宗恵の「一期一会」

茶道教室の様子を中心に日々感じたことなどあれこれ綴ります。

武家の茶  

2012-01-26 14:57:25 | 宗恵の本棚
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先日、夫が会津のお友達からいただいた図録です。
京都の茶道資料館相国寺承天閣美術館で昨年10月1日から12月4日まで開催されていた展覧会です。行きたいなと思っていた展示ですので、ワクワクしながらページをめくりました。武家の茶ですからお道具に華やかさはありませんが、秀吉から拝領した茶壺や家康から与えられた水指、利休や織部からの手紙など素晴らしい資料が盛りだくさん!
論考も大変興味深く拝見しました。
松井家は足利家・細川家に使えた家柄。正保3年(1646)細川三斎没後明治3年(1870)まで代々八代城代として居城し、細川家筆頭家老を歴任しました。
利休のお点前を一番受け継いでいるといわれる肥後古流を今に伝えています。
そのお点前を一度拝見したいです。

現在熊本県八代市立博物館未来の森ミュージアムで「没後400年記念 企画展示 戦国武将松井康之の軌跡」が開催中。









内田鋼一さんの茶箱  

2012-01-13 07:42:59 | 焼き物
昨日は長岡市にありますぎゃらりい栗本で開催中の「内田鋼一 展」に行きました。

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残念ながら内田鋼一さんはぎっくり腰でお見えになりませんでしたが、4点の茶箱を拝見できました。


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これはわたしが所有している茶箱。6年前に求めました。
今年はこれでお茶会を計画中。
この茶箱の詳細は昔のブログの「内田鋼一さんのお茶箱」の書庫を
ご覧ください。
http://blogs.yahoo.co.jp/soukei0322/folder/1442598.html
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初点式

2012-01-10 15:12:56 | 宗恵の茶の湯日記
初点式編集中

昨日9日は社中の初点式でした。
昨年亡くなった師匠は長年成人の日に初点式をなさっていたので、 わたしもそれに倣いました。

年の初めのお茶会を「初釜」といいますが、裏千家では「初釜」はお家元のみの呼び方で、一般は「初点(はつだて)」というのが正式だそうです。

わたしの社中としての初点は2年目。今回は仕出し屋さんにお弁当を頼みました。市内で茶懐石を勉強なさっている仕出し屋さんをご存知の方、ご一報を!

写真を撮っている暇がなくこれ一枚。あしからず・・・。

初炭の後、食事、お菓子をお出しして中立ち。

お濃茶は丸田宗彦さんの唐津井戸と夫の黒茶碗で重茶碗。
後炭をして薄茶。お着物姿のお弟子さんにお点前をお願いしました。

社中を持って2回めの初点式。
まだまだ模索中です。
今年も楽しくお稽古を続けていきましょう。

蛇足ながら、この水指、裏千家の以前の教本に度々登場してきて「これが欲しい!」と思っていたものを、藤田佳三さんにお願いして作っていただきました。ちょうど龍の文様で初点にぴったり!