沙都子がその後どうなったか気になるのでこのシリーズを読んでみたいと思います。
あっ、そうそう花月の場面で一箇所間違いがありました(笑)。

卒業 (講談社文庫)卒業 (講談社文庫)
価格:¥ 620(税込)
発売日:1989-05-08


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2月 2回目のお稽古

2013-02-15 11:14:17 | 宗恵の茶道教室 Part2
2月二回目のお稽古
13日のお稽古は貴人点のお濃茶と筒茶碗で絞り茶巾。
お一人でのお稽古なので亭主になったり半東になったりご貴人さんになったり大忙し。

画像は裏千家十四代淡々斎お好みの「梅月棗(ばいげつなつめ)」。

北宋の「梅の詩人」といわれた林和靖(りんなせい)の律詩の一部
疎影横斜水清浅 暗香浮動月黄昏
(そえいおうしゃみずせいせん あんこうふどうつきこうこん)
から構想され、本歌は一閑の溜塗大棗に宗哲が胴から蓋甲にかけて老梅木と梅花を月影でみるような黒絵で描き、蓋甲には銀蒔絵で月、そしてこの銀色の月にかかった梅花一枝を金蒔絵で意匠しています。

梅の枝のまばらな影が清らかに浅く流れる水の上に横向きに斜めに突き出している。月の沈みかかったほの明かりの中を梅の香りがただよい揺れ動いている。
と詩は解釈できます。(『裏千家今日庵歴代第14巻』より)
お好みのお道具について調べるといろいろ勉強になりますね。
この梅月棗は道場宗廣造。

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バレンタインデーということで

2013-02-14 11:17:15 | あれこれ
バレンタインデーということで
高価なチョコではないけれど。
一応メリーチョコレートです。


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2月 1回目のお稽古

2013-02-09 14:51:50 | 宗恵の茶道教室 Part2
2月一回目のお稽古
3日の先生の御初釜にお招きいただき、2日から5日まで京都へ出かけていました。
お稽古に鶴屋吉信さんの「福ハ内」を求めました。

2月一回目のお稽古


2月一回目のお稽古
昨年お詣りしていただいた吉田神社の枡に入れて。
お稽古は古帛紗を使うお濃茶と絞り茶巾。
裏千家では楽茶碗以外のお茶碗をお濃茶に用いる場合は古帛紗を添えます。

コメント (2)
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