野口組の角から南へ、佐久間川はアメリカセンダングサが茂っています。直に、黄色の小さな花がいっぱい見られます。
川の上は、家の戸口に続く小さな橋と自動車の駐車スペースに使われています。
この赤白の手すりのある狭い橋の向こう、路地が抜けられそう、入ってみましょう。
塀の下に平らな貼り紙、「愛犬の糞はかならず後始末してください」って、この路地、抜けられそうです。
真新しいフェンスの中を覗くと、昔がいました。手こぎの井戸ポンプ、使うのはちょっと無理げ…
あっという間に東の通りに出てしまいました。もう路地の続きはないのかな、見回すと、ちょっと先の駐車場の脇…、ありそう、路地が
黄色いカンナの花を抜けると、小さな庭をきれいに作っている家がありました。未舗装の路地は、才川通りまで抜けてるみたい。静かに、お邪魔にならないように、静かに…
ネズミの額ほどの菜園、ナスとオクラ、ちゃんと実ってます。
その先は、黄色のバラ、空き家はないみたい…
使われてないゴミ箱、懐かしいよねコンクリート製、木の蓋にトタン張ってさ。向うに、才川通りが見えてます。
突然、犬に吼えられました。でも、ちゃんと外に飛び出さないようにしてあって、「若宮町二丁目自治会 第二組 組長」の看板がかけられてました。
「ごめんね」と言ったら、吼えるのを止めてくれました。
ほんの100mほどの路地の旅、才川通りに出られました。向こう側の建物、昔は何か商売屋だったみたいです。
才川通りを南へ、『こけし卸 吉田商店』の角を西へ、佐久間川の方へ戻ります。
面白いやね、さすが前橋、『こけし卸』って商いがあるんだよね。
佐久間川に出る手前、このあたりに、戦前、『厩橋劇場』って小屋があったって聞きました。
「100人もはいりゃ立ち見が出たっけね。小さな芝居小屋でさ、旅回りの劇団が来てたんさ。新潟から出稼ぎに来てた女工さんなんか楽しみにしてたいね…」
近くの鰻屋で飲んでたとき、居合わせた地元の爺さまに聞いた話です。若いころは、製糸工場で働いていたって
路地を抜けてひとまわり、佐久間川に戻ってきました。
次回は、東宮七男さんのことを書きます。
『佐久間川』、おヒゲがマイペースでぼちぼち連載してます。
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前橋市文化協会の『ふれあい体験教室・日本舞踊』でお稽古してきたお友だちは、10月26日に前橋市民文化会館で開かれます前橋市民文化祭『日本舞踊』に出演いたします。私、糸駒も『常磐の庭』を舞います。それから、10月19日に前橋臨江閣で開かれます『和のつどい』にも出演いたしますので、よろしくお願い申し上げます。(若柳糸駒)
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