宗恵の「一期一会」

茶道教室の様子を中心に日々感じたことなどあれこれ綴ります。

茶の湯しりとり 11 輪補

2009-09-05 00:06:59 | 茶の湯しりとり

Taigen 「手なり」「輪補・りんほ」

茶の湯で用いる掛物の表装の形式のひとつ。
「輪補」または「輪褙・りんはん」といいます。
表装は真・行・草に分けられますが「輪補」は草。
表具の本体を本紙といい
その本紙を囲む中廻しの柱の部分(本紙の両側)を細くしてあるものを
「輪補の表具」といいます。
この表具の形式は特に禅僧の墨蹟に好まれています。
お茶席で拝見するお軸のほとんどが「輪補」で表装されているのでは?

次回は「ほ」です。

明日はいよいよ「茶禅一味の会」のお茶会。お天気も良いようです。