来月4日(金)~6日(日)に新潟市沢海にあります北方文化博物館におきまして第2回 茶禅一味の会 新潟大会が開催されます。多聞さまがトラックバックしてくださいましたので、ご紹介いたします。
昨年、中央大学「五葉会80周年」、千葉大学「禅の会50周年」、早稲田大学「清風会20周年」、首都大学東京「禅の会」、名古屋大学「光明会10周年」、そして「人間禅道場60周年」を記念して、それぞれのゆかりの茶道各流派の有志が集い、古来より言われてきた「茶禅一味」の現成を目指す「茶禅一味の会」を設立し、茶席8席と、縁の先生方の講演による「第1回茶禅一味の会参禅会」が千葉県市川市の人間禅道場において開催されました。
そしてこの度、北方文化博物館館長ご夫妻と先師 芳賀洞然老師(幸四郎・東京教育大学名誉教授)縁の新潟茶道界と秋葉禅道場の皆様のご理解とご支援をいただき、第2回茶禅一味の会 新潟大会を9月4日(金)、5日(土)、6日(日)の三日間に亘り、開催されます。
内容は、
・4日(金)、5日(土)参禅会 秋葉禅道場にて、老師の法話、静坐と参禅
・5日午後4時から 大栄寺にて、熊倉功夫先生の講演会と交流会
・6日(日)茶会 北方文化博物館にて茶席7席(裏千家、石州流怡渓派、石州流清水派、藪内流、上田宗箇流、肥後古流、有楽流)と点心、そして大栄寺にて芳賀徹先生の講演会
となっております。
中大五葉会、千葉大禅の会、早大清風会、名大光明会、首都大禅の会は、坐禅の修行による人間形成を目的として、現役学生とともに多くの卒業生が、今なお人間禅道場をベースにして道友と共に修行を継続して本格の禅に参じています。
また、創立当初より、有楽流の道統を伝える立田英山老大師(人間禅創立者・中央大学予科教授)の立田家をはじめ、良き茶道教授方や芳賀幸四郎(如々庵洞然老師)、西山松之助(蔵雲)、数江教一(瓢鮎子)、古田紹欽、神保博行(淡蘆)先生方の学者文化人の謦咳に接する好縁に恵まれ、坐禅と茶道の実修に取り組んでいます。
わたしは都合により6日のお茶会にのみ参加いたします。今まで体験したことのない流派のお茶席が楽しみです。